これまでのシステム成績(2022年5月27日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価は0.15ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は0.68ポイントの続伸となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は変らず、39.47%(15銘柄)のままとなっています。

一方、システム成績は0.63ポイントの続落となり、平均資産増減率はマイナス1.09%まで悪化しました。
順張り系は0.34ポイント、オシレータ系は1.22ポイント、その他系は0.84ポイントの下落となりましたが、逆張り系が0.70ポイントの増加となっています。

チャートを見ると、順張り系は上昇一服、逆張り系は高止まり、オシレータ系は頭打ち、その他系は下落傾向となっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は上昇基調となっています。

5月27日時点で買い保有状態のシステムは19システム、全体の50.00%まで増加しました。
NYダウの回復基調に支えられて、東京市場もわずかながら反発しています。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、14システムに増加しました。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、52.63%の20システムまで回復しました。

資産増減率で見ると、味の素が44.98%で首位、トヨタ自動車が23.71%で2位に上昇、みずほが僅差の23.16%で3位に後退しました。 
一方、株価上昇率は国際石油開発帝石が56.39%で首位、アルプスアルパインが29.03%で2位、日本電信電話が26.86%で3位、のまま変わりません。

日経平均株価は26日時点で134.19円安となっていましたが、翌27日に大きく値を戻して結局42.65円高の続伸となりました。
次図に5月27日時点の最適トレンドラインを示します。

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直近に下降トレンド22が発生し、直近上昇トレンド24は勢力を維持したまま存続、先週末時点の下降トレンド22は勢力をやや落として下降トレンド23となり、下降トレンド11は観測圏外に後退しました。
今週の推移によって、近い内に年初来安値を更新する可能性はやや遠のきました。

さて、最近見たテレビ番組で、若くしてFIREを達成した方が紹介されていました。その方は不動産投資で収益を上げ、わずか数年で9億円の資産と年収2,000万円を達成したとのことです。

この話だけ聞くと、何とも素晴らしいことだと思いますが、実際にはかなりのリスクを取っていることがうかがえます。
FIREを達成する手段の一つとして不動産投資を行うことは、もはや常識的なのかもしれませんが、リスクを十分に理解しないと大変なことになりかねません。

先の出演者の方は元証券会社勤務とのことで、リスクに関しては十分な検証を行った上で投資を行っているものと思います。
以下では、あくまで一般論として考えてみます。

まず重要なことは、資産9億円と言ってもそれは純資産ではない、ということです。年収、すなわちキャッシュフローは、家賃収入から借入金返済額や税金、補修積立金等を差し引いた金額です。

所有資産に対して借入金が存在するということは、仮に資産を売却した場合、その売却金額から借入金残高を返済した残りが、実際の資産、すなわち純資産ということになります。

2,000万円の年収を得るために、9,000万円の家賃収入と7,000万円の借入金返済や税金等が掛かっているとすると、実際にはかなりのレバレッジを掛けて収入を得ていることが分かります。

今、何らかの理由で家賃収入が2割減少したとすると、返済金や税金はそれほどまでに減少することはないでしょうから、それだけで年収は10分の1にまで急減してしまいます。
借入金の返済が完了するまでは、気が抜けない状況が続くことになります。

フラット35などの居住用物件向け厚遇ローンを投資用物件の購入に利用したとして、一括返済を求められて破綻する事例がありますが、そのような極端な場合でなくとも、突然破綻してしまう可能性は少なくありません。

お金から自由になるためにFIREを達成したにもかかわらず、逆にお金のために振り回される状況に陥っては本末転倒です。
真のFIREを達成するためには、純資産をいかに増やしていくかが重要です。


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