何でも出来るっていうと心強いと思いますか?それとも、何が出来るんですか?ってなりますか?
これ難しいですけど、僕は前者の印象を受けます。何でも出来る人っていないっていうのが肌でわかっているからです。
例えば医者。歯科医に心臓手術を依頼しないけど「医者だから」というまとめてできるでしょと(笑)乱暴ですよね。
弁護士。例えば訴訟でも得意な領域がある、防衛がうまいのか攻めがうまいのか。ビジネス法務とか著作権とかが強いみたいな人が、民間の個人のいざこざに対応できるかって出来ないですよね。全くではなくても。まあそもそもお金にならないからやらないとかって事情はおいておいて。
そうやって解像度が粗いとかまとめちゃうと、プログラマに冷蔵庫直してとか、Webデザイナーに、名刺デザインをお願いしたりとか。別にダメではないんですが、「何でも出来る」って弊害はそういうことになるんだろうなと。
最もこの間違いとかズレが絶対ダメと思っていなく。問題はそうやって言われることで余地があるとかプラスになって思わぬ相談があるとかはありです。ただそれがコストとか断るのが手間、想定のお客さんではないとズレていると。そういう時はやはり修正せざるを得ないという話になります。
「何でも出来る」とやってしまいがちな人
何でも出来ます!といっていなくても、実質そうなっているケースもあります。えーと自戒を込めて書いておきますね(笑)
まず、色々な相談があるとかまたは仕事があるとか、そういう時に、何でもやりますって駆け出しとか経験値が低い時のみなんですよね。または意図してそうする場合です。経験値が低いから経験を積みたい。これは良いと思っていて、ではどれくらい経験を積むかまたはその経験が役立てるかというところですよね。それは個々で精査しなくちゃいけないと。
次に、意図的にやるというのは、あえて新ジャンルを開拓とかはそういう経験値が低くなるのでまあそうなると。そこで何でもその領域ならやりますとかならありではないかって話です。
では、ここで象徴的な何でも出来るは、おそらくですが「仕事を全部やる」人です。仕事を断らないが良いかどうかは人次第です。関係性が限定されていてかつ良好ならどんなこともやるはありでしょう。しかし明らかに意図と異なるとか、違う経験を求められてもそれは事故になるだけですよね。
これは正解がないんですが、「何でもやる」と思っている人は「断らない」んですね。それが良さそうかはおいておいて、一旦判断を保留してもらって、何でもやるということ=断らない=選ばないという形になるので、選べる感覚や選ぶ感覚も劣ってくることになります。嗅覚が落ちるというか。
何でもやることで経験値をある程度積んだらやはり、そこから何でもやらない。決めてやることが求められるのではないかと感じたわけです。
これ出来るということから突き抜ける
何でも出来るがオープン型の戦略としましょう。色々出来るから間口を広げて使ってね。これもありです。別に絶対ダメではないので。でもこれはこれでデメリットがあると。そうです。何をやれる人か分からなくなるです。
新規で色々な人に声をかけてもらうには、やはり覚えてもらう何かが必要です。何かどこかにあるような、どこでもあるような、どこにでもいるようなだとどうですか?印象に残らないですよね。だから奇抜な格好をしろとかってことではないです。ただその工夫をどうやれるかが鍵となります。
それは見せ方でもコミュニケーションでも、どうやるかが全て一挙手一投足が対象となります。最もそれが嫌がられる何かとなることもあったり、個性や裏目に出ることはあるのでそこはリスク・リターンでやるしかないですよね。
そういう意味で何か出来ることが固まったりある程度落ち着いてきたらそれを磨くフェーズになると思います。そうやって磨いていくときの心理として、「絞り込んだり固めると広がらないのでは?」という不安です。これはとても分かるのですが多くの場合、その「固めた」ものでさえ印象に残らないことが多くそこで終わりがちです。
オープン型でいくと何でも得られそうですが、別にそういうことでなくあらゆる人と競争をしていてとくに覚えられるとかはないと。絞り込み型でいくとそこで覚えられるかもしれないが、広がらないのでは?ということですよね。どちらもありそうですが、市井の人であれば普通にやって何かがうまくいくことってなかなかなくて、どこか一点なり何かで磨くしかないんだと感じています。
少しまとめると、
・最初は誰でもオープン型で経験値を増やすために探索。何でもやる。
・次にある程度見えてくるので決めて絞り込み型で磨き込む。集中する。
・最後に、絞り込み→違う展開ができて広がる。
みたいな話です。
じゃあ自分はどうなのか?
最後は、つまり僕でいえばまあそこまで事例化出来るほどではないんですが、それを書いて締めてみます。
僕は、まず色々な仕事をやってみるとして始めたんですね。そして、ロゴ作成から文章作成、企画相談、ITサポートとかリサーチとか。そういうのをやっていって、需要もですが自分が継続したりやり続けられることってあるのかということですね。
ちなみに僕は性質としてなんですが、これらに強いコダワリがあるというのでなく、お客さんに喜んでもらえれば嬉しいと感じるんですよ。当然仕事なのでお金はもらうのですが、別にそこはクリエイターあるある?ではないですが、お金を取りづらいとかもなく。とはいえお金お金したいわけでもなく。多分これってクリエイターでも誰でもそういうあるべき姿何じゃないかと思ってます。
そこで、ある種なんでもではないですが色々できる!っていってたんですね。つまりオープン型ですね。
ですが、これでやっていると、色々ともっさりしてきます。つまり、ロゴ作成楽しいけどなんかこれ違うなとか、自分がやるより巧い人はたくさんいるし。自分がやる意味とか、これもっとやりたいと思うのかな?という自問自答やお客さんとのやり取りが出てくると。あとはうまくなりたいでなく、充足してしまうとかもありますよね。「あーこれくらい出来たらもういいかな」っていうやつです。先が見えたというか(それほどロゴがうまいわけでなくてですよ)、自分の中で見えちゃったらもうやらないですよね?という感じがあったり。
ここは人によって違うと思います。そうやって僕の中で文章作成もこうやって書くのは好きですからありだと思ったんですよ。業務委託でPR記事とかそういう記事作成もやったり。でも嫌いではないけど、指導とか添削とかってなると、ごりごりライターですっていうほどでもないなと。そこまでこだわったり、仕事化してやりたいなって思える感じでもなかった。別に書けっていわれたら書くんですけど、そういうのないですね(笑)それはともかくそうやって色々削ぎ落としていったわけですね。
ITサポートとかプログラミングもやっていました。Wordpressの設定ではないですがサポートとかも。もっとざっくばらんにサポートとして手伝うとかもですよね。でもこれは単価も低くなって高くできるかというと結構きつくて、戦略が求められるだけですけど、そういう場合も「じゃあどうしたらいいか」でアイデアを出したり考えていかなくちゃいけないんですよね。そうなると、得意ではあるんだけど、やりたいかというところで一旦保留となりました。元々プログラマをやっていたので、別に得意で仕事はできるけど、その時も思ったのは僕でなくていいとか、別にそれをやり続けたいかというと違うなと。ただ、自動化とかですね、色々効率化するのは好きですよ。このあたりの感覚はなかなか伝わりづらいかもですね。
要するに仕事としてやれるとか、その微妙な感覚ってやって言って分かる事が多いので、あまり妄想とか構想しても結構微妙で。やってみてフィードバックしてどうかを修正するほうがいいですね。構想とか妄想はいいんですよ、掲げてて。ただそれを実践してみてズレがどうかを見るのが大事ってことですね。
そうやって注ぎ落としていったら、今はアイデア出しとかリサーチとかになったというわけです。意図して狙っていたわけではない。まさに絞り込んだというわけです。
僕の中では絞り込んで成功している!とかは全くないので、ではこの絞り込みをさらに磨いていくので、今は磨くフェーズです。この磨き込みによっては、うまくいかないと空振りですし、うまくいくとその仕事がより出来て、そして最後に示したそこから次の展開というのが出てくるわけです。
それが先に削ぎ落としたものでもいいと思っていて、それをずっとやるわけでもないですからね、今の段階で。例えばアイデア出しを知見とまとめて売る、いわゆる文章化とかノウハウ化ですね。これはまあ少しずつやっていますが、まだまだですよね。こういうところでスキルややったことが生きるので全然苦にならないというか楽しいところですよね。
しゃべりというのも意識としてチャネルをもってやっています。そこで結局ですが違う手段や伝え方もあれば、短期的には結果はでなくても中長期で生きるという見立てでやっています。投資感覚ですよね。何か得られればラッキーというか。実際にコストかからないことが多いですからね。時間はかかりますのでそこもリスク・リターンを見てですけどね。
少なくともですが、オープン型をずっとやることはしんどくて続けられないんですね。なので切り替えて絞り込み型となると。そこで当然世の中のニーズや需要や依頼とかどう関わりや営業を出来るとかもありますよね、フリーランス的にいえば。そのうまさとかもあるんですが、磨いていって下手になることはないと思っていて少しずつうまくなっていくだけ、という感覚です。
当然この絞り込みで磨き込みで集中していってどうなるかは僕にも分かりません(笑)おそらく磨き込みが成功して、冒頭に戻せば「アイデア出しなら私」というような何か印象や信頼が生まれていてそこから何か話があったりというところになると。当然そういう依頼や話もあったりするのでこれは夢とかでなく、そうやっていくのをもっと積んでいくって話ですね。
そのあたりの成功というかうまくいく感覚こそ、かなり感覚的で定量的にいえないところではないかと思います。ある種自信でもありますが、自信ってただ漠然とやれるだけでなくてやってきたこともありますからね。あとやりたいとかも大事ですしね。
磨き込んで集中していって覚えられるようにしていって。そこである程度認知を作ってどうか。僕自身の戦略でもありますが、それがどれくらいかかるかは分かりませんが、ここでどれだけ粘れるかが鍵となりそうです。
あなたも経験に応じて、オープン型か絞り込み型か、それとも展開型か。これはどれかということでなく、多くの人は成長理論ではないですがそうやって成長していくんじゃないかと。学習も概ね、やる→失敗→フィードバック→最初よりうまくなる、の積み重ねだったと思うのでこの繰り返しかなと思います。
当然このあたりの壁打ちも出来る範囲でやれるかもなので、気になればご相談くださいね。