こんにちは、ほうりです。
今日は、『同人活動が辛いのは、潜在意識の闇鍋状態が原因かもしれない』ということについてお話していきます。
同人活動や二次創作は、本来楽しさや達成感を味わうためのものです。しかし、「思うように作品が作れない」「好きなはずの創作が辛く感じる」と悩むことはありませんか?こうした悩みを抱える人は決して少なくありません。
特に、同人活動の悩みを「同人活動特有の考え方で」解決しようとすると、さらに苦しくなってしまうことがあります。
あるいは、「同人活動のみに通用するルールに則って」問題を解決しようとすることで、自分を縛りつけてしまうケースも多いのです。
なぜなら、その悩みの原因は、同人活動そのものではなく、日常生活や潜在意識の働きにある可能性が高いからです。
たとえば、
「どうして自分だけがこんなに苦しいんだろう」と感じたり、
「もっと努力すれば周りの人のようにうまくいくはず」と自分を責めてしまうことはありませんか?
「好きだからやっているはずなのに、どうして楽しめないんだろう」という思いに苦しむ方もいるかもしれません。
こうした悩みを抱えているときこそ、少し立ち止まって、あなたの脳の仕組みについて考えてみませんか?実は、潜在意識を少し工夫して活用するだけで、悩みが軽くなり、創作がもっと楽しくなる可能性があるのです。
というわけで本題です。
同人活動の悩みは“潜在意識の闇鍋状態”が原因?
二次創作や同人活動における悩みを抱えるとき、多くの人は「努力が足りないのではないか」「自分の能力に問題があるのではないか」と考えがちです。
しかし実際には、その悩みはもっと根本的な部分である潜在意識に原因があるかもしれません。
潜在意識とは、無意識に私たちの感情や行動を司る脳の仕組みです。この潜在意識にはいくつか特徴がありますが、特に重要なのは以下の2つの特性です。
潜在意識は主語を理解できない
潜在意識は、「仕事」「人間関係」「健康」「趣味」など、人生を構成するさまざまな要素を区別することができません。
たとえば、職場で感じたストレスや家庭内の悩みが、創作活動に悪影響を及ぼすことがあります。
それは、潜在意識が「何に起因する感情なのか」を分類できず、すべてを混ぜ合わせて一つの「辛さ」として捉えてしまうからです。
潜在意識は現実と妄想の区別がつかない
潜在意識は現実の出来事と、あなたが心の中で思い描いていることを同じように処理します。
そのため、「創作がうまくいかない」と考え続けると、現実もその考えに引きずられてしまうのです。
さらに潜在意識にはもう一つ重要な仕組みがあります。それが「コンフォートゾーン」という考え方です。
コンフォートゾーンとは、潜在意識が「自分にとって快適だ」と認識する状態のことです。
ただし、この「快適さ」は必ずしも良い意味ではありません。
たとえば、長い間ストレスや苦しさを抱えたままでいると、その状態を潜在意識が「自然で普通な状態」として認識し、それを維持しようとするのです。
結果として、辛さを感じながらも「それが当たり前」と思い込むようになり、新しい行動を起こすのが難しくなります。
闇鍋状態の潜在意識が、楽しい同人活動の弊害になっている
このように、潜在意識は物事をきれいに分類するのではなく、すべての経験や感情を「一つの鍋」に放り込んでしまいます。
これを【闇鍋状態】と呼ぶことにしましょう。鍋の中には、仕事のストレス、家庭の問題、健康に関する不安、創作の楽しさや悩み、すべてがぐるぐると混ざり合っています。
その結果、たとえば次のような現象が起きます。
1.辛い現実から逃避するために同人活動を楽しもうとしても、だんだん辛くなる
楽しいはずの創作に、他のストレスが影響してしまい、次第に楽しさが失われていく。
2.努力しても辛さが増す
辛い現実へのフラストレーションを作品作りにぶつければぶつけるほど、潜在意識が「辛い現実」をコンフォートゾーンとして認識し、そこから抜け出せなくなる。
では、この闇鍋状態から抜け出すにはどうすればよいのでしょうか?
その答えは、潜在意識の仕組みを逆手に取ることにあります。その方法を詳しく解説します。
潜在意識を活用する3つのステップ
「潜在意識の闇鍋状態」から抜け出し、理想の創作環境を手に入れるためには、潜在意識をうまく活用することが鍵です。ここでは、そのための3つのステップをご紹介します。
1.現状把握と「バランスホイール」の意識
まず、自分の現状を把握しましょう。
同人活動における悩みが、実は他の生活領域――仕事、家庭、人間関係、健康など――から派生していることがよくあります。
「バランスホイール」という手法を使えば、人生のさまざまな領域を視覚的に整理できます。ホイールの各ジャンルに自分の「仕事」「健康」「趣味」などを書き込み、それぞれ満足度を0~10で評価することで、どの部分にストレスや不満が集中しているのかが見えてきます。
2.理想のゴールを設定する
次に、「現実的な目標」ではなく「心から望むゴール」を設定します。
ここで重要なのは、「自分を制限しないこと」です。
ゴールを設定する際には、「どうやって達成するか」ではなく、「達成したとき自分がどんな気持ちになれるか」を重視してください。
ワクワクするようなゴールを描くことが、潜在意識を動かす第一歩です。
いきなりそんなことを言われても難しいよと思う場合は、【今日一日、どんな気分で過ごせたら最高か?】を自分自身に朝一に問いかけてみて下さい。
例えば、「今日は仕事の帰りに行きたかったカフェに行って美味しいものをたくさん食べて幸せな気分で一日を終えたらサイコー!」という気分で一日を終えたいと思ったら、すでにそうなった時の気分を先取りして味わうのです。
先述しましたが、潜在意識は現実と妄想の区別がつかないので、気分を先取りして味わうことで「あ、こういう気分で一日過ごすのが自分らしいんだね」と判断してくれるため、幸せで最高な状態を維持する出来事や情報が目に飛び込みやすくなります。
3.理想の生活を妄想してニヤニヤする
最後に、理想の生活を具体的にイメージし、それを妄想で楽しむ時間を持ちましょう。
たとえば、「自分の創作を楽しみ、同じ作品を愛する人たちと語り合っている場面」を鮮明に思い描いてください。
重要なのは、その生活を「リアルなもの」として感じることです。
我々二次創作者は潜在意識の特性を活用できている
ここまで書きましたが、「そんなことできるわけないよ」と思う人もいるかもしれません。私も昔はそうでした。
ですが、何度も書きましたが潜在意識は、現実と妄想の区別がつきません。
それは、私たち同人女が原作には描かれていない隙間を読み取り、「推し二人が結婚していた」「精神的にも肉体的にも結ばれていた」と妄想し、それを形にすることを鑑みてもわかることと思います(笑)
その妄想が、あたかも本当のように脳内で再生され、楽しさや感動を生み出すのです。
早い話がその二次創作にかける情熱を自分に向ければいいのです。
理想の生活を繰り返しイメージし、感情を伴って楽しむことで、脳はそれを「現実」として受け入れるようになります。このプロセスにより、潜在意識は理想を実現するための行動を促し、現実が少しずつ変わっていきます。
まとめ:同人活動をもっと楽しいものにするために
というわけでまとめです。
✅️潜在意識は【主語】【現実と妄想】の区別がつかない
✅️なので、潜在意識は全ての出来事を選別せずに闇鍋のようにぶち込んでいく
✅️二次創作・同人活動がしんどくて辛い理由は、仕事や家庭や健康やお金などの問題を放置している可能性が高い
✅️二次創作・同人活動を楽しく行うためには、潜在意識を味方に付ける
✅️二次創作・同人活動に限定せずに、バラン不ホイールを意識して、理想のゴールを立てる
✅️理想のゴールは、今の自分ができるかどうかではなく、自分がやりたいかやりたくないかで立てていく
✅️推しに向ける妄想の力を、自分の人生を良くするためにも使っていく
同人活動や二次創作は、私たちの創造力や情熱を形にできる特別な場です。しかし、悩みや辛さを抱えたままでは、その楽しさを存分に味わうことが難しくなってしまいます。
潜在意識を理解し、それを活用して理想の未来を描くことで、現実が少しずつ変わり始めます。
そして、【辛い現実を忘れるための創作】から、【心から楽しい創作】へとシフトすることができるのです。
視点を変えるだけで、同人活動はもっと楽しいものになります。
まずは、日常生活の中でバランスを見直し、理想のゴールを設定し、その未来を妄想する時間を持ってみてください。その小さな一歩が、あなたの創作を再び輝かせるきっかけになるはずです。
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今日の話は以上です。既読したらスキを押すシステムになってますので、よろしくお願いします。
ではまた!