元癌患者が思うピンクリボン運動の話
カオルです。10月です。10月なのにまだまだ夏の続いているかのような日差しです。10月はピンクリボン運動の月です。誤解を恐れずいうと、わたしはこの運動があまり好きではありません。なんていうのでしょうね、お祭りみたいに思えてしまって。Wikipediaによると、ピンクリボン運動とは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進すること、などを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーン期間です。もちろんこのキャンペーンをきっかけに、乳がん検診に足を運ぶことがなかった人が検診に行こうと思ってくれたり、乳がんのことをより深く知ることになれば、とても良いことだと思います。少しでも乳がんに罹患するひとが減り、辛く悲しい思いをする患者も家族もなくなってほしいとこころから願ってもいます。早期発見がどんなに大事かということも。わたしは30代で乳がんに罹患しました。なぜわたしが?どうしてわたしが乳がんになるの?告知後は、世界のすべてから色が消え、音が消え、社会から弾き出されたような孤独と恐怖を感じました。予想よりも術後の病理は悪く、手術のあと、抗がん剤・放射線を行い、ホルモン薬を7年服用しました。嗅覚味覚や行動の一部に後遺症はありますが、幸いにも現在再発はなく元気に過ごせてることには感謝しかありません。癌を経験したほとんどの人がおそらくそうであるように、わたしの死生感も大きく変わりました。すべては生きていればこそなのだと。なので、ピンクリボン運動の期間だけではなく、乳がんだけではなく、健康について命について、そして時間は有限であるということも考えてほしいのです。自分の気持ちも身体も、あな
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