DVやモラハラをする人が抱える問題

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占い
こんにちは!
占いカウンセラー、
くまのうち先生です。

今回は
DVやモラハラがなぜ起こってしまうのか?
について書いていこうと思います。

あなたのご家庭、パートナー、知人に、
異常にプライドが高く、
他人にひどく尊大な態度を取る人はいませんか?

その傾向が極端に強い人は
「自己愛性パーソナル障害」
の可能性が高いです。

自己愛性パーソナル障害の人は
「自分は特別である」
という肥大した自己意識を持っていて
「偉大な自分」
にふさわしい華々しい成功を夢想しています。

そして、
相手がどう思うかは気にしません。

自己愛性の人は優れた能力や才能をもっていることもあるが、
過去の栄光にしがみついていたり、根拠のないプライドや
自分が世界の中心だというような
「非現実的」な万能感を抱いたりします。

そして困った事に自信家である反面、
批判されることを嫌い聞き入れることはせず、
自分の非を受け入れることはしません。

つまり、
他者への共感性は低いですが自己防衛による
自己正当化はとても強いのです。

このプライドと身勝手な搾取の為に
しばしば2つの困った事態が起こります。

一つ目は周囲の存在を支配し、
アゴで使い自分勝手に利用すること。

パワハラ、セクハラ、といったハラスメント、
DVや虐待が起きやすいのです。

自分より弱く、抵抗できない相手に
向かうのが特徴で相手の痛みをなんとも思いません。

二つ目は周りの人との摩擦から、
自分のプライドを守る為に、
対人関係を避けるようになることです。

時には自分の欠点が露見するのを恐れて、
引きこもりになることもあります。

そして、自分に忠実に動いてくれる人
(たいてい母親かパートナー)にだけ、
アゴで命令する暴君になります。

また妬み深く、他人や家族の幸福を共に
喜ぶことができません。

自己愛性パーソナリティ障害が
生み出される理由として幼い頃の未熟な
自己愛が自己を守るために残ったものとされています。

過剰な自信や万能感は心の奥には
「傷ついた自己愛」があります。

例えば、
幼いころの親の溺愛、褒めすぎ、
一人っ子があげられます。

自己愛性の人をうまく支えていくコツは
支える人が本人の素晴らしさを映し出す
「賞賛の鏡」となること。

幼い時期のまま引きずっている
賞賛や自己顕示への欲求を
積極的に満たしてあげることです。

するとやがてエネルギーを与えてくれる
賞賛者を大切にするようになるでしょう。

もしそれでも、
無理な要求、行き過ぎた行為
が収まらなかったら、我慢せずしかるべき
機関や人物に相談し、対応してもらって下さい。

自己愛性の人は実は小心で体面を気にするので
第三者が介入するのが効果的です。


-まとめ-
モラハラやDVをする人は自分が常に正しいと考え
相手を言いくるめようとしますので
当人同士での話し合いは中々難しいでしょう。

そしてそんな相手に対して
いちばんやってはいけないのは
”全て自分に責任がある”
と思い込む事。

今現在、
心身共に辛い状況にあるのなら、
我慢せずに相手と距離を置いたり、
信頼できる人に相談するなどして
自分の心を守るようにして下さい。

ではまた!

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