「ウマ娘」のコミカライズが、コロコロで始まる……というので、「同人版でコロコロ風のウマ娘漫画を描いていた」方が、
「本家と勘違いされるのは本意ではないので、発表した作品をすべて削除します」
という対応を発表されました。
正直、これは「二次創作をするからこそ、一次に敬意を払う」対応として、素晴らしかった――と私は受け止めています。
もちろん、葛藤はあったでしょう。
二次とはいえ、創作した作品は自分の子供のようなものです。その存在を消さなければいけない、というのは、簡単ではありません。
それでも、二次創作は「本家があるから成立する」ものであり、一次側は基本的には「同人活動についてある程度許容している」状態です。
一次側がその気になれば、法的な手段で訴えることも可能ですし。
……まあ普通は、そこまでもめるケースはまずないですが。
しかしながら二次創作をやる場合は、あくまで本家にはリスペクトが欲しいですね。
……などと思う、ノベライズの多い作家のつぶやきでした。
(※ノベライズ作品には当然、きちんと監修が入ります。本家の意向にそぐわないものは出せないのが普通ですね)