今日も針の雨が
降っているはずなんです
君はそれに 気づかないだけ
気づかないだけ
君は薄情になってしまいました
やけに曇だらけな青春の日に
私たちは血だらけになってコンクリートの上に立っていた
その感覚を捨ててしまったのだから
非難されても仕方のないこと
ぐっと背丈が伸び始めたころ
君の裂け剥かれた心の臓は
降り積もっていく雪景色のように深々と
そして恐ろしいほど
静かな凪の海のようになりました
今日も針の雨が
降っているはずなんです
はずなんですよ だから
私は家から出られない
君は……
君はつまらない、ただの人になってしまった
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