嵐の活動終了に思う、キャリア選択の自由について

記事
コラム
2026年5月31日。
国民的アイドルグループ・嵐のラストライブが行われ、
これをもって嵐は26年半の活動を終了しました。

私自身は特別ファンというわけではなかったけど、
やっぱり好きな曲はたくさんあって、カラオケで盛り上がる曲はよく歌っていたし
メンバーが出演しているドラマや映画を見ていたこともあったし
平成を生きた人達の中で、嵐とまったく関わらなかったという人はあまりいないのではないかと思います。
それぐらい、長きにわたり日本という国に大きな影響を与えた、
本当にすごい方々だと尊敬しています。

そんなグループがついに活動終了ということで
ファンの方々の悲しみや喪失感は計り知れませんし
何か、一つの時代が終わったような感覚を、私も感じています。

本当にアイドルが天職・適職?一生続ける?

でもね、決して悲しいことではなくて。
キャリアの観点で考えてみたいんですよね。

一時期絶大な権威を誇っていた某男性アイドル事務所。
そのほとんどの方は10代の頃から所属し、Jr.として下積みを経て、デビューを目指していました。
所属のきっかけはスカウトだったり、「母や姉が勝手に応募していた」という話もよく聞きました。
(もちろん、櫻井翔さんのように、自分で履歴書を送ったという方もおられます)

しかし、10代の時点で本当に「自分は一生この仕事を続ける」という決意や覚悟ができていたでしょうか
また、他人のすすめでたまたま始めたことが、本当に本人の適職・転職なのでしょうか

アイドルという仕事は、歌とダンスだけにとどまらず
特に嵐ほどの影響力の高いグループになると、番組のMCやドラマ出演など
非常に多岐にわたります。
年末年始やオリンピックなどのイベントでも、日本の「顔」として常に出続けなければなりません。

もしかしたら
「歌やダンスの才能はあるけど、番組でトークすることは苦手…」
「本当は、年末年始はゆっくり休みたい派…」
「実はアイドルよりも、ビジネスや芸術に興味がある…」
という人もいるかもしれません。
また、
「アイドルの仕事で環境問題に関わったことで興味を持ち、もっとそれに取り組みたくなった」
「自分が表に出るよりも、プロデュースや裏側を考える方が楽しくなってきた」
という人もいるかもしれません。

人の興味は変わっていくもの。
それは誰にでもある権利です。

キャリア選択の自由

このように、仕事への違和感を持った時や、新しい目標を見つけた時、
我々一般人であれば、自由に生き方を選択できます。
「たまたま旅行で訪れた国をとても好きになって、そのまま移住してしまった」という人もいますよね。
入社した会社が合わなくて転職する方もたくさんおられます。
(日本の転職率は年々上昇しています) 

でも、『国民的アイドル』という立場を背負っていると、安易にそのような選択はできません…。

私は、どんな方にもキャリア選択の自由があると思っています。
国民的アイドルだからといって、その権利の行使が阻害されることはあってはならないと。

アイドルだって、転職してもいい
そんな日本であってほしいと、私は思っています。

活動終了後、表舞台からは離れるメンバーもおられると思います。
一方、引き続き個人で芸能界で活躍されるメンバーもいるでしょう。
その方はきっと、たまたまこの仕事がご自身に合ってらっしゃったんでしょうね(^^)
どんな道を選んでも、個人がもともと持っている、キャリア選択の権利を行使したということ。

だから、「何で?どうして?」「辞めないで!」と嘆くのではなくて、
メンバー個人のこれからの人生を、応援してあげてほしいなぁと思います。

もちろん、5人そろってのパフォーマンスをもう観れないことは、とても寂しいですけどね><

ひとまず、「嵐」としてのメンバーの皆さんに、
長い間お疲れさまでした。
日本にたくさんの元気と勇気を与えてくれてありがとう、
と伝えたいです(^^)
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