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離婚したことを母の墓前に報告する【言の葉Cafe深夜営業】

とにかく慌ただしい日々、その慌ただしさに救われた日々でした。 ただ、確実に疲れが酷く、最後の舞台の為に熊本に通っていた時期は居眠り運転になりそうで、何日も車中泊をしていました。 それらの日々から抜け出して、ようやく落ち着いたある日、僕は母の墓参りに行こうと急に思い立ちました。 何故、そんな風に思い立ったのか当時は分かりませんでした。 ただ、今思うに「大人」でいることに少し疲れたのかもしれません。 少しの間でもいい、気持ちの事だけでいいから「子供」に戻りたかったのかなと、いまは思います。 子供の視点について考えることがあります。 普段、僕は演出家として脚本にある「想い」を 演出家コンサルタントとしてクライアントの「想い」を とても客観的に考える仕事なので、実はそこに自分の主観的な気持ちが介在することは少ないです(まったく無いわけではありません) 子供でいるという事は、そうした自分の主観を誰かに分かってもらおうとする世代なのかとも考えます。 それは成長していないという意味ではなく、成長しているからこそ、視て知らないといけないことなのではと思います。 ふと、こうして自分のことを語る時に、いま僕は振り返り自分の心情を語ることで子供の気持ちになって成長する時間を得ているのだと思います。 昔よく「日記をつけろ」と言われた意味がやっと分かりました。 今もそうですけど、気ままにドライブするのが好きです。 時間に追われることなく、気分のままに運転する。 その地方のFMを聴きながら、変わる天気を楽しみながら。 その時の墓参りもまたそんな時間になりました。 いまの僕には、楽しみがたくさんあります。
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