経営者はある業務に特化していなくてもなることができます。しかし、全ての業務において一通りの流れを知っておく必要があります。当然、自分の会社が何をしているのか理解していなければ経営なんてできるわけがありません。
自分のすべきことをしっかりやるためにも、やはり理想的な手順があります。色々な経営者をみてきましたが、大きくは3つの職域、そしてその順番が重要です。順番通りにこなしていけば、効率的に経営者としての資質がより早く向上します。
最も最初にやるべきことは、自分の取り扱う製品やサービスに熟知することです。これは当然、後々売り込みときに自分が扱っているものの何が優れていて、何が欠点かを知らなければ、相手を説得して売り込むのも難しくなりますし、何より利益率に大きく影響してきます。
私が社長時代の例になりますが、現場を良く知らないで仕事をとってくる営業マンの売り上げは高かったものの利益率は低かったです。
それに反して現場を知っている従業員を営業に回したら、売り上げはそれほど高くなかったものの、利益率は営業マンより優れていました。同じ利益額を確保できるのなら、売り上げが高い必要はありません。
次のステップはやはり、営業に出ることです。それもより多くのお客様にあって、細かいお客さんのニーズ・不満を拾い上げることです。経営者たるもの、やはりお客さんが何を望んで、何がいらないかを把握する力がなければ、その後シーズを蒔くこともできません。
さらには交渉力を高めなければ、いざ大きな契約や提携になった時に、どうしていいか、どのような交渉をしていいか分からなければ、結局は利益の確保ができなくなってしまいます。営業力・交渉力を高めなければ会社に利益を残せなくなってしまいます
そして、最後にすべき職域は経理です。何も簿記の試験に合格するほどの知識は要りません。それよりもお金の持っている性質を、経理を通して学ぶ必要があります。経理と一言で言っても、勘定科目・資金繰り・税金・銀行交渉などさまざまです。
経営者はその手のプロである必要はありません。しかし、経理(お金の流れや性質)を知らなければ、大きく損をしてしまったり、本来なら得られる利益を逃してしまいます。
お金の話は非常にナーバスなので、別の機会に詳しく書きたいと考えていますが、これを軽視している経営者は非常に多いのが目につきます。
現場→営業→経理。これは自社の扱っていることを知る→それを売り込んで交渉力をつける→売り込んだものを上手くマネタイズする、というステップになります。この手順を意識してやっていなかったら、もう一度見つめ直してやり直してみてください。経営が大枠で掴めるようになるはずです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
少しでも参考になったら、お気に入り登録と拡散お願いします。