食べても太らない人の秘密は“腸”にある!
『あんなに食べてるのに、なんで太らないの!?』思わずそう言いたくなる“食べても太らない人”っていますよね。実は、その秘密はダイエット法でも代謝の高さでもなく、“腸内環境”に隠れています。どんな腸内細菌が優勢かによって、食べたものの吸収やエネルギーの使われ方はまったく変わってくるのです。今回は、体質の決定権を握る腸の力について、やさしくひも解いていきます。腸内環境が「太りやすさ」を決めている同じ量を食べても太る人と太らない人の差は、「代謝がいい・悪い」といった単純な話ではありません。“食べた物の使われ方”に、腸内細菌がどう関わっているかが大きく異なっているのです。私たちが食べたものは、すべてがそのまま吸収されるわけではありません。たとえば、人間の体が自力で消化できない成分は、腸内細菌が分解・発酵し、自分たちの生命活動のエネルギーとして利用します。このとき一部のエネルギーは腸内細菌側で消費されるため、私たちが吸収できる「取り分」は減り、同じ量を食べても体に入るカロリーが少なくなるのです。さらに、腸内細菌が食べ物を分解する過程では、短鎖脂肪酸という「私たちの体が使える燃料」がつくり出されます。これは糖や脂質がそのまま吸収される場合と比べてカロリーが低く、しかも熱やエネルギーとして使われやすい方向に流れやすいという特徴があります。その結果、脂肪としてため込みにくいエネルギーの使い方へと導かれるのです。こうした複合的なはたらきによって、同じ食事量でも「どれだけ吸収されるか」「どのように使われるか」が変わり、自然と食べても太りにくい体質がつくられていきます。食べても太らない人の腸では、こん
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