アイデアが生まれるかは確率的に考える

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ビジネス・マーケティング
これは前も言っているのですが再度というところで。

ある記事でその話が出たのでまた考えをまとめてみたいと思います。

色々やって最後は数から生まれるかどうか

ここでもアイデアは、インプット→思考→アウトプットということを何度も書いてきました。初めての方はまた以下の記事を読んでみてください。
それで色々と試行錯誤して、アイデアらしきものですよね、それを出すと。で、それがうまくいくか、うまく現実に適用できるか?ってことですよね。それがまあほとんどうまく行かないんですよ。僕が言うのが信頼できるかはおいておいて、まあ結構やっても率が上がるとかってあまりないと。

でも逆にいえば全部失敗とかで終わることもないんですよ。これは救いだと思えませんか?逆にですよ。

つまりやれば、何かしら手応えはある。大きな成功みたいなものを狙う人は多分この思考はしんどいんでしょうけど、積んでいけばそのうちあたる「はず」というわけです。

では確率は?僕のコンペ当選率は昔は3割くらいはあった気がしますが、実質というか実践では1割もあればいいんじゃないかって感じです。コンペがなので、契約してアイデアサポートとかだとコンペとかではないので別世界ですよね。一般入試と推薦入試くらい違うというか(笑)

そういう意味で、確率的に考えられると、数の話がしやすいです。量をやっていますか?ということですね。量が足りないなら量を増やすしかなくて、その上でやっているなら次の段階で質となります。多くの人は量で止まる気がします。僕も自戒を込めて言ってますよ!

量をあとは定点チェックするだけ

なんとかする「だけ」というのは色々と思惑があるので、僕も簡単に言っていますが、あなたが簡単にできるとは思っていません。とくに初学者であればそれはできない。なんでもそうですよね。

確率的に考えられるマインドセット自体もいきなり生まれません。なので試行錯誤しかなくて、その上でじゃあ量もある程度やってきたと。そうやって、「あーこれは量が足りないな」といって、「数をこなすと」そのうち当たるようになると。それが成功体験に近い、成功サイクルですね。そうなったらあとは量を増やしていけばいいって話です。

ここで勝手にやって勝手に振り返りが出来れば良いのですが、勝手に出来ることってなかなかないんですよね。だから、意識的に振り返る、例えば1ヶ月に1回とか、自分がペースとしてある程度動いたぞとかある程度やったぞというデータがある日にちを自分で作る必要があります。

僕は毎日記録しているのですが、データとしては1ヶ月単位でトータルを見て月単位では見ています。調子が悪いとかもあるし、体調を崩したり、色々と予定が入ると動けないときもあるのでバッファを込めて。

確率と運は結構違う

ここで確率だから1割だからということで、10個何かやれば1個当たるみたいな話になるとおもいます。ですが、これは結果論や結果の話であるんですね。だから、これからやる仕事とかテーマで「9個考えたから、あと1個考えると多分いける!」なんてことはないんですよ。これはかなり大事ですが、誤解される方もいるかもと思いまして。

実際は、9個→10個→15個→20個でやっと1個それっぽいものが出てくるかもしれないんですね。つまり、平均1割であって、毎回のアイデア出しがそれでその確率で「ピタっと」決まるって話ではないんですよ。これは平均とか確率でも毎回を保証するわけではないってことで。逆にいえば5個で1個あたりがでるかもしれないですよね。そうすると、
・5個で1個
・20個で1個
となると、この2ケースで10個で1個くらいはあたりが出るかもなってことにはなると思うので、正確には12.5個で1個ですけど、このあたりは遊びの数値として参考程度に。

これは運ですか?ということもツッコミとしてありそうです。ですが、運とは偶然であって意図性がないんですね。ここで、アイデアを準備して考えるとかは明らかに意図がありかつ準備をしていると。あとここでは「確率的」の話だけですが、試行錯誤といっているのはインプットをして考えてというところをやって知見を体験を経験を色々やってストックしないといけないですよね。だからそれがなければ紐づかないので、アイデアはひらめかないはずです。

よって、色々やってあとは量として確率的に動くとあまり一喜一憂せずいけるかもなあというところです。最終的にこういう確率論にバランスするというか、着地するみたいに思っています。

これはアイデア出しでなく、起業で事業が安定するとか、経営がうまくいくとか、お客さんが取れるとか、色々なこともこのバランスなんじゃないかなと思っています。

一旦これくらいで、確率的に考える思考が分かる人は結構アイデアを出している人かなと思います。良くわからない人は数や量を積むで問題ないかなと思います。次書くか分かりませんが、水面下のインプット、つまり先の試行錯誤を色々やることでどうなるかという関連性などまた考えていきたいと思います。

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