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中小企業経営のための情報発信ブログ144:ディープ・パーパス経営

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は「深層的なパーパス(ディープ・パーパス)経営」について書きます。最近、ハーバードビジネススクールのランジェイ・グラティ教授が「ディープ・パーパス:優れた企業の革新」という本を上梓しました。それに基づいて書いていきます。以前にも「パーパス経営」について書いていますが、パーパスとは「存在意義」のことです。元々は米英で行き過ぎた株主至上主義に対する疑問を背景に「行き過ぎた株主主権の揺り戻しとして企業が自らの存在意義を規定するもの」として出てきたもので、環境も文化も異なり株主至上主義が行き渡っていない日本でそのまま適用するのは間違っているという考えもあります。 しかし、日本においても企業の存在意義を再定義することには意義があるように思います。経営者自らが、自社のパーパス=存在意義を真剣に考え、ただ考えるだけでなく、それに沿った形で事業を構想したり、組織内部にすり込み、さらにガバナンス態勢を整え、社員一人ひとりにまで行き渡らせる、ここまでやって本当の意味でのパーパスの再定義です。経営者が本気にならなければパーパス経営はできません。 1.パーパス経営が急速に広まった理由  先ほども書きましたが、英米でのパーパス経営は、元々は株主至上主義への反動から生まれていますが、新型コロナのパンデミックで更に加速しました。個人が社会や環境の変化の中で、自らの生き方を見直すように、企業もさまざまな危機や変化に直面する中で、新たな指針が必要となり、「私たちの企業は何のために存在しているのか」を問うようになったのです。この「何のために存在しているのか」とい
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