嫌いな人に振り回されないために

記事
コラム
おはようございます。
人事のパパです。

新年度が始まり3ヶ月目、「苦手な人と一緒になってしまった」と憂うつになっている人もいるのではないでしょうか。職場で「苦手」「嫌い」「不快」と感じる人とどのように向き合うかについて書いて行きたいと思います。

まず「相手の言動が気になってしまう」というのは、相手にコミュニケーションの主導権を握られている状態といえます。そうならないためには自分の意思を持って相手とのコミュニケーションの仕方を変える必要があります。

苦手な人から「避けること」は悪いことではない


はっきり言います。避けることは決して悪いことではありません。苦手な人に対して「何とかして良好な関係を築かなければ」と努力している人もいると思います。ただ、ムダな努力をするより、避けて通れるものであれば、そうした方がいいでしょう。

実は、夢や目標を実現している「成功者」というのは、苦手だと思う人とは距離を置いてます。人を嫌ったり憎んだりするのはかなりのパワーを使うんですよね。相手を変えようとしたり、相手に合わせるために自分を変えようとしたりするのは、さらにパワーを要します。『そんなパワーを使うのはムダ』と割り切りって、苦手な人を避けて通ることでコミュニケーションの主導権を握っているんです。

苦手な人と付き合うことにパワーを使い、神経をすり減らすよりも、その分、他の人たちとの関係を深めることに力を注ぐほうが有意義。苦手な人からも学べることはもちろんあるでしょうが、好きな人たちと時間をともにするほうが、その何倍も得るものがあります。

とはいえですよ、自分の意思で相手を避けることができない状況のほうが多いと思います。その場合は、次のような方法を試してみてください。

感情で反応はせず「目的」に集中する


仕事上、苦手な人を避けて通れない。視点を変える努力をしてみても、関係が改善されない。そうした場合は感情を抑えて「まっすぐに目標を目指す」というのが得策です。

仕事においての「本来の目的」を意識してみてください。それは「上司・同僚・取引相手と仲良くすること」ではなく、「ミッションや目標を達成すること」であるはずです。

「その目標を達成するためには」と冷静に状況を観察し、その相手とコミュニケーションを取らなければならない理由は何なのか、どの程度のコミュニケーションが必要なのかを考えてみましょう。

そうすれば、感情に振り回されず、ドライに「目的達成のために必要なこと」として、最小限のコミュニケーションにとどめることができるようになります。

避けるべき人とは距離を置き、しっかり目的に集中することで、適切なエネルギーを消費することができます。結果として周りには応援してくれる人も現れるという好循環につながります。ぜひ意識していただけたら幸いです。

今日も、1人でも多くの人が救われる1日になりますように。

それでは、また。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す