絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

11 件中 1 - 11 件表示
カバー画像

『表記ブレ』について考える① ~表記ブレとはなにか~

こんにちは、しじま@やさしい校正屋さんです!今回から三回に分けて、校正する上で避けては通れない『表記ブレ』というものについて、色々な角度から考えてみたいと思います。 とはいえ決して堅苦しい話ではありませんので、ちょっとしたコラムを読むような感覚で、どうぞ気楽に読んでいただけたら嬉しいです! さて、校正をする上で、誤字脱字とならんで指摘することが多いのが『表記ブレ』です。 表記ブレを簡単に説明すると、同じ作品内で用いられている同じ語句が、箇所によってひらがなだったり漢字だったりと表記の仕方がブレてしまっていること……といった感じしょうか。 何か意図がある場合を除き、一般的にはなるべく表記の仕方を統一した方が自然で読みやすく、文章としても美しいとされています。 例を挙げてみましょう。 その川は茶色く濁り、昨夜の雨で増水している様子であった。 「本当は川沿いに遊歩道があるんだ。あそこにうっすら道が見えているのが分かるか?」「どこだ、まったくわからないよ。それにしてもひどいありさまだな」「分かる」という動詞に注目してみてください。一人目の台詞では「分かる」と漢字表記になっていますが、二人目の台詞では「わからない」とひらがな表記になっています。 当方の校正では、こうした箇所について「表記ブレの可能性がある」として、ひとまず指摘のマーカーを付けるようにしています。 ただし、実際に表記を統一するかどうか、またどういった表記に揃えるかは、作者に判断を委ねております。 絶対にこうするべき!という正解はございません。 (市場に出回る商業の出版物であれば、出版社ごとの方針など一定のルールもありましょ
0
カバー画像

「やさしい校正」って何?

 こんにちは、しじま@やさしい校正屋さんです! 今日は、私がサービス名や名乗りに用いている「やさしい校正」とは何か?ということについて、そこに込めた想いや目指している方向性を、改めて語らせていただきたいと思います。 まず、私が自身の校正サービスに関して用いる「やさしい」は、必ずひらがなで表記するようにしています。 それはこの「やさしい」には二つの意味……「優しい」と「易しい」が込められているからです。 この二つの言葉を辞書でひいてみると、概ね次のようなことが書かれています。【優しい】…周囲や相手に気をつかって控えめである。おだやかである。悪い影響を及ぼさない。情がこまやかである。【易しい】…簡単である。わかりやすい。 上記の二つの「やさしい」は、校正をする上でも非常に大切なことだと私は考えています。 校正という作業について、「文章の間違い探しをすること」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、他者の作品を校正する場合においては、ハッキリと「これは間違いだ!」と断言できるケースというのは、意外と少ないものです。 一見誤字や脱字に見える表記でも、作者がなにかしらのニュアンスやこだわりを込めている可能性がある以上、一方的に間違いと決めつけるような校正の仕方は傲慢と言えましょう。 ましてや、厳しい口調で「間違えているから直して!」と指示をして相手を萎縮させたり、作者の意向を尊重する姿勢が欠けたりしていては、校正者として良いお手伝いはできないと思っています。 また、指摘内容を伝える際も、問題点や改善案がわかりにくければ、作者や作品に上手くフィードバックすることができず、
0
カバー画像

校正を依頼する3つのメリット

 こんにちは、しじま@やさしい校正屋さんです。 今回は、私が思う「作品の校正を第三者へ依頼する3つのメリット」についてまとめてみたいと思います! メリット……と呼ぶと少し堅苦しいかもしれませんが、言い換えると「校正依頼のオススメポイント」ですね。これらに魅力を感じた方は是非、当方を始め校正を専門的におこなっているサービスへのご依頼を検討していただきたいです! ちょっと長いブログになりますが、太字のところだけでも読んでもらえたら嬉しいです!(1)時間にゆとりができる 一つ目は、何と言ってもこれです。 校正のバトンを第三者に渡している間、依頼者さまには空き時間が生まれます。これまでずっと原稿にかかりっきりで、することができていなかった様々なことを、この時間で一気に片付けることも可能かもしれません。 具体例としては…・同人誌の本文を校正してもらっている間に、表紙を完成させる・お品書きや掲示物の作成、通販の用意など、イベント参加や作品頒布の準備を進める・無配やノベルティを作成する・溜まっていた私生活の用件を済ませる・一度原稿から離れて、気分転換をする・原稿作業中は寝不足続きだったため、しっかりと寝て休む 個人的には、一番最後もかなり重要だと思います。連日、夜遅くまで原稿の執筆をしているという方も多いのではないでしょうか。しっかり休んで、英気を養って、趣味に打ち込むエネルギーとモチベーションを維持していただきたいものです! また、せっかく作品自体は完成しても、その他の準備が不足したままではイベント参加などに悔いが残ってしまう……という人もいるでしょう。校正を依頼することで生まれる空き時間
0
カバー画像

同人作品向けの校正サービスを始めたきっかけ

 簡単な自己紹介や、どんな校正屋さんを目指したいかについてはプロフィールページに書きましたが、そこには書き切れなかった想いや、何故「同人作品向けの校正サービス」を始めたのかについて、今回は綴ってみたいと思います! さて、いきなりこんなことを書くと「矛盾してるじゃないか!」と言われてしまいそうなのですが……私自身、『同人作品に対する校正は必須ではない』と思っています。 何故なら、同人とは突き詰めてしまえば「趣味」の活動であり、「正しい文法で書けているか」よりも、「このパッションを表現したい、形にしたい!」という気持ちと行動力の方が重要だからです。 誤字脱字がないかな、接続詞がおかしくないかな……と気にしすぎるあまり一行も書けないよりは、多少粗い文章であってもガンガン作品を書き進められる方が良い。そんな「趣味」だと考えています。(もちろん、作品の内容に関する文責は全て作者自身にありますし、趣味であろうと日々向上心を持って作品に取り組んでいる方もいらっしゃいます。) とはいえ、実際に同人活動をおこなっている方のほとんどは、人前に公開したり本にしたりする前に、一度は自身の作品の校正をしていることでしょう。 そこには「誤字脱字や文法の誤りをなくして、もっと作品の質を高めたい」という気持ちや、「頒布した後に誤字脱字の指摘をされると落ち込んじゃうから」などの事情があるのではないでしょうか。 また、その校正作業こそが同人活動の足かせになっているという方も、中にはいらっしゃるかもしれません。 「自分の校正に自信が持てない」「周囲に校正を頼める人がいない」「校正をしている間に気持ちが萎えてきちゃう
0
カバー画像

一次創作と二次創作。

「ウマ娘」のコミカライズが、コロコロで始まる……というので、「同人版でコロコロ風のウマ娘漫画を描いていた」方が、「本家と勘違いされるのは本意ではないので、発表した作品をすべて削除します」という対応を発表されました。正直、これは「二次創作をするからこそ、一次に敬意を払う」対応として、素晴らしかった――と私は受け止めています。もちろん、葛藤はあったでしょう。二次とはいえ、創作した作品は自分の子供のようなものです。その存在を消さなければいけない、というのは、簡単ではありません。それでも、二次創作は「本家があるから成立する」ものであり、一次側は基本的には「同人活動についてある程度許容している」状態です。一次側がその気になれば、法的な手段で訴えることも可能ですし。……まあ普通は、そこまでもめるケースはまずないですが。しかしながら二次創作をやる場合は、あくまで本家にはリスペクトが欲しいですね。……などと思う、ノベライズの多い作家のつぶやきでした。(※ノベライズ作品には当然、きちんと監修が入ります。本家の意向にそぐわないものは出せないのが普通ですね)
0
カバー画像

最近のアニメのストーリ構造

2日前、Huluでアニメのポケモン(リコロイ)とガンダムの水星の魔女を主人とまとめて見ていたんですけど…上手い事企画を練ってやってるんだなあ…と本当にしみじみしました。水星の魔女は原作が漫画か小説なんですけど、設定の大部分だけをチョイスしてお話にして進めていって、詳細に関する情報は原作を読むか、今後出る考察ブックを買ってね!ってスタイルで、視聴者に疑問点を置いていってサクサク進んで行くんです。一方のアニポケの方は、ポケモンsvの影響なのかな?前回みたいにサトシというキャラ設定を強く作って話を作っていくのではなく、ストーリー重視で魅せていくスタイルになってて、ほほーってなりました。主人公のリコとロイは今の子に親近感を持ってもらう為に没個性っぽいキャラにして、ストーリーが進むにつれて味を出すキャラ設定なんだなと考察してました。そして、多分ストーリー構成は恋愛シュミレーションゲームのシナリオ構成を選抜してると見ました。私も昔やったなあ…恋愛ゲーム。このキャラと結ばれたいなってやっても、どうしても不器用系真面目男子に行き着くという笑水星の魔女の方は、社会問題を上手く取り入れてますね。「戦争」ってテーマと、「人種差別」、現代によくある「毒親」や「機能不全家庭」。特に今の時代、本当にこの「機能不全家庭」「アダルトチルドレン」は現代病の大部分だとも言われているので、上手く取り入れたなあ〜と本当に関心していました。視聴者の心に近付く努力がなされまくっているなと。何せ、私も毎日ニュース見ます。朝のニュース見て、時間があればAbemaニュースみて、Twitter見て、専門書読んで、正直漫画より情報
0
カバー画像

同人や流行相乗りに頼り過ぎて、オリジナル作品が億劫になっている方向けの話。「0から1を創れない呪い」を解く方法を伝授する

今回は、「0から1を創れない呪い」について語る。 みげか3タイプ診断占いにおける、3つの時間軸には呪いがある ①未来創造型: 直感や予知がドン引かれて封印する呪い ②現在共感型: 0から1を創れない呪い。慢心で大失敗する呪い ③過去再現型: 金の序列マウントの呪い。変化できない呪い(最近)人は基本、この3つの時間軸のどれかに「ワクワク」し、どれかに「無関心」になる。その時間軸の性格診断を「みげか3タイプ診断占い」と呼んでいる。前回は、過去再現型の金の序列マウントの呪い。変化できない呪いの解き方を解説した。今回は6割の人口がいる、現在共感型について語る。Youtubeや同人、ツイッターににおける現在共感型は「ブーム」を生み出す原動力であり、人類の進化における大半を担った大きな役割がある。そしてそれは、過去も、現在も、未来も必要なのである!問題は、他の著作物への流行相乗りの評価に慣れ過ぎて、0から1を創ることにモチベが湧かないのである。「あ! わかる!」と共感する方は、現在共感型である。過去大好きだった流行ものを、廃れた今見た時に「賢者モード」(スンッと真顔)になる場合は、さらに現在共感型に寄っている。過去再現型の方は、時代や流行に左右されない「自分の好き」が趣味となり、時代が変わっても愛は変わらない。ビンテージものだったり、古い技術やモノでも買い支えられる、重要な層である。未来創造型は1割しかいない。目的意識で、それが自分の人生に価値があるかどうかで判断する。それは時代によっても影響を受ける。皆がイイと思うこと、自分が「気持ち良い」と思うものに全員が飛びついて流行が発生する。現在
0
カバー画像

3つの守護神と、現代のSNSでやりがちなこと解説

シヴァ、ブラフマー、ヴィシュヌという神を皆さんは知っているだろうか?スーファミでゲーム少年だった俺には、シヴァは「FFの氷召喚獣」のイメージが強い。当時小学生でFF5を遊んでいして、シヴァの美しさに惚れてしまったものである。元々、みげか3タイプではこの3神は全く意識せずに理論と性格診断を構築していたのだが、偶然インドの神をwikiで調べていて気付いてしまった。「これ、時間軸3つとインド3神が連動しているのでは?」ब्रह्मा ブラフマー神 宇宙の創造の神 शिव シヴァ神 宇宙の破壊と再生の神 विष्णु ヴィシュヌ神 宇宙の維持神ttps://upacara.jpn.org/kecil/hindu_gods.htmlインド3神、三神一体、トリムールティ などで検索すると出てくる神様たち。①過去再現型 = ヴィシュヌ神の維持能力 (30%) →コツコツ努力で理詰めが好き。自分の経験と法を大切にする保守派。  精度を高めて「君しかできない」と頼られることにワクワクする。  内向的で既知の組み合わせが得意②現在共感型 = シヴァ神の取捨選択と破壊能力 (60%) →客観性があり外向的で流行に敏感。流行一番乗りにワクワクする  大衆の評価を優先して、物事の「時価」を意識して最善を選択する  世渡り上手の実況ライバー向け。それ故に競争が多く、廃れるのも早い③未来創造型 = ブラフマー神で未知への情熱能力 (10%) →遠い未来、未知を追いかけたり語るのが死ぬほど好きの目的重視の生き方  誰もマネしないドン引きされる配信者だが、一度爆発したら唯一無二  ニッチで、後から時代が追い付い
0
カバー画像

DL販売しました

皆様、こんにちは造園半太郎です。タイトルの通り「ゴブリン拾いました」のDL同人を販売しました。描き下ろしのサンプルを載せます気になって、買ってくれるとこちらも嬉しいです。
0
カバー画像

たろバウムさんについて

 YOUTUBEでたろバウムさんを知ったのはいつだったか。知ってから1年は経ってないと思うのだが、はっきりいつというのは覚えていない。だけど、顔出ししていることと、その行動力、分析的な視点に基づいた語り口が新鮮だったことは覚えている。今回はたろバウムさんのkindle書籍「DL同人で月40万を稼いだ25の裏技」を読んで感じたことについて書いてみようと思う。  結論から言うと、「僕には成人向け同人はできない」ということが再認識させられた。DLサイトで作品を販売し、利益を出すために、どのような行動をすればいいのかについて色々紹介されているのだが、そのことについては「このくらい分析して実行してきたんだな」という意味合いで参考にはなった。だけど、肝心の作品そのものについて、成人向けは描けないし、描きたくないのだ。それでいくら利益が出ようとも、である。その後にひなまるさんという方の「残金900円 崖っぷちの作家がデジ同人で月40万稼いだ方法」というkindle書籍も読んだのだが、ほぼ内容は一緒だった。  絵にトレースしていたものがあるという指摘がインターネット上でなされ、たろバウムさんはそのことへの対応として作品をDLサイトで販売することをやめていた時期があった。完全にオリジナルな作品を描き上げるまではYOUTUBEにも動画をアップロードしなかった。そして、実際に作品を完成させたとして再びYOUTUBE上に現れた。その有言実行力は僕も見習わないといけないと感じる。たろバウムさんが出てきたあたりから、マンガ家やイラストレーターがYOUTUBE上で顔出しして動画を上げ始めたような気がする
0
カバー画像

中川しのぶ/イラスト

普段は自作の漫画やゲームを作っています。アイコン制作・イラスト制作・ゲームキャラクターの制作・同人誌の表紙制作など、もしご依頼あれば承ります☆(プロフィール等に載せているのは自作品のものになります。)私も同人活動やっておりますので、一般の個人がそんなにお金を出せるものではないと分かっているつもりですので、その意味を込めて比較的安価な値段で承ります。いつでもお待ちしています☆https://coconala.com/users/3402673
0
11 件中 1 - 11
有料ブログの投稿方法はこちら