パートナーに対する抑えられない嫉妬心の原因

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占い
こんにちは!
占いカウンセラー
くまのうち先生です。

今回は行き過ぎた妄想の恐ろしさについて
話していきたいと思います。

妄想というものは私たちの身近にある
ごく当たり前のもので、誰しもが
「こうなったらいいな」
「ああなったらいいな」
などの妄想にふけるという経験をしたことは
あるのではないでしょうか。

しかし、その妄想が強くなりすぎると

いつか裏切られるんじゃないか
疑心暗鬼になり、
人を信じたいのに信じられないだから
激しい束縛をしてしまったり、
嫉妬心が抑えられないなどの症状が現れ、
パートナーとのトラブルに発展しかねません。

そんな強い妄想に支配されている人は
「妄想性パーソナリティ障害」
の可能性が高いです。

妄想性パーソナリティ障害の人は
他者を信用せず、
自分の感じ方に何の根拠もない、
または不十分な根拠しかない場合でも、
他者が自分に害をなそうとしている、
または自分を欺こうとしていると考えます。

この症状の傾向がある人は、
真面目できちんとした人が多く、
親密な関係になりにくいことに
気付いていない場合もあります。

そして、
妄想性パーソナリティ障害の人には
三つの大きな特徴があります。

一つ目は極端な秘密主義
自分の秘密を人に知られて悪用されるのではないか?
と疑ってしまいます。

自分の過去や経歴について語ることを嫌い、
極端な場合は自分の過去を消そうとしたり
変えてしまうほどです。

二つ目は孤独で傷つきやすいこと
表情にも動作にも考え方にも特有の硬さがあり
柔軟さがとぼしく、冗談が通じません。

人から言われたことは、ほんの些細なことでも
非難や侮辱と受け取ってプライドを傷つけられたと感じ、
激しく怒ります。

また世間の目や他人の評価を酷く気にする
傾向もあります。

三つ目は非常に嫉妬深いこと
パートナーが浮気しているのではないかと疑い、
根拠のない激しい嫉妬心を持ちます。

パートナーが外出したり、
同性の友人と会っただけで激昂して、
激しい家庭内暴力に発展したり、
執拗なストーカーになるケースもあります。

その原因としては、
遺伝的要因も少なからず
ありますがもっとも大きな原因は
育った家庭環境にあります。

親が自分の基準に合わないと
頭ごなしに怒鳴りつけ非難したり、
責め立てるばかりで
子どもの気持ちを汲み取らない。
そんな家庭環境で育っていることが多いです。

自分が嫌な思いをしたのに、
気がつけば親と同じ行動
とるようになってしまうのです。


妄想性の人と接する時に大切なのは
敵にも見方にもならない、
冷静で中立な態度を維持し続けること。

これが長い目で見ると最も安全で
信頼を得られる方法です。

親しくなりすぎると過剰な期待を抱いて
独占しようとしたり気持ちを押し付けて
くるようになります。

そして、やってはいけないのが
正論で説得しようとしたり、
逆に逃げ腰になったりすること。

それをやってしまうと
過去のつらい記憶とオーバーラップして
混同してしまったりします。

また約束をしたら
しっかり守ることも大事です。

妄想性の人は
相手が口にした言葉を
驚くほどよく覚えているので
次に言うことが変わるのが許せません。

できない口約束は絶対にしないで下さい。

裏表なく同じ態度で接していると
やがて信頼関係が生まれ、
事態は良い方向へ向かいだします。


-まとめ-
妄想性は疑い深く、
不信感が強いことから、
自分が誤った妄想をしていることに気づき
見直す必要性があると認識するのは、
なかなか難しいでしょう。

なので、パートナーは根気強く、時間をかけて
徐々に信頼関係を築いて下さい。

そうする事で、
相手は行き過ぎた妄想から解放され、
ありのままの自分を
みせてくれることでしょう。


ではまた!

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