自分軸で考えるようになってから、同人活動を本当の意味で楽しめるようになった話

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こんにちは、ほうりです。

同人活動を続けてきて今年でめでたく28年目になりましたが、昨年の夏ごろからつい最近まで、二次創作をする気が失せていました。

この1年間で私は体重を20㎏以上落としたのですが、とにかくウォーキングの時間に当てたかったので、同人活動まで手が回る余裕がないのだとそう最近まで思いこんでいました。

しかし、セルフコーチングを始めて1年以上経過し、自分軸の考えが何よりも大事だと知った今、改めて自分を掘り下げていったところ、私の同人活動はどこかで他人軸なところがあり、それが歯止めをかけていたのだと気が付きました。

どうしても他人の存在を意識しやすいのが同人活動

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これはあくまでも私の考えなのですが、同人活動ってどうしても他人軸になってしまう部分があると思います。

・こんなに深みのある凄い話を書ける人がいる
・こんなに時代考証を調べて、しかも人に読ませる文章に仕立てている
・きちんとキャラの心理描写と情景描写が両立してて引き込まれる

等々、それに比べて自分なんて…と落ち込みやすい環境であることは、身をもって実感してきました。

そのため、いくら自分の自由に書いてもいいのが二次創作だと分かっていても、周りに才能豊かな作品があれば、それをどうしても意識せざるを得なくなり、『どうせ私が書く物はゴミでしかない』という自己嫌悪とは切っても切り離せません。

そういった自己嫌悪の解消方法は、私は自身のサイトの日記に思いっきり愚痴ったり、ツイッターでわたしもうだめツイートをしたりしていました。

心優しい訪問者やフォロワーさんは慰めてくれますが、正直それは一時的なものですし、何よりも他人様の優しさに甘えていると自覚しているので、さらなる自己嫌悪に陥りやすいのです。

だって、本来の自分は『周りの凄さに圧倒されて自分の書く物は須らくゴミだ』というふうに脳が判断しちゃってるんですから。

加えて、他人からヨシヨシされないと自分の作品には価値がないという設定もスペシャルコラボで付随しているので、そりゃ一時的な慰めにしかなりませんよ。

なので、セルフコーチングを始めて、自分軸になることや自分を否定せずに肯定する大切さを知った際、『周りと比較して落ち込まなくてもいい』『自分が萌える作品をかけるのは自分だけなんだから、自分を喜ばせる話を作れる自分をもっと誇ってもいい』という許可を出し続けました。

一過性のものにしないためにも、とにかく同人活動に限ったことではなく、自分の日常全てに至るまで、頭ごなしに自己否定をせずに失敗も認めた上で肯定する。

それを繰り返した結果、『こんなに自分が喜ぶ話が書ける私ってすごいじゃん!』という風になり、その界隈ではびこる設定にわざわざ合わせる必要もないし、原作を好きなだけ読み込んでそこから感じて解釈したものを書いてもいいと思えるようになり、本当の意味で同人活動が楽しいと思えるようになりました。

感想や反応は欲しいけど、それに依存することはめっきり減った

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同人活動をやっているともらえると嬉しいのが感想やいいねやブクマといった反応です。

他人軸で考えていた私は、感想や反応がもらえない作品は自分の中ではゴミだと思い込んでいました。

それでも手間暇かけて作った自分の話をゴミだと思いたくない一心で、感想や反応を求め過ぎてしまい、人間関係がこじれたり一種の依存症になっていた時期もあります。

それじゃあ何のために同人活動をしているかわからないと思いつつ、それでも感想や反応を求めずにはいられない。

感想や反応がなくても堂々と活動している人たちに憧れをいだき、自分もそうなりたいと思っても、やっぱり心の底では反応や感想を求めてしまう自分が非道く軟弱のように思えてさらに自己嫌悪になる。

悪循環以外の何物でもありませんでしたね。

しかし今は、自分軸で考えられるようになって、自分が楽しんでもいいという許可を出したので、感想や反応は貰えて嬉しい、それだけの気持ちです。

感想や反応がもらえない私の作品はゴミなんかじゃない。
だって私が書きたくて読みたくて萌えてほしくて書いた話がゴミなわけがない。
こんなに私が喜ぶ話を書ける私の作品が無価値なわけがない。
更に言えば、私が一番楽しい話に共感してくれたり心を動かされてくれる人がいるならそれはもっと嬉しい。

そう心から思えるようになったので、セルフコーチングをやっていて本当に良かったとつくづく思います。

小説作品の感想を伝えるサービスを利用してみました。

自分を管理できるのは自分だけ


ただ一つ、この考えに欠点があるとするならば、自分自身が萌える作品を書く作者なので、『あー、もう本当萌える!この作者のお話、いつアップされるんだろ?って自分じゃねーか!!』となることですね(笑)

どんなに続きや新作を待ち望んでも、自分が書かなければ読むことができないという何とももどかしいループに陥りますw

でも見方を変えれば、同人活動に集中できる時間を捻出するために、私生活や時間の使い方の配分も見直せるきっかけにもなるので、やっぱりこの考え方には死角はないと思いますw

ちなみに自分軸になる手っ取り早い方法としては、自分の作品に自分で感想を書いてみることです。

それもダメ出しではなくて、ひたすら自分の作品を褒め、他人の作品に比べることなく、あくまでも自分の作品のここが良かったよと言った系統で。

それでも目につく設定の甘さや話の展開の持って行き方に納得できない場合は、「そうだね、ここがちょっと甘いよね。でもそれに気づけた自分は偉いよね」ととにかく自分を肯定することが、自分軸で同人活動を楽しむ近道になります。

自分勝手ではなく自分軸になって楽しい同人活動を行っていきましょう!

自分を褒めるメリットについてはこちらの記事で書いています

それでもどうしても同人活動がしんどくて吐き出したい思いがある方は、ぜひこれらのサービスをご利用ください。




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ではまた。


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