うなちょ
あれ以来うなぎがあまり食べれません・・・大昔。ベア次郎と堤防釣りに行ったときのこと。友達のベア次郎がしっぽに引っ掛けてうなぎを釣り上げました。もう帰ろうとしていたところに大物のヒットで、帰りの道中は盛り上がりました。泥吐きをさせてから食べようということで、二三日ダンボールにビニールを張り、水槽の代わりにして放すことにしました。ベアたんは仕事から帰っては「どのくらい泥を吐いてるかなー?」「今日も元気に生きているかなー?」とチェックしていました。ベアたんはものに名前をつけるクセがあります。うなちょとは、出会ったときにもう、うなちょっていう名前が決まっていました……うなちょのチェックを毎日しているうちに、ベアたんにはうなちょに対する情がわきました。しかし、うなちょは食べられる運命……一週間ほど過ぎた日、友達のベア次郎が「そろそろうなちょを捌こうか」と言いました。うなちょはとても元気で、捕まえられる状態ではなかったので、ベア次郎のアイデアにより、うなちょを酔わせることにしました。焼酎に入れられ、冷凍されるうなちょ……ベアたんはちょっと現実に耐えられず、仲良しの車友達とドライブに行ったりして現実逃避をしていました。そしてドライブから帰ってくると。うなちょはベア次郎の手により、白焼きにされていました……車友達にもうなちょを食べてみなよと勧めるベア次郎。遠慮なくいただく車友達。ベアたんも、一口、いや、ひとかけらだけ、食べました。味は、しませんでした。あれ以来、うなぎを食べたいなって思う瞬間はあるのですが、うなちょの元気な顔がよぎるんです。でも、この感染症が落ち着いたら、美味しいうなぎ屋さんに
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