『個別の授業で面と向かっては言いにくい話をコラムにしています。言いにくいワケは、生徒さんは1人1人状況が異なり、一般論のアドバイスがつねに当てはまるとは限らないからです。
ですのでタイトルも「ひとり言」。本コラムの内容に有効性があるかと問われれば、私自身の中学受験や長年の指導で実践を心がけ、結果を出してきた事実を挙げるのみです。』
以前に書いたブログ「慣用句はどうやって覚える?」の中で、慣用句を覚えるためのゲームアプリについて次のように書いていました。
そういう視点で探すと、使ってみたいと思えるアプリがなかなかないのが現状です。
(中略)
AIとタッグを組んで自分で作るしかないのかなぁ。
で、実際にやってみたところ、最新のAIは言葉で伝えるだけでコードもすらすら書けるんですね。
ああだこうだと注文して作ってもらったら、ブラウザ版はすぐできました。
問題は私が作成。全50問ですが、長年中学入試の過去問指導をしてきてますから、どれが出やすくどれが出にくいかは全部頭に入っています。
正解だとピンポ~ン、間違うとブーとそれぞれ短く音が鳴り、10問終えると、「続行するか、終了するか」を確認してくれるシステムです。
やっていて気になったのは、最初のうちは毎回コードの全体を書いてくれていたのに、途中から「○○の部分を△△の内容に置きかえてください」のように、一部作業をこちらにゆだねるようになったこと。
こちとらAIはド素人ですから、対話していると妙に人間臭さを感じてしまい、「あれっ…ひょっとして面倒くさいのかな?」なんて忖度しそうに(笑)。
しかしもちろん事情はまるで異なり、私が作業していたver.のAIには文字数などで使用上限が定められているみたいなんですね。
GeminiにするかChatGPTで行くか、はたまたClaudeかと現在お試し中で、課金したのはSuno AIのみ。
いまだ迷い中なため、慣用句アプリの作成では複数のAIをたらい回しにされちゃいました。
ここから先の記述は正確さを欠いていると思いますが、最初ChatGPTで作業を始めたところ、たまたまChatGPT-4oだったようで、アプリの仕上げにさしかかったところで無料での使用上限に到達。
こと切れたようにいきなりメッセージを受け付けなくなるのは、人間で言えば突然死みたいでちょっと不気味です。
しばらく待つのもなんなので、「Gemini 2.5 Proが最強」などのネット記事を見ていたことから、コードをコピペして今度はそちらで作業開始。
間違えた問題の復習機能は絶対に欲しかったので、その旨お願いすると早速「お安い御用」と言わんばかりにスイスイ書き換えてくれます。
ところが"あちらを立てればこちらが立たず"で、おさらいシステムを組み込むと、他のうまく行っていた部分に不具合が多発…。
まぁこちらの指示も悪いんでしょうが、そんなこんなで悪戦苦闘するうちに「 2.5 Pro」も無料での使用限界に到達してしまいました。
仕方ないので賢さでは劣る(であろう)「2.0 Flash Thinking」に場所を移し、そのまま作業続行。
現状は復習テストなしのブラウザ版としてとりあえず完成させた状態です。
本当はiPad上のタッチ操作で動くようにしたいんですが、それはまた今後の話と言うことで。