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【言語とコミュニケーション】国際・外国語学部小論文の解法/第4回

(1)言葉とコミュニケーションについて考えよう国際・外国語学部入試小論文では「言葉」や「言語」、「コミュニケーション論」に関する出題が多い傾向にあります。日頃から言語論や言葉遣いについて考える習慣をつけてください。志望理由書などにも、大学入学後に何を学びたいかという項目で、「コミュニケーションについて学びたい」と書く受験生をよく目にします。これだけでは、不十分です。コミュニケーションにもいろいろあります。言語によるものと、非言語によるもの。書き言葉と話し言葉。家族や身内に対するものと対外的・社会的なもの。このように分析的に考える習慣をつけることが必要です。さらに、誰が誰に対するコミュニケーションであるのか。政治家が国民に対するもの、企業が消費者に対するもの、行政が市民対するもの、科学者や医師などの専門家が市民に対するもの、新聞・テレビなどのメディアが読者や視聴者に対してのもの e.t.c.‥‥。それぞれ場合分けすると、コミュニケーションのあり方や方法が異なります。特に近年では、食の安全と安心にかかわる問題や、東日本大震災後の福島第一原発事故や新型コロナウイルス感染拡大などに伴う、リスクコミュニケーションのあり方が問われています。「コミュニケーション論」はこのように多岐にわたり、それは単なる伝える技術にとどまらず、伝える側の責任や倫理などに関わってくる重要課題となります。志望理由書では、上記に挙げた観点のうち、どのようなテーマをどのように学びたいのかを具体的に書くようにしてください。(2)問題・「外来語受け入れの是非」高知大学人文社会科学学部国際社会前期2017年次の文章を読み,
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【グローバル化と異文化理解】国際・外国語学部小論文の解法/第2回

(1)異文化理解のために必要な学び国際・外国語系学部入試小論文の出題テーマでは、グローバル化はもはや定番中の定番です。グローバル化(グローバリゼーション、グローバリズムともいう)は、本来、国際政治や国際経済に関する言葉ですが、国際・外国語系学部ではまずは異文化理解や多文化共生という文脈でこの問題を考えてみましょう。異文化理解の問題では、第一に東洋と西洋(欧米)、日本文化と欧米文化の比較から入るのがオーソドックになります。欧米の文化の基盤にはギリシャ哲学とキリスト教の伝統があります。一方の日本などのアジアでは、仏教や儒教が色濃く反映されています。高校の現代社会や倫理の教科書で、これらの哲学や宗教の特徴を押さえておくことは、小論文の教養を涵養する上での基本になります。また、対比で言うと、キリスト教とイスラム教との比較も必要になります。それから、日本文化を取り上げると、茶道や生け花、日本庭園、能や歌舞伎などの芸道や芸能についても現代社会や倫理の教科書で最低限の知識をマスターしてください。最後に、東洋と西洋を比較するという二分法に潜む罠も考えておかなければなりません。以下の記事を参考にして、この問題を自分なりに整理して意見をまとめておくように。(2)問題・「グローバル化と異文化理解」高知大学人文社会科学学部国際社会前期2018年次の文章を読み,あとの設問に答えなさい。① 2000年7月の沖縄での先進国サミットは,この会議の史上初めて文化を議題に取り上げ,ますます画一化しようとする傾向に対して「文化の多様性」の擁護をアジェンタ中に含めました。ユネスコも同様の主張をしています。ここには人類
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【本当は教えたくなかった】東京農業大学小論文の勉強法(第1回)

(1)はじめに 今日から数回にわたって、東京農業大学小論文の勉強法を書いていきます。 いま、日本の農業は大きな転換点を迎えています。 これから現代日本農業の直面する課題を読者のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。このような試みが東京農業大学小論文の対策に直結します。 第1回の今日は、「農業の機能」の話です。 「農業の機能」という言葉が難しければ、「農業の働き」「農業の役割」というような言葉に置き換えても意味はだいたい同じです。 「農業の機能」を考える場合、「食料・農業・農村基本法(新農業基本法)」を読むことから始めてください。 (2)「食料・農業・農村基本法」を読む この法律の骨子のうちの「第1 基本理念」を何度も繰り返し読むことをお勧めします。 それでは、以下に掲載します。 <1>食料の安定供給の確保  1.食料は、人間の生命の維持に欠くことができないものであり、かつ、健康で充実した生活の基礎として重要なものであることにかんがみ、将来にわたって、良質な食料が合理的な価格で安定的に供給されなければならない。  2.国民に対する食料の安定的な供給については、世界の食料の需給及び貿易が不安定な要素を有していることにかんがみ、国内の農業生産の増大を図ることを基本とし、これと輸入及び備蓄とを適切に組み合わせて行われなければならない。  3.食料の供給は、農業の生産性の向上を促進しつつ、農業と食品産業の健全な発展を総合的に図ることを通じ、高度化し、かつ、多様化する国民の需要に即して行われなければならない。 4.国民が最低限度必要とする食料は、凶作、輸入の途絶等の不測の要因により国
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