うまい!羽田空港のマーケティング戦略!

記事
ビジネス・マーケティング
先日、仕事で久しぶりに
東京に出張してきました!



東京での仕事を終えて
帰りの飛行機の時間まで
少し時間があったので



いつものようにどこかのカフェで
仕事でもするかなぁと
思ったのですが…



あっ!



羽田空港には
ラウンジがあるじゃないか!



と思い、早速ラウンジに向かい
始めてラウンジに足を踏み入れました。



羽田空港のラウンジは
こんなところです↓


2.jpg


入る時は少しドキドキしましたが
めちゃくちゃ良かったですよ~



何が良かったかというと…



・隣の席との余裕がある広い空間
・やわらかい照明
・さりげないBGM
・コーヒー、紅茶はもちろん
 お茶に牛乳、黒酢ドリンクなど
 豊富なフリードリンク
・無線Wi-Fi
・新聞や雑誌


3.jpg


などが設備されている空間だったんです。



料金は1080円なのでカフェより高いですが
それ以上の価値を体験ができました!



私はカウンター席の見晴らしのいい席に
座れたのですが、パソコンを広げて
仕事をしてました(笑)



搭乗時間が近づいてきたので
1時間くらいでラウンジは出たのですが



いつも以上に、ゆっくりした気持ちで
かつ集中して仕事ができて
とても満足しました。



今まで羽田空港の待ち時間はほとんど
カフェに行ってましたが、いつも
混んでいて、ストレスだったんですよね。



しかし、今回のラウンジはストレスが
なくカフェとは違う体験ができて
また利用しよう!と思ったのです。



 今回はこの羽田空港のラウンジを題材に
商品づくりのポイントを
お伝えします。



羽田空港は、ラウンジを利用するお客さまが
「どんな状況で、何を求めているのか?」
をしっかりリサーチして



ラウンジで「どんな体験」を
提供するかが設計されていました。



このラウンジを通して気づいたことは



モノが溢れている今は、モノを所有する
よりもどんな体験ができるのか?を
お客さまは求めているということです。



羽田空港のマーケティング戦略とは?




ここ数年、商品やサービスを
「利用する時」だけではなく
「商品の購入前」
「商品を使った後」に



お客さまにどのような「体験」を
してもらうかという



CX(カスタマー・エクスペリエンス)が
注目されています。



CX(カスタマー・エクスペリエンス)とは
「顧客体験」と訳されます。



具体的には
商品の機能や性能で提供できる
物理的・合理的な価値だけではなく



「商品の購入前」
「商品の利用中」
「商品を使った後」に



心理的価値、感情的価値を感じて
お客さまに感動してもらいファンに
なってもらうマーケティング戦略です。



例えば、羽田空港では
「搭乗までの待ち時間」
「搭乗する時」
「空港に到着した時」を



いかに快適な体験を提供するかを
考えて



ラウンジを作り
「搭乗までの待ち時間」
「空港に到着した時」



に心理的価値、感情的価値を
感じてもらうことに成功しています。



この顧客が体験する価値を高める
CX(カスタマー・エクスペリエンス)は
大企業ばかりでなく



私たち個人事業主にも十分活用できる
考え方です。



商品づくりの時に
商品の機能や性能ばかりではなく



「商品の購入前」
「商品を利用中」
「商品を使った後」に



どんな体験を提供して
心理的、感情的な価値を
感じてもらえるのか?



と言う観点で商品づくりをして
みてはいかがでしょうか?

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