およそ人の人たる所以は礼義なり 第4回 顔色

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次に表情です。動物にも感情があります。哺乳類には人間以外でも顔の表情があります。例えば犬が鼻筋にシワを寄せて牙を剥き出しにしていれば、不快や怒りのサインです。しかし人間ほど表情が豊かな動物は他に類を見ません。表情で様々な情報を伝えることができます。

そして同時に表情から様々な情報を感知する能力も進化させてきました。身だしなみは一回整えればある程度は固定されているのですが、表情はその時々の体調や気分によって変化します。それ故に容体以上に高度なコントロールが必要となります。

例えば仕事が忙しいからと言って眉間にしわを寄せていれば、周りの人からは声をかけ辛い雰囲気になります。感情が表情に出やすい人はよほど気を付けないと、イラっとする度に周りの人を威圧するような表情をしている可能性があります。ニヤニヤしている必要はありませんが、目は穏やかに、口元はやや口角が上がり気味の柔和な表情をデフォルトでキープできているんが理想です。その上で、最も大事なのは笑顔をいつでも出せること。そして契約やお金、相談を受ける時等は真剣な顔。謝罪が必要な時には神妙な表情。これらについてははっきりと使い分けたいところです。

表情の豊かさは私のような中年男性が最も苦手とするところです。鏡の前や車の運転中など、一人の時間を使って表情筋を動かすトレーニングをしないと表情は固くなりやすいと考えておきましょう。

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