皆さんは占いをしたい時、どんな気持ちでしょう?
スタートの気持ちが結果に影響を及ぼします。
ネガティブな状態ではどんなに良いものも悪く捉えてしまうことがあります。
時には納得のいく答えがでるまで、サイコロを振り直すかのように占いを渡り歩いてしまいかねません。
そもそも占いとは何でしょう?
「占」という漢字は「うら・なう」の2つに分けられます。
「うら」は目に見えない部分、裏っかわのことであり、『人の心』のことです。
「なう」は『なる』、形を成して現れるということです。
つまり、自分でも気づかなかった自分の心を発見していく手助けをするのが占いの本質です。
占い師の中には様々な能力者がいます。
けれど、例えどんなに凄い力があったとしても、あなた様が自分の心を発見できないとしたら相性が良くないかもしれません。
そしてどんなに凄い能力も使い方次第では悪用も可能です。
「包丁は美味しい料理を作る道具にもなるけれど、人を傷つける道具にもなる」
という例え話がありますが、占いの能力も同じことが言えます。
人を導くこともできれば、人を騙すこともできてしまうわけです。
『占い依存』『占い中毒』『占いジプシー』などの言葉があるように、依頼者側も注意が必要です。
占いによって最後の決心まで占いに頼ると、自信がどんどん失われて自分で決める力も衰えてしまいます。
自信がないのでまた相談するというループは占いの本来の使い方ではありません。
それでも、不安な時が人生にはあります。
時には、誰かの力を借りたいときもあるでしょう。
そんな時は信頼できる人を訪ねてください。
みんなが信頼している凄い占い師でも、相性はあります。
キチンと自分の心を明らかにしてくれる人を見つけてください。
そして私自身、そんな安心安全な相談相手になれるように、
占いやスピリチュアルな技術だけではなく、
現実を生きる人としての在り方を磨いていこうと心がけております。
占い師は、あなたの代わりを果たしてあげることはできません。
参考にはなるけれど、決心して実際に行動し、その人生を味わうのは本人の特権です。
より多くの方が占いを通じて、より豊かな人生が味わえることを願うばかりです。