本気を出せる経営者と出せない経営者【将来への信念】

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ビジネス・マーケティング
企業経営者として上手くいく経営者は、やはり本気度合いが非常に高いと感じます。本気で取り組む経営者は、非常に長い時間軸で物事を考えている場合が多いと感じます。しかし、本気を出せない企業経営者は、考える時間軸が短いようです。

例えば、これを読んでいる皆さんは何年後の自分の姿を想像しているでしょうか。経営者は比較的長い時間を思索していますが、短い人では一年後くらいが関の山。しかし、優秀な経営者は少なくとも10年単位で物事を考えます。

少し偉大な経営者になると、数十年単位で物事を考える人がいます。私が良く例に出すテスラモーターのイーロンマスク氏は自分が世を去った後の人類の未来を考えているため『人類の火星移住』を真面目に考えて、ロケット会社を設立しています。

その一方で、一般の人はどうかと言うと、本当に短い人で頑張っても一週間。私の知る限りでは3日後の夕食を想像するのに苦労していました。皆さんは自分の10年後の自分があるべき姿を考えていますか?

ただ、夢想するだけでなく深く考えて、実現のために毎日ほんの少しの努力や勉強をしているでしょうか。何もその夢想は確固たる信念で変えてはいけない者ではありません。当然状況が変われば、その未来の姿も変わるでしょう。

経済的な状況や地位・名声ではなく、なんのために生きるのか・どんな生き方が自分がやって行きたいのかと言う本質的な自分への問いかけが重要だと思います。

私の過去を振り返ると、私がかつて想像していた10年前に考えた状況とは大きく違っています。その違っている部分は、経済的な問題や地位・名声といったものです。しかし、ちょっと深く考えると、私の今の状況は10年前に望んだようになっています。

その最たるものは、数十年前から経営トップは辞めたくて仕方ありませんでした。それは私はトップの器が非常に苦痛だったからです。経済状況は社長を辞めてために決して裕福ではありませんが、毎日の生活のストレスが大幅に軽減されています。

何が言いたいのかというと、自分を取り巻く環境に対して本気で考えるのではなく、本当に自分があるべき姿を本気で追い求める姿勢こそが真の良き経営者になるのだと考えます。

経営者には多くの欲望から、起業する人もしくは経営を注いだ人がいるでしょう。しかし、私は本気を出すために真剣に考えてほしいのです。お金・地位・名誉ではなく、この世の中に生まれてきたのは、本当は何をするためなのか?

経営者として生きていくのは、普通に生きるよりもはるかに大きな影響を、より多くの人に与えます。そのような立場にある人が、本気を出せる経営者になるためにも、真剣に自分と向き合うために、何をすべきかを。

その本気が社会に受け入れた時に、お金・地位・名誉は自然と後から付いてきます。自分と向き合うのは非常に難しい側面があるのは間違いありません。しかし、今一度自分は何をするために経営者になったのか、真摯に向き合って欲しいと切望しています。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。
今年もあと僅かですが、来年も少しづつ経営者としての考察を描き続けたいと思います。そして私の記事を読んで下さったかたが、大きく活躍できればこれ以上の喜びはありません。
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