【2022年最新版】高校受験の面接のコツ|志望動機・自己PRを回答例と一緒に解説します!

高校 面接

中学3年生必見!高校受験の最後の要である「面接」のコツを解説します。そこで今回、推薦・一般入試で面接試験がある高校を受験する場合の、対策方法・頻出の質問・回答例などをご紹介。またコロナ禍でオンライン・WEB面接のポイントから、志望動機はもちろん、都立高校推薦入試で提出必須となる、自己PRカードの書き方についても役立つ情報をまとめました。

この記事で得られること

・頻出質問と回答例
・面接で気をつけるポイント
・オンライン・WEB面接対策
・志望書・面接シートの書き方

高校受験の面接でよく聞かれる質問と回答例

高校 面接
まず大切なのは、面接で答える内容を予測しておくこと。
ここでは実際の面接でよく聞かれる質問と、その回答例をご紹介します。
回答例を参考に、自分の経験と照らし合わせて見てください。
個性のでる自分だけのエピソードが出来上がるはずです。

【Q】志望動機を教えてください。

《回答例》
私が御校を志望した理由は、生徒の自主性を重んじている高校だからです。
昨年、御校の学校祭へ行った際、生徒のみなさんがとても楽しそうにしているのが印象的でした。
また説明会のお話で、学校祭は生徒が運営を行っていると聞きました。
私は中学時代所属していた音楽部で、もっと多くの人に楽しんでもらいたいと考え、幼稚園での演奏会を提案し実行しました。
御校であれば、これまで以上に自主性を成長させることができると考え、御校への進学を希望しています。

【Q】趣味や特技を教えてください。

《回答例》
私の特技はバイオリンの演奏です。
小学校1年の頃からバイオリン教室に通っています。
得意な曲を弾いているときは気分転換になりますが、苦手な曲もあります。
その場合何度も繰り返し根気よく練習する必要がありますが、うまく弾けたときの達成感は何にも代えがたいものがあります。
また、バイオリンの練習で培った集中力や継続力は勉強やスポーツにも活かせていると思います。
高校生になったら管弦楽部に入部して、勉強と両立しながらバイオリンの上達を目指したいです。

【Q】長所や短所はどんなところですか?

《回答例》
私の長所は面倒見が良いことです。
吹奏楽部に所属していたのですが、初心者から楽器を始める後輩や同期が多くいました。
私は小学生の時からピアノを習っていたので、楽譜の読み方や演奏時に気をつけるポイントなど、積極的にサポートをしました。
また、それは同時に短所でもあります。自分のことよりも他人を優先し、自分の予定をずらしてしまうことがあります。
高校では、長所も忘れず、自分の意思も強く持てるようになりたいと思っています。

長所と短所は、同じことでなくても大丈夫です。
例文のように見方を変えることで長所にも短所にもなるのです。
長所は自分の経験と結びつける、短所はどのように改善したいかを話すと良いでしょう。

【Q】中学校で頑張ったことを教えてください。

《回答例》
私は中学生活で、生徒会活動を頑張りました。
そこで学んだのは、意見をまとめる難しさです。
生徒会長をしていたのですが、メンバーからそれぞれ違う意見が出てしまい、議題が進まないことがよくありました。
しかし、それらの意見を組み合わせることで、新しいアイディアが生まれました。
この経験を活かして、高校生になっても多くの人と関わり合いながら活動していきたいです。

今回は生徒会長を例に取り上げましたが、部活動や習い事など、頑張ったと思えることであれば何であっても構いません。
ポイントは、頑張った経験から何を学んだか、そして高校生活でどのように活かしたいかを話すこと。
そうすることで、面接官にも「本当に一生懸命頑張ったんだな」と印象付けることができます。

【Q】高校で頑張りたいことを教えてください。

《回答例》
私は高校生活で英語の勉強に力を入れたいです。
なぜなら、将来は海外の方と関わる仕事に就きたいですし、大学でも留学をしたいと考えているからです。
しかし、中学時代、英語は苦手科目でした。だからこそ、将来の夢のために高校生の間からコツコツと勉強して、苦手を克服したいです。

高校生活で頑張りたいことは、将来の夢に繋げると話しやすいです。
夢が決まっていないなら、中学時代悔いが残ることを高校ではやり遂げたい、などこれまでの経験を結びつけると良いですね。

【Q】将来はどんなことをやりたいですか?

《回答例》
私の将来の目標は、バレエを多くの人に広めることです。
私は小さいころからバレエを習っていました。しかし友人と話していると、バレエは知っていても見たことがないという人が多くいました。
私は日本人が映画に行くような感覚で、バレエを見に行って欲しいと思っています。
そのために高校ではバレエに一層力を入れ、将来のために勉強をしていきたいです。

明確な目標がないなら……

《回答例》
私は現在明確な目標はありません。
興味・関心のあることは多くありますが、まだはっきりと目標と言える段階ではありません。
だからこそ、高校では多くの人と関わったりして、興味の幅を広げたいです。
また、明確な目標を持てるように、何事にも積極的にチャレンジしていきたいです。

何も話すことがないなら、それを逆手に取りましょう。
視点を変えれば、良い印象を与えることができるはずです。

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高校受験の面接で気をつけたいポイント4つ

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ある程度話す内容ができたら、次はスムーズな回答ができるように練習です。
今回は面接本番で超重要なポイントを4点ご紹介します。

1. 回答時間に気をつける

面接対策で見落としがちになるのが回答時間。
特に注意すべきは次の2点です。

①長く話しすぎない

ダラダラと話すぎは絶対NG!
1つの質問に時間をかけすぎて、せっかくエピソードを用意した質問が来た時に十分に話せない要因になります。
簡潔に話すことを意識して、1つの質問に15秒から20秒程度で答えるようにしましょう。

②時間が決められているものは、制限時間30秒前を目安に

面接では自己PRや志望動機など、時間制限のある質問もあります。
時間をオーバーしてしまうのはもちろん、短すぎもよくありません。
制限時間の30秒前で終わることを目安に話すようにしましょう。

2. 長所を織り交ぜながら伝える

面接は直接自分をアピールできるチャンス。
自分の長所を織り交ぜながら話すことで、どんな人間かが伝わりやすくなります。
例えば、「私は〇〇が得意なので、高校生活でも部活動に活かしていきたいです」といった内容です。

長所を話すポイントは、恥ずかしがらずに話すこと。
自分の長所を話すのは、なんだか照れくさいかもしれませんが、堂々と話す方が好印象です。

3. 経験談を話す

質問の答えに、これまでの経験をプラスすると具体性と説得力が増します。
例えば、「高校では〇〇を頑張りたいです。なぜなら、中学で〇〇な経験をしたので、それを活かして活動の幅を広げたいからです」というようにです。

ただし、無理やりこじつけるのも筋が通っておらず悪い回答になってしまいます。
闇雲に話すのではなく、必ず一貫性を持った内容にしましょう。

4. 志望動機を正確に伝える

長所や経験は、志望高校に結びつけられるといいでしょう。
面接官に、「うちの高校にあっているな」と感じてもらえることは、面接で重要になってきます。
例えば「中学時代は部活も勉強もコツコツと努力して成績を伸ばしました。そのため、教育目標に文武両道を掲げる御校は、私にぴったりだと思い志望しました」というように高校の特徴や教育理念と結びつけて話しましょう。

失敗しないためのオンライン・WEB面接対策

高校受験 面接

実際に受験の面接となると、志望動機をしっかりと伝えることができるか、面接官からの質問に答えられるかなど、不安を感じますよね。
受験の面接を成功させるためには事前の準備や心構えが大切です。
ここではオンライン面接の取り組み方や練習時に意識すべきポイントについてご紹介します。

WEB面接で気をつけるべきこと

①面接はパソコンで受ける

面接を受ける時はパソコンを使うのが無難
スマホだからダメと言うわけではありません。
しかし、面接官はパソコンでみている可能性が高いです。
そのため、画面が同じ比率になるパソコンの方が、面接官も見やすいですよ。

②面接中の背景に配慮する

オンライン・WEB面接で重要な背景。
余計なものを置かずに、壁だけのすっきりした背景が無難です。
後から後悔しないためにも、きれいに片付けておきましょう。

③目線を意識する

面接をする時、つい画面を見たくなります。
しかし、少し下を向いているように写ってしまうので、しっかりとカメラを見るとGOOD

練習のポイント

オンライン・WEB面接は、不慣れな人が多いですよね。
だからこそ繰り返し練習しておくと、自信に繋がります。
その時以下のことに気をつけましょう。

ポイント
①面接官が聞き取りやすく話せているか
②身振り手振りを適度に交えているか
③抑揚を付けられているか

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丁寧な指導ありがとうございました。
無事、合格することができました!
面接では志望理由、部活動で得たもの、部活動で得たものをこれからどういかしていくか、運動が苦手な子にどう教えるのかなどが聞かれました。みっくちゅさんとの練習のおかげでうまく答えることができました。
本当にありがとうございました。

【番外編】志願書、面接シートの書き方

高校 面接
志望動機や自己PRは、志願書や面接シートなどの紙に書く場合もあります。
アピールする内容は同じでも、話す時と書く時では注意すべきことが違うもの。
ここでは書面で提出する際に気にしておきたい、ポイントをまとめました。

①1文は短く簡潔にする

1分は短く簡潔に書きましょう。
「だから」や「なので」といった接続詞を多用するのはよくありません。

②結論を最初に書く

私の長所は〇〇です。
志望理由は〇〇です。
など、結論を最初に書きます。

試験官は、多くの志願書や自己PRカードを読んでいます。
結論を先に話すと、印象に残りますし、相手にも伝わりやすくなります。

③具体的に書く

試験官は、志望動機や自己PRを読んで初めて受験者の経験を知ります。
自分の中ではわかっていても、相手には伝わっていないということも。
なので具体的に書くことが大事。
対策として、1度書いてみて先生や家族に読んでみてもらいましょう。

④エピソードは1つにする

志願書や自己PRカードは、書く範囲が限られています。
あれもこれもと盛り込んでは、1つ1つのエピソードが弱くなってしまいます。
1つに絞って、それを深く掘り下げて書くようにしてください。

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人生をかけた高校受験。
だからこそ、一人で対策するよりも頼りになるアドバイザーに相談するのが大切です。
フィードバックを受けることで、ポイントを抑えながら効率よく対策をすることにも繋がります。

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緊張してしまうのは当たり前です。
だからこそ、自分の魅力を最大限に伝えられるように、頭で考えるだけでなく友人や家族、先生に頼んで実際に模擬練習も忘れずしてもらいましょう。
本番で頭が真っ白になっても大丈夫なように、体に染み付くくらい練習をして、自信を持って望んでくださいね。

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