ども~、皆さん元気い~~!
「さぁ、もっと幸せに!」が、このブログのテーマです。
昨日、テレビで『THE SECOND~漫才トーナメント』の決勝大会を、途中から見ました。
見られた人も多いのでは?
たまたまチャンネルを替えたら、ファイナリスト8組の最後の組合せで「超新塾」vs.「囲碁将棋」の漫才が始まるところでした。
この2組の芸人さんたちのことは全く知りませんでしたが、とにかく漫才のレベルが高い。
「これは何だ!結構凄い」と思っていたら、司会の東野幸治が「この大会は結成16年以上のコンビによる新しいお笑い賞金レース」と言うではないですか!
なるほど! だからおもしろいし、うまい。
「実力や才能はあっても、出場できる賞レースがなく、ブレイクのきっかけがない漫才師たちに“セカンドチャンス”をつかんでほしい」という思いから、『THE SECOND』という大会名になったそうです。
総合司会?、お目付け役?に、松本人志アンバサダーが鎮座していました。
徐々に準決勝トーナメントに残ったコンビや敗退したコンビがわかってきます。
“スピードワゴン”、“テンダラー”、“三四郎” うん??「この人たちは、もう結構売れてるやん」って思いました。
その中、準決勝で強敵“囲碁将棋”との闘いとなったのが、“ギャロップ”でした。
二組の漫才が終わりました。
100人の会場審査員の合計点が、なんと284点という高得点で同点となりました。事前に決まっていたルールで最高評価の3点をつけた審査員数が多い“ギャロップ”が、際どく準決勝を勝ち抜きました。
同点で勝ち上がったのは、まさに「運」です。
その後の決勝は、「運」を味方につけた“マシンガンズ”に大差をつけ、あっさり“ギャロップ”が優勝しました。
“ギャロップ”というコンビは知っていました。2004年結成(結成後19年)とのことですが、今でもそんなには売れていないはずです。
なぜ知っているかと言うと、関西テレビの競馬予想番組「うまんちゅ」と言う土曜日深夜の番組に、コンビの一人、林健(はやしけん)が出ているからです。
キンおじさんは、この競馬予想番組の長年のファンでございます。
この番組では売れない芸人が、しばらく出演しては、また新しい芸人に変わっていきます。
“ギャロップ”「林」も、最初は準レギュラーで出演していました。もう10年以上前のことだったかと思います(記憶はあいまい)。
しかし「林」は、番組の名物企画「1万円馬券生活」もうまくいかず、穴ばかりを狙うため的中がほとんどなく、準レギュラーの座が危うくなっていきます。
番組の中で、「林」の実生活が放送されたことがありました。貧しいだけでなく、芸人として生き伸びていくことの厳しさを感じたのを覚えています。
何度も、準レギュラーに残れるチャンスがあったにもかかわらず、あまりに馬券が当たらないので、とうとう「うまんちゅ」から外されてしまいます。悲哀を漂わせながら。
その後何年か経って、準レギュラーではないものの、「見習い」として番組に復帰します。そして現在も「見習い」で出演中です。
昨夜、『THE SECOND』の放送終了後に、「うまんちゅ」の放送がありました。
事前に収録されていましたが、「ギャロップ、THE SECOND 優勝おめでとう!」のテロップが入りました。
「うまんちゅ」の番組やメンバー達の気持ちが、「見習い」の「林」に、何かをせずにいられなかったのでしょう。
『THE SECOND』優勝賞金は、なんと1,000万円です。
相方の「毛利大亮」と山分けしたとして、1人500万円です。
『コンビ結成19年で花開く』
こんなことが、お笑い芸人の世界ではあるのですね!
”ギャロップ”「林」は、競馬予想番組「うまんちゅ」では外れてばかりでしたが、自分自身の人生に大穴馬券を的中させました。
(実力があるので、大穴は失礼ですけどね)
「林」45歳、「毛利」41歳。
二人ともこれまでお笑いの世界では、日陰を歩いてきたと思います。
同期や若い芸人たちが、どんどん自分たちを追い越していく中、売れない芸人を続けてきました。
最近では多少、売れてきていたのでしょうが、“ギャロップ”結成後19年、お笑い芸人としては二人とも20年以上も、よく芸人を続けてこられたものです。
この優勝をきっかけにたくさん仕事が入ってくることでしょう。
今後、どんな番組に出たいかを聞かれると、「漫才の番組!」と即答していました。
そして「(番組に)ひと通り出たら、劇場で70歳くらいまで漫才やりたい」と答えます。
“ギャロップ”の二人は、漫才が心の底から好きなんですね。
貧しくても、突然大金が手に入っても、好きな漫才をやって、人生、行けるところまで行きたいということですよね。
なんて幸せなんでしょう!
ちなみに、コンビ名の“ギャロップ”は、競馬や馬術の用語で「襲歩(しゅうほ)」、“全力疾走”という意味だそうです。
競馬好きの“ギャロップ”「林」が命名したそうですが、今までは名前負けしていたかもしれませんね。
これからの“ギャロップ”にますます期待です。
『おめでとう!ギャロップ!』
これからも「四柱推命」を活用しながら、「幸せへのアドバイス」で皆さんのお役に立ちたいと思っています。
次回以降も、キンおじさんのブログ、よろしくね~~。