校正を依頼する3つのメリット

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 こんにちは、しじま@やさしい校正屋さんです。

 今回は、私が思う「作品の校正を第三者へ依頼する3つのメリット」についてまとめてみたいと思います!
 メリット……と呼ぶと少し堅苦しいかもしれませんが、言い換えると「校正依頼のオススメポイント」ですね。これらに魅力を感じた方は是非、当方を始め校正を専門的におこなっているサービスへのご依頼を検討していただきたいです!
 ちょっと長いブログになりますが、太字のところだけでも読んでもらえたら嬉しいです!


(1)時間にゆとりができる
 一つ目は、何と言ってもこれです。
 校正のバトンを第三者に渡している間、依頼者さまには空き時間が生まれます。これまでずっと原稿にかかりっきりで、することができていなかった様々なことを、この時間で一気に片付けることも可能かもしれません。
 具体例としては…
・同人誌の本文を校正してもらっている間に、表紙を完成させる
・お品書きや掲示物の作成、通販の用意など、イベント参加や作品頒布の準備を進める
・無配やノベルティを作成する
・溜まっていた私生活の用件を済ませる
・一度原稿から離れて、気分転換をする
・原稿作業中は寝不足続きだったため、しっかりと寝て休む
 個人的には、一番最後もかなり重要だと思います。連日、夜遅くまで原稿の執筆をしているという方も多いのではないでしょうか。しっかり休んで、英気を養って、趣味に打ち込むエネルギーとモチベーションを維持していただきたいものです!
 また、せっかく作品自体は完成しても、その他の準備が不足したままではイベント参加などに悔いが残ってしまう……という人もいるでしょう。校正を依頼することで生まれる空き時間を、是非有効活用してください!


(2)自己校正では気付けない箇所までチェックしてもらえる
 二つ目のこちらについては、共感される方も多いのではないでしょうか。
 自身で校正をおこなう場合、基準となるのは自分自身の知識や感覚です。そのため、知らず知らずのうちに意味を誤解したまま用いている言葉や、正しいと思い込んでしまっている変換ミスなどについては、たとえ何度自身で校正をおこなったとしても、気付くことができない恐れがあります。
 その点、第三者に校正を依頼することで、思い込みによる見落としを防ぐことができるだけでなく、自身がこれまで誤って覚えていた知識を修正し、ミスをしやすい傾向を把握することにも繋がり、今後に活かせるというわけです!
 さらに、これまで自己校正をしてきた方の中には、「しっかりチェックしたはずなのに、製本した後になって誤字脱字に気付いた」という経験をお持ちの方もいらっしゃるのでは。
 実はこれには、やむを得ない理由が存在しています。自身で校正をする際、執筆者本人はすでにそこにどんな文章が書かれているか知っています。書きたてほやほやの原稿であれば、なおのこと記憶に新しいため、校正のために読み直している文章に見慣れていることがほとんどです。
 すると、たとえ誤字や脱字があったとしても、本人は脳内で自動的に補完して読めてしまうため、その場で誤りに気付きにくくなってしまう。それが、「後から湧いてくる誤字脱字」の正体です。その他、執筆疲れや焦りなども当然影響してきます。
 こちらもやはり、その文章に初めて触れる第三者の目を通すことで、より細かな誤字脱字が見つかりやすくなるというわけです!
 ちなみに、校正の技術や知識を持つ人であれば、一般的に誤用されやすい言葉、漢字の誤変換が生じやすい単語を知っていたり、文章を冷静に一語ずつ目で追いながら校正をする方法に慣れている人も多いです。そうした経験者や専門家に依頼をする方が、校正の精度もより高まることでしょう。


(3)モチベーション低下を防ぐことができる
 三つ目はこちら。
 実は作品の執筆にあたり、校正に関連する「モチベーション低下の危機」は少なくありません。
 校正に割ける充分な時間が確保できず、また校正に手間がかかりすぎて途中で諦めてしまう…。
 校正のために読み返しているうちに自分の作品に飽きてしまい、本当に面白い作品になっているのかと疑心暗鬼になってしまう…。
 作品の公開や頒布をおこなった後に読者から誤字脱字などを指摘されて、気持ちが落ち込んでしまったり萎えてしまったりする…。
 このような経験に心当たりがあるという方、いらっしゃいませんか?
 校正を第三者に依頼することで、(1)に記載した通り校正の時間や労力の削減ができますし、何度も読み返して自分の作品に飽きてしまうことを防げます。また(2)で述べたように、自己校正よりも見落としが減ることで、読者からの指摘も減ることでしょう。つまり、校正に関連するモチベーション低下の問題の多くを解消することが可能なのです。
 とはいえ、ここまで読んだ方の中には、「校正を依頼した第三者から厳しい校正コメントをもらったら、結局モチベーションが下がっちゃいそう」と感じている人もいるかもしれません。
 当方がおこなっている校正サービスでは、依頼者さまひとりひとりの意向に寄り添った校正を心がけております。一方的に修正を指示するような校正は避け、優しい言葉と易しい表現を用いた校正コメントを指摘箇所に書き添えています。
 さらに、校正済みのデータをお返しする際、併せて「やさしい感想文」もお付けしております。簡易的な感想文ではありますが、校正のために作品を読ませていただいた中で、特に魅力的に感じた箇所について記したポジティブな感想文となっております。こちらも、依頼者さまのモチベーションアップに繋がりましたら幸いです。

 以上が、今回ご紹介する「作品の校正を第三者へ依頼する3つのメリット」です!
 少し長い文章でしたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 これを読んで校正の依頼に興味を感じた方、詳細を知りたいと思われた方は、是非当方の各サービスページやプロフィールページをご覧いただけましたらと思います!

 皆様のお役に立てますように。
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