実際に自分でも試してみましたが、結論的に、役割が異なるかなという印象です。つまり、人に対する壁打ちを期待してChatGPTとやると期待はずれですというところです。
逆に、ChatGPTなりの価値、それに尖ったもの、ニッチなもの、ハマったものなら価値は出せるかもしれないなというところです。
ただそれが何かまでは分からずで、そういう方向性かなという認識です。
ChatGPTには空気や身体性はない
いくつか考えたのですが、結論だけいうと、ChatGPTに発話者=質問者ですね、が考えることを読み取ることはできません。当然文脈として提示したり、条件を絞り込むような会話は可能ですから、それを「読み取る」といえば読み取りです。
ここではやや高度だと思いますが、「暑いですね」といって「暑いですね」という会話の確率的な話で返せば間違いながないではないんですよね。
つまり、「暑いですね」といって「かき氷が美味しいですね」とかが欲しいし、もっといえば空気といっているのは「休憩したいのかな、じゃあ休みますか」ということが言えるかどうか。
これはコミュニケーションが苦手な人でも一緒だと思いますが、相手が何を考えているか良くわからない。あえて読まないのもありますが、読めないのもあるわけで。そこを察しないとダメみたいな話でなく、察することは難しいという話でした。
身体性とは、まさに肉体、身体、精神のことです。暑いですねといって「言葉のデジタル的な記号」ではそれだけです。しかし、「暑いですね」といって「クーラーの涼しい中での発言で汗もかいていないのであれば、相手を気遣った言葉」でしかないので、相手が暑がっているわけではない。空気と似ていますが、身体として腕や顔、汗をかくなどのまさに体感がそこにあるかどうかです。ChatGPTはそれはないのは明確ですから、そこを求めてはいけないんですね。
ChatGPTの強みは感情なく何度もやり続けられること
過程は飛ばしますが、結論的に、人間との壁打ちとは違うことは明確でした。私とは違うということです(笑)
その上でChatGPTと壁打ちをすると、何をやるといいかですが、
・ある程度タスクが明確。例えばあるチラシのキャッチコピーを考える
・その生成された回答を色々切り口を変えて出させること。感情もないので何度もできます
・その上で、質問者がそこから判断がある程度出来て参考にできる知見があること
となります。
つまり、ある程度絞られた範囲内の話として、かつ生成を何度もしたいしてもいい、そしてそのアウトプットをそれなりに判断できる場合です。
1つでもずれると、例えば、範囲が明確でないなら、Webのコピーとチラシは違うのでそこは分けてくださいとなります。あと文字のコピーなのか、文章でのコピーかも指示をちゃんとしてくださいって感じです。この範囲を決めないと途端にポンコツと感じるはずです。
2つ目の何度もやってもいい。これは語弊があります。なぜならこれらの生成コストは無料ではないからです。ChatGPTの3.5は無料で使えますがそれはコストがかかっていますよね、というところです。そういう意味では今は判断しづらいのですが、体験期間というところでどうなるか?というわけですよね。ただ明確なのは何度も「他にアイデアないですか?」と言われたら、僕は不機嫌になります。逆に「お客さんが何も考えてないのでは?」と思ってしまうのでそこは僕との壁打ちでやらないでくださいね(笑)
3つ目はこれはChatGPTを使う側の話ですが、そもそも出てきたコピーを判断できないなら使えないです。「あの懐かしい味を思い出せる50年のロマン」みたいなコピーがあるとしてこれなに?とならないかってことです(笑)僕が今適当にかいたのですが、それを判断してどう使えそうかが見えなければやはりそのままは使えません。そしてそのまま使えることは稀ですから、そこで工夫して参考にしてそこからネタにしてふくらませるかって感じが妥当と見ています。
なので、この特性を生かして、何度も何度もやり直させていいものを出させるはありです。ですがその付き合う時間も必要ですから、あとはコストとリターンみたいになっていくと。
間違ってもNGなのは、アウトプットをそのまま貼り付けて私の文章だみたいなことですね。これは再現性もなく、有意義ではないのでやっている人がいれば今すぐやめた方がいいでしょう。