「もう一度、山本由伸。でも奇跡じゃなかった 」

「もう一度、山本由伸。でも奇跡じゃなかった 」

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ども~、皆さん元気い~~!

「さぁ、もっと幸せに!」が、このブログのテーマです。

半月ほど前のブログでドジャースの山本由伸投手のことを書かせてもらいました。「山本由伸の奇跡」と題して。

日本人野球選手の中でも大きいとは言えないカラダでなぜこんなにも活躍ができるのか、気になっていたらこんな本があったので早速、読みました。

 山本由伸 常識を変える投球術
 (新潮新書 中島大輔著 2023.2初版)

中学生の頃、地元(岡山県備前市)の野球チームでは二塁手だったそうで、時々マウンドに立つけれど、やっぱり野手なのでバッターからすると打ちやすい球だったらしいです。

でも中3の時、二塁手兼投手で全国大会に出場しています。

高校は野球に専念するために、親元離れて宮崎県の都城高校に入学します。

そして1年秋から本格的に投手としての練習を始めると県の新人野球大会決勝でノーヒットノーランを達成します。

その後、最高151km/hを出すなど九州ではかなり名前が知られるようになりますが、肘の故障などがあり、甲子園に行くことはありませんでした。

しかし、ドラフト4位でオリックスに入団します。当時の担当スカウト山口和男は見抜いていました。4位ではあるもののその素質に惚れ、山本の入団のため、かなり球団を説得したそうです。

そしてオリックス入団後、あのワールドシリーズにも随行していた矢田トレーナーとの出会いがありました。

矢田トレーナーは、大阪鶴橋(関西の人なら知ってる焼肉で有名な)の矢田接骨院の代表です。かなり変わった人です。ホームページを開けると「いちげんさんお断り」としっかり書いてあります。

矢田トレーナー「世の中、運と縁でできている。運に選んでもらう生き方がある。縁を呼び込んでくるのも生き方もある」と言われています。

ちょっと僕にはよくわからない。著者の中島氏でさえ、ところどころに理解が難しいと述べています。

「自分の体を知ること」が大切で、それがブリッジ、倒立、前転後転、サイドステップなどのトレーニング(BCエクササイズ)につながっているらしい。ウェイトトレーニングは一切やらない。とにかく変わってる!

そんな人(矢田トレーナー)を信じることができたことが、今の山本由伸につながっているんです。

プロ野球入団後の新人にとっては、キャンプ入りする前の1月末までをどう使うかがその後の成長を左右します。

山本はプロ入り1年目から、午前中3時間はBCエクササイズだけをやり、午後もずっとランニング、やり投げ、ハンマー投げ、遠投を中心に地道に鍛錬していたそうです。

著者の中島氏は「投手4冠と沢村賞を2年連続でとっても同じことをやっている。その継続力と信念がすごい」と言っています。

山本由伸本人は、『積み重ねです』とフフと笑いながらはぐらかしたそうです。

矢田トレーナーのもう一人の門下生である筒香選手(現DeNA)は、「山本は自分と同じ血液型ABなので不安に弱いんです。だから安心できることをやりたいんです」と、自分と同じだと強調しています。

それでも矢田トレーナーは、入団2年目のキャンプに送り出す時は「不安しかなかった」と語っています。

「世の中には、陰と陽、上と下、右と左、すべてはその相互作用から成り立っている。しかしひとつの世界に閉じこもっているとどうしても片方しか見えなくなる」と、信じることと裏腹にそんな心配もしていたと言うのです。まさに親心です。

山本は「僕は運しか持っていないです」とよく口にするらしいですが、矢田トレーナーはそれを聞くたびに「運に選んでもらえるだけの努力を重ねている」と感じていたそうです。

山本がなぜ矢田トレーナーに師事するか?それは高校時代の肘の故障、入団後もたびたび肘に張りが出て戦線離脱するという経験が大きいと思います。フルシーズン投げられる体になっていないという自覚があるのです。

山本は「自分の軸をつくる」これを一番に考えました。

だから球団から投げ方を矯正するよう圧力があってもブレることはなかったのです。ただ矢田トレーナーにはいつも相談し、その都度納得して帰っていたそうです。

いろいろなことを言われても、完全否定をせずに自分で見極められる自分の考え方の“基準”を築き上げました。

そして山本は、「自分が40歳になっても自分が動けている姿を見せることが、自分のやってきたことの証明になる」と語っています。

それが肘への負担が大きい球種“スライダー”をほとんど投げない今のスタイルにもつながっています。

「カラダ全体で投げれば、ストレートも変化球も同じ。」と山本は言います。「ほー(すごい)」です。

今はスマホやSNSですぐに答えを見つけることのできる時代。でも山本は簡単に出る答えには飛びつきません。

「これから野球を心底、楽しんでプレーしたい。チームの勝敗を背負ってマウンドに登り、必死に挑んでくる打者との真剣勝負。厳しさの中の楽しさ。童心。」と山本は言います。

そういえば、ワールドシリーズ第7戦終了直後のインタビューで、「野球少年に戻ったような…」、「気付いたらマウンドにいて…」と話していたのを思い出します。

この本が出版されたのが2023年2月。それから約2年半後、山本由伸はワールドシリーズMVPを取ってしまいました。

もう「すごい!」としか言いようがありません。でも“奇跡”ではなかった。


これからも「四柱推命」を活用しながら、皆さんの幸せのお役に立ちたいと思っています。

次回以降も、キンおじさんのブログ、よろしくね~~。
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