食事摂取基準;たんぱく質②目標量

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コラム
前回からだいぶ日にちが経過してしまいました。失礼いたしました。
日本人の食事摂取基準、たんぱく質についてのお話でしたね。

先日記載のエネルギーは「推定平均必要量」しか算出されていませんでしたが、たんぱく質の場合「推定平均必要量」の他に「推奨量」「目標量」、1歳以下の乳児には「目安量」が算出されています。
そのうちここでは「目標量」を記載します。理由は、

●目標量
生活習慣病の発症予防を目的として、特定の集団において、その疾患のリスクが低くなると考えられえる栄養状態が達成できる量。つまり、現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量

と定義されているからです。

ご参考までに、各指標の定義につて最後に記載しておきますが、いまいちピンとこないと思いますので、いつかもう少し具体的にお話できたらと思います。
<参考>
●推定平均必要量
ある対象集団において、属する50%の者が必要量を満たす(同時に
50%の者が必要量を満たさない)と推定される摂取量
●推奨量
ある対象集団において、属するほとんどの者(97~98%)が充足している量
●目安量
特定の集団において、ある一定の栄養状態を維持するのに十分な量
十分な科学的根拠が得られず「推定平均必要量」が算定できない場合に算定


今日は、たんぱく質についてのお話を進めますね。
★たんぱく質の目標量★
18~49歳 13~20%エネルギー
50~64歳 14~20%エネルギー
65~74歳 15~20%エネルギー
75歳以上  15~20%エネルギー

例)
推定エネルギー必要量2000kcal(18~29歳/身体活動レベルⅡ/女性)の場合
たんぱく質1g=4kcalなので、
2000kcal×0.13÷4kcal=65g
2000kcal×0.20÷4kcal=100g
この女性のたんぱく質の目標量は65g~100g/日となります。

これ、結構多いです。
大体でですが、牛モモステーキなら400g、まぐろのお刺身(赤身)なら18切、木綿豆腐の場合1㎏を超えるたんぱく質量です。1食でなく1日分ですが。

ちなみに、ご高齢の方の目標量が多いのは、ご高齢の方ほど、たんぱく質摂取量の不足による筋肉・筋力の低下が直接的に起こりやすいからです。一方で、たんぱく質摂取の反応にして筋たんぱく質合成が誘発される、という研究報告も存在します。
加齢に伴って減少していく筋肉量及び筋力を維持する上で、ご高齢の方は若年及び中年成人に比べてより多くのたんぱく質摂取が必要なのです。

乳幼児期、成長期のお子さんについては、たんぱく質に限らず各種栄養素についてまたの機会にきとんとまとめてお伝えしたいと思います。
まずは、18歳以上の成人及びご高齢の方について一通り記載していきたいと思っています。

次回は脂質について記載予定です。











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