アイデアはどう生まれるか【インプット編】

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ビジネス・マーケティング
先回の話は、偶発性の機会を作るとアイデアは生まれやすいという話でした。これはある種本質的な話なので、もっとノウハウ寄りのことを少し書いてみます。
ご参考までに先回記事は以下からどうぞ。
今回は、アイデアの出し方とか生み出し方として、そのインプット編です。

アイデアは3段階で生まれる

アイデアの生まれ方は3段階で説明できます。別に4でも5でもいいのですが、分かりやすくするために3としました。

その流れとしては、
1.色々な情報を取り込んでいく、整理する(インプット)
2.得られた情報から思考する(思考)
3.ひらめいたアイデアを書く(アウトプット)
です。

細かい話は色々あるのですが、それは後で書きます。忘れいてたら突っ込んでください(笑)

今回は上の1です。インプットということですね。

アイデアを生み出すにはインプットする

インプットはわりと言われている言葉なのでご存知の方、やっているよという人も多いと思います。インプットしている「だけ」ではもちろんアイデアはでないので、あくまで上の3段階を繰り返すということで、癖にするしかないですね。ここは手抜けないです。

インプットの説明は、
色々な情報を取り込む、整理とすると書きました。

情報というと、ニュースとか事件とか何か出来事、人の話とか、初めて知った言葉とか様々です。情報という言葉で特定のものを「思い浮かべる」人がいるかもしれませんが、特定しないほうがいいです

もっといえば、ここでは「情報」とは、抽象的なものです。
例えば、アイデアを生み出すために、
・新聞を読む
・お隣さんと挨拶する
・最近掲示されたポスターを眺める
・ケーキの待ち時間にお客さんや店員さんの行動を眺めてみる
・散歩して鳥の鳴き声を聞き分けてみる
これらはあなたが日常生活する中での行動全てともいえるし、そもそも人は様々な「刺激」を多く浴びているんですね。

ここで「インプット」らしきもの、誰かが言う「インプット」らしきものは一旦バイアスがあるといけないので外してもらっていいです。例えば「ビジネス書を読む」は、如何にもなインプットですね。それが悪いとは全く思いませんがそれだけが「インプット」と思っていると結構ハマっているので注意してみてください。

上のインプット、もっといえば日常生活において「刺激」があった些細なものから全てを僕はインプットと言っています。

そして、それらの整理とは、ここは順番通りでなくなるので一旦許して欲しいのですが、「考えるべきテーマ」があったり、「意識として気になるな」というものがあれば「そういうものを拾ってくる」はずなんですね。これは脳の機能なので、著しく脳の障害があるとかでないならば、出来るはずです。

例えば「暖房費など光熱費の値上がり」という話がありますが、それについて聞いてから「普段見てない電気料金の明細票を見たらすごく高く感じた」みたいな経験はないでしょうか?

値上がりをというニュースを聞いてないならそこまで「明細票」を見なかったかもしれないし、気にしないかもしれません。これはコントロールできませんが、そういう心の動き、脳の動きといっていいですが普通にあるわけです。

こういう動きをアイデアのために刺激を得ていき、整理していく。

それがまさにインプットという行動、フェーズといえるわけです。

インプットも奥が深い

まだまだ書きたいことはあるのですが、インプットはひとまず何か見たり聴いたり、刺激を得ることだと。そしてあとは整理するというのが大事ですが、実際に「見ている」瞬間は整理してなくて、脳と環境(見ているものですね)と相互作用で色々起きているはずです。

ですから、一方的にコントロールして順に綺麗にアイデアは出るとか、インプットもそうですが、出来ているわけではないと。そこだけ押さえておけばいいのかなと考えています。

次は、実際にアイデアを考えるという思考フェーズについて考えてみます。
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