KFシステムクリエイター取扱説明書(5)

記事
マネー・副業
(e)時系列分析

このブロックは、時系列分析結果を表示・管理します。分析結果はチャート化され、最適化対象指標毎に表示することが出来ます。 
この機能により、各指標における最適パラメータの値を、過去に遡って確認することが出来るようになります。特に直近における最適パラメータの推移を確認することにより、システムの安定性を評価することが可能となります。

時系列分析a.png

時系列分析の最適化対象指標は、チャート画面をダブルクリックすることで選択可能となります。対象指標は下図にある全18項目で、それぞれメインピークとセカンドピーク、そして両者の差分を表示することができます。 

時系列分析b.png

最適パラメータの値や日付は、チャート上のラインにカーソルを合わることで確認できますが、正確に調べる必要がある場合は、インデックスシート上で直接確認することが出来ます。 

時系列分析c.png

時系列分析機能は、非常に強力なシステム分析を可能とします。本機能なくして、安定性の高いシステムを開発することは出来ません。 

(f)チャート 

このブロックでは、次の11種類のチャートを表示することができます。 

①全体チャート
:累計資産(買い、売り、ドテン)、株価および売買基準の推移

0070全体チャート.png

②直近チャート
:全体チャートの直近1年間の推移

0080直近チャート.png

③累計損益
:累計損益(買い、売り、ドテン)および株価騰落の推移

0090累計損益.png

④累積損益率
:累積損益率(買い、売り、ドテン)および株価騰落率の推移

0100累積損益率.png

⑤トレード毎損益率
:各トレード毎の損益率推移

0110トレード毎損益率.png

⑥トレード毎ドローダウン
:各トレード毎のドローダウン(ETD、STD、STD2)の推移

0120トレード毎ドローダウン.png

⑦時価累計ドローダウン
:累計資産(および最大資産、最小資産)、ドローダウン額の推移

0130時価累計ドローダウン.png

⑧時価累積ドローダウン
:累積損益率(および最大損益率、最小損益率)、ドローダウン率の推移

0140時価累積ドローダウン.png

⑨回帰推定値
:累計損益、回帰推定値、同±2標準誤差、および資産/株価の推移

0150回帰推定値.png

⑩運用後資産
:運用開始後の資産および株価騰落の推移

0160運用後資産.png

⑪運用後ドローダウン
:運用開始後の資産(および最大資産、最小資産)、ドローダウンの推移 

0170運用後ドローダウン.png

各チャート内では、画面上をダブルクリックすることにより、さらに次の各項目の設定変更が可能です。なお、これらの変更は、そのチャート内のみで有効であり、ページを移動するとサマリーページで設定された状態に戻ります。

①全体チャート、直近チャート、トレード毎損益
:表示期間、パラメータ、レバレッジ、取引コスト

0180チャートメニュー1.png

②累計損益、累計損益率
:評価基準(時価、簿価)、表示期間、パラメータ、レバレッジ、取引コスト

0190チャートメニュー2.png

③トレード毎ドローダウン
:システム(買い、売り、ドテン)、表示期間、パラメータ、レバレッジ、取引コスト

0200チャートメニュー3.png

④時価累計ドローダウン、時価累積ドローダウン 
:システム、評価基準、表示期間、パラメータ、レバレッジ、取引コスト

0210チャートメニュー4.png

⑤回帰推定値
:システム、判定基準(単株、単利)、表示期間、運用開始日、パラメータ、レバレッジ、取引コスト

0220チャートメニュー5.png

⑥運用後資産
:運用基準(単株、複利、単利)、評価基準、取引単位(考慮、未考慮)、表示期間、運用開始日、パラメータ、レバレッジ、取引コスト、想定元本

0230チャートメニュー6.png

⑦運用後ドローダウン
:運用システム(買い、売り、ドテン)、運用基準、評価基準、取引単位(考慮、未考慮)、表示期間、運用開始日、パラメータ、レバレッジ、取引コスト、想定元本

0240チャートメニュー7.png

標準で用意されているチャートは以上ですが、システム内容はすべてオープンにされていますので、必要に応じて任意のチャートを作成し、システムに追加することができます。 
なお、チャートの作成方法は、エクセルのグラフ作成・操作方法と基本的には同じです。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す