2024年はあっという間に過ぎていき、気がつけば今年も残すところあと10日になりました。
この一年間、私の身近なところで最も大きかった変化は、人工知能(生成AI)の普及です。私も重い腰を上げ、夏頃からChatGPTの有料版を使うようになりました。
優秀な人工知能であっても、やや込み入った数学の問題を解かせると平気でウソの結果を弾き返してくるので未だに信用なりませんが、世の多くの人は人工知能のが概ね正しい回答を投げ返してくるものだと考えているようです。
生成AIが得意なのは言語処理です。これまで英作文の添削は値段が高いネイティブスピーカーに頼るしかなかったのですが、AIに読み込ませると素晴らしい品質で添削してくれます。
「シンギュラリティー」(人工知能が人間の知能・知性を超える状態)が到来するのは2045年だと長らく語られてきました。しかし、ここ数年のAIの学習能力向上は驚異的であり、早くも2025年にはAIが人間の知能を上回ってしまうと主張する研究者もいるようです。
人工知能の発達により、10年前の常識が全く通用しない世の中になっています。今後はAI産業に関連した職業か、あるいはAIが不得意とする専門職かの極端な二択になっていくと私は予想しています。
その意味で、AIが人間の労働に頼らざるを得ない農業や水産業は今後大きく伸びる可能性を秘めていると思うのですが、そのことに気づいている人は本当に少ないようです。第一次産業に限らず、これまで敬遠されてきたような職業・職種は「AIにできない」という視点で見つめ直してみると、思わぬ大きな宝が眠っている可能性があります。