会社員が本を出した方が良い理由

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ビジネス・マーケティング
会社員のかたわら本を出版している方はたくさんいます。

一部の大企業などでは会社に本を出すことの了承を得る必要があるそうですが、多くの人は会社に内緒で出しているようです。

本を出す人は経営者や個人で事業をおこなっている人の方が多いのは確かですが、会社員は出版できないということは決してありません。

自分で事業をおこなっている人が作家になりやすいのは、自分のサービスやビジネスの宣伝になるため、出版により積極的であり、比較的執筆の時間をとりやすいからというくらいの理由だと思います。

私の感覚としては、会社員や会社員経験のある人と仕事をするととても楽です。
ビジネスのやり取りに慣れているし、比較的時間感覚がしっかりしていて、締め切りをきちんと守ってくれたり、連絡をこまめにしてくれたりするためです。

「平凡な会社員の自分には本に書くことなんてない」と思うかも知れませんが、むしろ会社員だからわかる目線もたくさんあります。

何より、本を読む人もまた大半が会社勤めの人や、その経験がある人です。そういう読者が求めている本を書ける人はとても貴重です。

あなたも漫画や小説などの仕事の描写を読んでいて「いまいちリアリティがないな」と感じることはありませんか?

私自身、長く会社員をしていましたが、「はい、これお願いね!」と大量の書類の束を机に置かれるとか、女性会社員が制服姿のまま外でお弁当を食べているとか創作でよく見るシーンを実際に見たことがありません。
そのような描写を書いている作者は案の定会社員経験ゼロだったりします。

もし本を出すにあたってハードルがあるとしたら、やはり執筆時間でしょう。
会社が終わってから、あるいは休日に原稿の執筆、修正を行うのでなかなかハードです。

しかし、出版をきっかけに独立している人もいるので、大きなチャンスになることは間違いありません。
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