ナルシストと言う勿れ!自分で自分を褒めるのはどんどんやろうという話

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こんにちは、ほうりです。

マインドコーチングの存在を知り、実践し続けてもうすぐ1年。

おおよそ40年持ち続けてきた常識や理想がいい意味で木っ端微塵になり、それらを手放し新たな自分に必要な価値観が持てるようになってきました。

そんな中で最近とみに、自分自身を褒める=ナルシストという考えが蔓延していることに違和感を覚えています。

ナルシストとは諸説ありますが、神の怒りに触れて自分しか愛せなくなり最後には命を落とすというギリシャ神話のナルキッソスが由来になっています。

そして多くの人は、自分で自分を褒めたり認めたりすることを、ナルシストの一言で片づけてしまいがちです。

私自身も自分で自分を褒めるのはナルシストっぽくてちょっとなー…と思っていました。

でも、マインドコーチングを学んでいくうちにその考えは徐々に改まっていきました。

自分が自分を愛するなんてことは至極当然ですし、ナルシストの一言で切り捨てられる筋合いなんかないっていうことです。

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自分で自分を褒めることの何が悪いの?

自分で自分を褒めたり認めたりするのは、マインドコーチング的に考えれば喜ばしいことです。

何故なら、自分の良いところや悪いところも一度意識に上げて認めた上で、自分の得意な部分や長所を見つけ出し、それを伸ばしていき理想のゴールに”戻る”足がかりにしているから。

そして自分自身を認めて褒めることで、エフィカシー(自己肯定感)を高め、それに見合った質の高いセルフトークに変わり、結果、生きやすさは格段に上がります。

これはナルシストの一言で切り捨てていいようなことではありません。

真の意味で自分軸で生きるため、自分が自分の味方であり、自分自身を褒めて認めることが、これからの時代を生き抜く燃料になります。

他人は自分の思うようには動かないから、自分が他人の思うように動くしかない


そもそも自分以外の人間である他人は、自分の思い通りにならないほうが自然です。

他人から認められたいという承認欲求や、他人軸で生きていれば、自分の本音ややりたいことを押さえつけて、使い勝手のいい人間、都合のいい人間を演じるしかなくなります。

そして他人に褒められない、認められない現状に陥った時、『自分は何も価値がないのだ』という精神的ストレスがかかり、病んだり鬱になってしまうのです。

しかも他人と築いていく人間関係なんて、環境が変わればあっという間に変わります。

転職すれば今までの仕事での人間関係はリセットされます。

ぶっちゃけ言えば沼ジャンルが変われば、元居たジャンルの人間関係も希薄になることだってしょっちゅうあります。

そんな不確かな関係性の中にいる他人のために、自分を欺き続けて他人にとって都合のいい人間になろうとする方が、よっぽど不毛で不健全です。

そんな無駄な努力をするよりも、さくっと自分自身を認めて褒めて労わって慈しみ愛する時間に回した方がよほど実りのある時間を過ごせます。

自分自身を褒めて認めて労わる方法

自分で自分を認めて褒めて労わって慈しみ愛する時間というのは、具体的に言えば、理想のゴールの自分を徹底的に想像しリアリティを持たせることです。

そうすると現状と理想とのあまりの溝にギャップを覚えた脳みそが、それらをどうにかしようとモチベーションを働かせます。

結果、ゴールに”戻る”ために今まで見えなかった情報や知識が、理想のゴール軸を置いたおかげでスコトーマ(心的盲点)が外れ、勝手にどうにかしてくれます。

もしもゴール側の自分に”戻る”のに行き詰った際は、『なぜゴールの自分を信じられないのか?』というひたすら自分を掘り下げていく作業に没頭していきます。

そうすることで自分が本当に望むゴールを知ったり、思いもよらなかった本音があぶり出されることで、セルフトークを修正したりと、自分自身をアップデートできます。

そしてこれらの行動を起こせる自分に対し、ひたすら誉める言葉をかけ続けることです。

そうすると、無意識の部分に「行動できる自分はすごい」「きちんと掘り返せる自分はすごい」「反省できる自分は偉い」「とにかく自分はすごい」というセルフトークが積み重なり、自己肯定感が高まっていき、生きづらさは格段に減っていきます。

自分自身を否定したり、自分の中にある臭い物に蓋をしないこと

大事なのは、「自分は何も悪くない!全部全部相手が悪い!!」で完結させないこと。

たとえ相手が悪かったとしても「そうだね、あれは怒って当然だし悲しかったよね。でもそれを許せた自分は偉いからもう手放してもいいんだよ」という風に、自分を慈しむことです。

そうすることで長年持っていた蟠りや悩みを手放して、新たに自分のやりたいことを開いたメモリーの中に入り込ませることができます。

間違っても「そんなことでがたがた抜かす自分はなんて心が狭いの」なんて言う風に責めないでください。

それは相手をどうしても許せないという自分自身の心を偽った挙句に本音を押し殺し、自身の脳のクオリティを下げてしまいます。

結論:自分自身を褒めて労わることはナルシストでも何でもない

何度も言いますが、自分自身を褒めて認めて労わって慈しむことは別にナルシストでも何でもないんですよ。

私的に言えば、二次創作の作品を懸命に書いても感想が一切来なくて落ち込んだ時期がありました。

マイナーなジャンルだということを差し引いても、感想を貰っている人がいるのに何で私だけ…とそのジャンルの人…つまり他人と比較して落ち込んでいました。

他人から感想が来ないっていうことは、私の作品には何にも価値がない、だったらもう書くのは無駄だし止めてしまおうという負のループに陥り、正直めちゃくちゃ荒んだし病みました。

このとき、マインドコーチングを知っていれば、何の衒いもなくめちゃくちゃ自分の作品を読み、自分自身に感想を送り、自己肯定感をがっつり高めて、さらに自分が読みたくて納得のいく話を書いていくという理想のループを築けたと断言します。

言ってみれば自分軸で二次創作と向き合えるようになったということです。
このことについてはこちらの記事で詳しく書いています。


趣味である二次創作でもそういった状態に陥るのですから、生き抜いていくためには自分で自分を褒めることはナルシストでも何でもない、立派な生存戦略です。

そしてその生存戦略を知らないで、他人の顔色や評価を伺って生きていくと、確実に息切れを起こして潰れてしまいます。

なので生きづらさ感じているそこのあなた!

自分で自分を褒めることにためらいを持たないで、今日からガンガン自分を認めて褒めてあげてください。

できて当たり前なんかじゃない。

それができることは、かけがえのないことだしすごいことだし尊ぶべきこと。

だからあなたはすごいし偉い!

自分で自分を褒めることにブレーキなんか掛けないで、堂々と認めて労わって褒めてあげましょう!!


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ではまた。


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