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【恐怖】ココナラ出品者あるある(素晴らしい()お客様編①)【ノンフィクション】

こんにちは、アマネコです^^先日↓の記事でお伝えした通りココナラでの活動頻度を抑えようと思っています。それ即ち「ココナラに縛られるのをやめる」ということです。そんな僕だからできることがあると思っています。それこそがーーココナラぶっちゃけトークです!!ココナラの第一線で汗をかく皆さんに問います。我慢してること、ありますよね?そう、例えばーー■急いでほしいと言う割に全然連絡が取れない依頼主■何かにつけて過度な要求をしてくるクレーマー気質な購入者■意味不明な低評価&取り消しも対応してくれないココナラ運営■ひたすらメッセージで質問をし続ける絶対お金払わないマン■もはや意思疎通が不可能な地球外生命体僕たちは常に彼らからの理不尽にさらされながらも堪える日々なぜか?彼らからの評価が怖いから先に誤解なきようお伝えすると、ココナラの購入者さんの80~90%はとても善良な方です。何度でもやり取りしたいし、僕の持てる全てを尽くして価値提供したいと思える尊敬すべき方々です。そして、そんな方々と引き合わせてくれるココナラというプラットフォームにも感謝しています。だからこそ活動頻度を抑えこそすれ、辞めることはないという結論に至りましたので。ですが、残りの10~20%は確実に存在します。そして、そんな素晴らしい()お客様につかまったら、、、(((( ;゚Д゚)))ハッキリ言ってココナラでは出品者がかなり不利です。というのも、出品者にとって評価はランク判定、つまり自分の売上に関わる重要なものなのに対して購入者にとって評価は大した影響も及ぼさないからです。購入者評価☆3(※)とかになったところで アカBANされ
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(38日目)苦情の本質って?(前編)

昨夜、仕事から帰ったら一番下の娘に『ニュージーンズって知ってるか?』なぜか上から目線で言われた。『そりゃ分かりますよ。 新しいジーンズが欲しいのね。 買ってあげませんよ。』って答えたんだけど、『えー?知らんのー?』って忌々しく小馬鹿にされました。なんか腹立ちました。彼女が言ってるのは韓国のアイドルグループのことらしい。I'm Japanese!!!で、その動画も見せられたんだけど。(見たいと要望は出したワケではない)それ見て思ったの。『ジーンズ履いてないじゃん。』娘いわく『そーいう意味じゃないから!』そーなのか。違うのか。しかし、ウィキペディアで調べたら「いつ穿いても飽きない ジーンズのような時代のアイコンに なるという抱負が込められている」って書いてた。これは、もう1度娘に苦情を申し立てる必要がありそう。ってことで今日もブログ始めまーす。☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆私はかつて、客商売もしていたし債権管理の仕事もしていた。そーすると苦情に出くわすシーンも多かった。延べ18年ほどその仕事に携わっていたのでそれなりに分かることも多い。世の中、苦情とクレームを「同じもの」と考える人が多い。しかし「苦情」と「クレーム」は別物。(英語圏でもそれぞれ別の単語)最近よく耳にするカスハラは「クレーム」だと思う。・相手の非を際限なく責め、・無理難題を押しつける。・そして対価を要求する。これは「クレーム」に他ならない。いわば【権利の主張】なんです。では「苦情」ってなんなのか?それは、・期待への落胆・不安や怒りこれは【感情の表明】です。ー 期待を抱きながら行ったお店でー クチコミ見てワ
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【驚愕】ココナラ出品者あるある(素晴らしい()お客様編②)【ノンフィクション】

前置きこんにちは、アマネコです^^前回↓の記事でココナラ出品者がどれだけ我慢を強いられているかというお話をしました。どうだったでしょうか?出品者の方なら多少は心当たりがあったのでは?もし、、、こんなことあり得ない!お客様もココナラ運営さんも全員聖人のような人たちだった!そんなお客様や運営さんのことを悪く言うアマネコに失望した!!という方がいたら申し訳ありません。正直、とっっっても羨ましいです!!そのまま気持ちの良い取引がずっと続くことを本当に願っています。良ければ「あぁ、自分には関係ないけど世の中にはこんな人もいるんだね~」くらいの気持ちで読んでもらえると嬉しいです^^紹介方法ということで、ここからは僕が実際に出会った素晴らしい()お客様の実例を紹介していきます!なお、紹介は↓みたいな感じでやっていこうと思います。■タイトル(素晴らしさ():★★★)本文それぞれの項目について説明すると、、、■タイトル:その名の通りです。そのお客様を簡潔に表現でき、かつキャッチーなものを付けていきたいと思います^^■素晴らしさ():ココナラに倣ってお客様の素晴らしさ()を5段階で評価してみたいと思います。ただし、ココナラと違うのは星の色が白(☆)ではなく黒(★)です(笑)■本文:本文です。おそらく文が進むごとに当時を思い出して表現が過激になっていくことでしょう^^;本題■二千と依頼の神隠し(素晴らしさ():★)まずは★1ということで正直ジャブ程度。この方は簡単にいえば「バックレ」です。「出品者がバックレるならまだしも購入者がバックレって?」と思うかもしれませんが、僕もそう思います。「お金払ってる
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おしゃれカフェで癒されて♪

こんにちは!なごみーなです♡ブログにまで辿り着いてくださりありがとうございます。私カフェ巡りが趣味なんですがおしゃれカフェって店員さんがちょっとすんってしていたりで最近ちょっとハードル高いなと思っていて実際嫌な目に遭ってしまったりで・・・でも何か言ってもカスハラになるのかなとか嫌だと思うこと自体もどう?だめ?とか高級店じゃないしそこまで高額でもないのに嫌だなんていう思いを持つのも違うのかしら?とかいろいろ考えてしまいます・・・なんですが先日行ったカフェ雰囲気というかインテリアも好みで(カフェ好きと言いながら空間重視)しかもスタッフさんたちは皆さんお若い方ばかりでとてもきちんとされていました。最後に対応してくださった方はにこやかにお話ししてくださったのでとても気持ちよく過ごすことができました癒されに行っているのに怯えてみたいになるも嫌ですもんねとてもおいしかったですまた少しずつ再開しようかな
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「カスハラ」が社会問題に…話すと疲れる「文句を言いたがる人」の心理ってどんなもの?

「カスハラ」が社会問題に…話すと疲れる「文句を言いたがる人」の心理ってどんなもの?  心理カウンセラーが示す解釈 顧客による悪質なクレームや理不尽な言いがかり、不当要求などを指す「カスタマーハラスメント」、いわゆる「カスハラ」が社会問題化していますが、クレーム対応の現場のみならず、会社、家族、友人…あなたの身近なところにも「文句を言う人」は少なからずいるのではないでしょうか。不満や苦情といったネガティブな内容が含まれる文句は、聞かされる側からすれば全くもって気持ちのいいものではありません。しかし中には、「文句を言わないと気が済まない」人や、「正直、文句を言うこと自体がわりと好き」という人も一定数存在します。  ネット上でも「文句しか言わない人、話してて本当に疲れる」「接客の現場にいると『この人ただ文句言いたいだけじゃん』って思う人もいる」といった声が聞かれる「文句を言いたがる人」。どんな心理によるものなのか、心理カウンセラーの小日向るり子さんが解説します。 「防衛機制」が関係  そもそも「文句を言いたい心理」とはどういうものなのか――。これは精神医学者のフロイトが提唱した「防衛機制」という心理的メカニズムで解釈することができます。  防衛機制には、「逃避」「同一化」「抑制」「退行」「反動形成」「投影」「昇華」などがあります。例えば、次のようなケースにおいて、それぞれの防衛機制が働いている場合があるといえます。 ・クレーマー……「逃避」 (現状が苦しいため、他のものに心的エネルギーを注いで現状を回避すること) ・同意を求めてくるタイプの文句……「同一化」 (自分一人で
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カスハラ

客による暴言や理不尽なクレーム「カスタマーハラスメント」(カスハラ)が今、問題となっています。っていうのをyahooニュースで読んだ。さて、そういうのは昔みかじめ料って、やーさんが仕事してそういう理不尽なクレームを言うお客をこちらにって連れて行ってどこかでもう二度と現世へ帰ってこれなくしちゃったはずで、この前知らない飲食店の旦那さんから相談を受けました。がそれは断りまして、年間契約にしてもらってはじめて魔法かーどを渡しました。「クレーム客は天罰の下る魔法のカード」というのがありまして実際そういうことになったらしい。店を出て横断歩道を渡ったらダンプにはねられた。まだ、いきているはずそれから、魔法のカードを繁盛するカードに変えて盛業中だ。ココナラやメルカリの安いお客はカスハラが多いのでちゃんと抑止力としての対策したお札を貼っている。これは月額3万円+税別で顧問契約をしたらもらえるがスポットではきかないし、やっていない
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750.“カスハラ客”を宿泊拒否! どんな行為が対象?

“カスハラ客”を宿泊拒否! どんな行為が対象? 「旅館業法」が12月13日に改正 ホテルや旅館では、宿泊客が従業員に対して理不尽な要求をしたり、暴言を吐いたりするなどの行為をすることがあります。このような行為は「カスタマーハラスメント」と呼ばれており、社会問題となっています。そんな中、 改正旅館業法が12月13日に施行されることで、ホテルや旅館の事業者が、カスタマーハラスメントに該当する行為をした人の宿泊を拒むことができるようになります。 「過剰なサービスの要求」「不当な要求」などが拒否事由に該当  厚生労働省によると、新型コロナウイルス感染症の流行期に、「宿泊者に対して感染防止対策への実効的な協力を求めることができない」「いわゆる迷惑客について、営業者が無制限に対応を強いられた場合に、感染防止対策をはじめ、本来提供すべきサービスが提供できない」などの意見が寄せられたことが、旅館業法改正のきっかけになったということです。  現行の旅館業法では、旅館業の事業者は、公衆衛生や旅行者などの利便性といった国民生活の向上などの観点から、一定の場合を除き、宿泊しようとする人の宿泊を拒んではならないと規定されています。  12月13日に施行される改正旅館業法では、宿泊拒否事由が追加。宿泊施設の事業者は、宿泊しようとする人が従業員に対し、次のような行為を繰り返す場合に宿泊を拒否することができるようになります。 【新たな拒否事由に該当するものの例】 (1)不当な割引、契約にない送迎など、過剰なサービスの要求 (2)対面や電話などにより、長時間にわたり、不当な要求を行う行為 (3)要求の内容
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【絶句】ココナラ出品者あるある(素晴らしい()お客様編③)【ノンフィクション】

前置きこんにちは、アマネコです^^前回、前々回に引き続き今回も素晴らしい()お客様シリーズをやっていきます!※前回、前々回をまだ読んでいない方は先に読んでいただけると、よりスムーズに入ってくると思います。前回前々回おかげ様で、このシリーズは↓の【ココナラ電話相談】自動で待機できるようにしてみた結果wwwに次いで高い閲覧数を誇ってくれています。きっと、それだけ皆さんココナラでの出品活動に思うところがあるということなのでしょう。良ければメッセージとかで「自分もこんな経験をした」というエピソードを送ってもらえると嬉しいです。人に言うことで少しは発散できますし、僕としてもブログのネタになりますので!ということで早速、本題にいってみましょう!本題■吐き気を催す邪悪とはーー(素晴らしさ():★★)この方は僕が初めてブロックした方です。実害はないので★2ですが、あまりに自己中かつネットビジネスに対する見通しの甘さに嫌気がさしてメッセージのやり取りのみでブロックしてしまいました^^;この方との馴れ初めはメッセージでの質問からでした。どうやら、これから資産形成とその前段階として資金を稼ぎたいとのこと。ふむふむ。まぁ、僕も↓みたいな商品を出すくらいですので、ある程度はお話を伺えると思ってます。で、サイト売買や外注さんを雇ってブログアフィリエイトで稼ぎたいのだとか。「いきなりやるにしては、ずいぶんレベルが高いことするなぁ~」と思いましたが、それもこの方の方針ですので良いでしょう。何だったら1回挑戦してみて成功すれば良し、失敗してもいつかは活きる時が来ると思います。特に外注化のスキルとかってサラリーマ
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「なんで自分がここまで言われなきゃいけないんだ」と思っているあなたへ

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございますまだ大きな実績もない私のブログを、こうして読んでくれる人がいる。そのことが、ブログを続ける大きな力になっています。気づけば30記事以上書いてきて、見てくれる人も明らかに増えた。今回は、誰もが一度は通ってきた道、、、、「どうして自分が、ここまで言われなければならないんだ」についてです「電話の仕事や接客対応でお客様から理不尽な言葉を浴びせられた」「あともうちょっとでアポ、受注に繋がったのに」そういう時になんで俺がこんなこと言われないといけないんだ。と気づいた時には自分を責めている。怒りや悔しさを抱えている方に向けて書きます。こちらは、ただ仕事をしているだけ。それなのに怒鳴られ、人格まで否定され、筋違いな怒りを一方的にぶつけられる。あまりにも理不尽な目に遭うと、悲しさより先に怒りが湧いてくることがあります。今、あなたがそのような状態なら、少しだけこの記事を読んでください。その怒りや不満、自然で正当な反応ですまず、はっきり伝えたいことがあります。理不尽なことを言われて腹が立つのは、当たり前です。あなたがおかしいわけではありません。こちらが礼儀を守って対応しているにもかかわらず、一方的に暴言を浴びせられたら、怒りを感じるのは自然な反応です。むしろ、何も感じないほうが不自然かもしれません。しかし、電話の仕事では、その当たり前の怒りさえ、その場では飲み込まなければならないことがあります。相手にやり返すことはできない。言い返すこともできない。怒りをこらえながら、最後まで丁寧に対応し続けなければならない。仕事を続けるために、一時的に感情を押し込める
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第11回(その2):【ペイシェントハラスメント】「現場を萎縮させるモンスター家族」

皆さん、こんにちは。いつも私の拙文に目を通してくださり、ありがとうございます。 当ブログは、この第11回からカテゴリーを「コラム」から「法律・税務・士業全般」に変更しました。 それに伴い、過去回も同様の変更を行いました。 内容がより専門的になり、単なる読み物としてではなく、現場の「実務の参考書・指南書」として役立てていただきたいと考えたからです。 カテゴリーは変わっても、私の経験に基づいた「現場の盾」としての姿勢に変わりはありません。 引き続きお付き合いいただければ幸いです。 さて、今回はモンスター家族B氏への対応記録、第2回。 実際にB氏と対峙する前の「事前準備」についてお話しします。 【事前情報収集】私は電話を取る前に、必ずカルテを読み込みますが、文字情報だけでは「相手の温度感」までは分かりません。 そこで、実際にB氏と接触したスタッフたちに聞き取りを行いました。その結果、B氏の攻撃には一定の「無限ループ」があることが判明したのです。 ①初期: 物腰が柔らかく、共感を得ている間は穏やか。 ②トリガー: 自分の要求や承認に沿わない説明が出た瞬間、豹変。 ③攻撃: 執拗な「揚げ足取り」と「謎かけのような質問」の開始。 ④孤立化: 「他のスタッフと言っていることが違う」と執拗な説明を強要。 ⑤停滞: 「納得できないから診療はさせない」と治療を人質に取る。 特筆すべきは、「何が攻撃のトリガーになるか予測不能」という点です。 例えば転院時期の相談で、B氏から「いつ頃になるのか」という質問があり、スタッフが「そうですね、ご家族さんへの説明ができて、先生の意見書が完成してから転院の手続き
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第14回=第4章(その2):【ペイシェントハラスメント】「転院の日」

皆さん、こんにちは。前回からいよいよ転院当時のエピソードに突入し、初回から動きがありました。転院当日はB氏の感情がむき出しになる場面が再三あり、現場対応の困難さを感じられる描写もあります。病院だけでなく、普段、現場でこのような対応をされているスタッフの皆さんがどれほどご苦労されているか、私の対応を通じて感じていただけたら幸いです。【B氏の攻撃】甲先生の手紙を握りつぶして床に捨て、退院請求通知書を細々に破り捨てたB氏は、さらに私に対し「他に俺に渡す書類はないか」と聞いてきました。私は特に病棟からの書類の引き継ぎを受けていなかったので、「私からはありません」と返答しました。B氏が病棟師長に対して「本当にないのか?」と確認すると、病棟師長からは「病棟からお渡しする書類があります」と返答がありました。私が渡す書類と、病棟が渡す書類の性格が違いますから、病棟師長のこの感覚は、通常であれば特に問題がないと思いますが、このレベルの人物への対応は、もっと事前に詰めておく必要があったかもしれません。私にしても、B氏から「他に俺に渡す書類はないか」と聞かれたときに、即座に「ない」と答えるのではなく、病棟師長に確認をした方がよかったと思っています。B氏の行動が最初から激しかったため、この時の私はB氏との対立を意識しすぎた思考になっていました。B氏は「あんたが窓口になるって言ったんだからちゃんと聞いとけよ」と、私を責め、病棟からの書類は「TKから聞いてないから持って行かない」と受け取りを拒否しました。続いて、これまでの私との経過について、B氏は延々と不満を述べてきました。「人間的に間違っている」「病院
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第13回=第3章(その2):【ペイシェントハラスメント】「終わらない論点のすり替え」

皆さん、こんにちは。ペイシェントハラスメント(ペイハラ)対応のシリーズ連載は、前回から第13回=第3章に入りました。この第3章では病院が患者であるAさんの療養型の医療機関への転院調整を進める中で、B氏から様々な揺さぶりを受けることになります。「その1」では、看護師の電話マナーについて執拗なクレームを申し立て、その要求を私が断ったところでまでお話しさせていただきましたが、今回はその続きとなります。「なんでB氏の話はそっちの方向に行くのか」と感じる人、「病院がそんな対応じゃそうなるでしょ」と感じる人、様々だと思いますが、読者の皆さんはご自身がこのような事例の当事者になった気分で、「自分ならどうする」と考えながら読み進めてくださると、実際の対応はされなくとも経験値が上がっていくと思います。それでは続きを進めていきましょう。【なぜ私を指名した謝罪要求に応じなかったのか】「その1」では、看護師の電話マナーに対するB氏からのクレームに対し、上長である師長が真摯に謝罪したものの、B氏はさらに「責任者を出せ。TKに謝罪させろ」と要求し、私はその要求を拒否しました。その理由について、少し詳しく説明したいと思います。私は、B氏の謝罪要求に対して、①長男からは以前に「電話をしてくるな」という要求があったこと②B氏に電話をした看護師は、丁寧に担当者名を名乗り、用件を留守番電話に録音しており、B氏はその録音を聴いて、担当看護師を指名して折り返しの電話をしてきたこと③電話のマナーについては上長である病棟師長が既に真摯に謝罪しており、社会通念上合理的な範囲での対応が完了していると判断したことを理由に、「要求
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第11回(その5):【ペイシェントハラスメント】「現場を萎縮させるモンスター家族」

皆さん、こんにちは。 当ブログ第11回のペイシェントハラスメントのシリーズ連載「その5」になりました。 病院内のペイシェントハラスメントというニッチな分野のブログにも関わらず、この第11回のシリーズは大きな反響をいただいており、以前のブログも同時に読んでくださっていることにも感謝申し上げます。 このシリーズ、まだB氏との初日の電話のやり取りの途中ですが、文章という形になった部分だけでも、この人物が社会通念上の「常識」という物差しでは測ることができないタイプの人物だと感じてくださっていると思います。 私も長く人と接する仕事をしてきて、凶悪事件の犯人も数多く見てきましたが、“性格の難しさ”という意味ではB氏はトップクラスでした。 ただ、こんな人物が今の世の中増えているというのも確かですので、この事実に基づくお話(個人が特定されないよう伏せている部分はありますが、フィクションの要素は排除しています)にお付き合いいただければ、カスハラ対応で苦慮されているみなさんのお手伝いができるのではないかと考えています。 【無限ループ】B氏の「診療の同意はしているが、再開の承認はしていないだけだ」という、医療者の混乱を明らかに狙った言動に対する問答を何度か繰り返した後、私はこれ以上の問答は埒が明かないと判断しました。 そして、B氏に対して「患者さんのことを考えてリハビリの開始についてお話しをしましょう」と話題の切り替えを促し、甲先生、乙先生の「治療の再開は1日でも早い方が良い」という意見を伝えました。B氏自身もそれに対して「治療は1日でも1秒でも早くと考えている」との返事があったので、私は「その答え
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第11回(その3):【ペイシェントハラスメント】「現場を萎縮させるモンスター家族」

皆さん、こんにちは。 当ブログ第11回はシリーズ連載のような形になっていて、今回は「その3」を迎えました。 実は、この第11回の反響が大きく、こんなニッチなカテゴリーのブログにも関わらず、たくさんの読者さんが私の拙い文章に目を通してくださっています。 本当にありがとうございます。 さて、今回の「その3」は、前B氏とのファーストコンタクトの回になります。 【最初の電話対応前に気を付けたこと】B氏に電話をする上で、まず気を付けたことは、私が貸与されているPHSや部門に設置されている固定電話での対応は、B氏からの直接の連絡の標的になると考え、病院の代表電話からの通話としたことです。 自身の直通番号を明かさないことで、ゲリラ的な架電による業務停滞を防ぎ、窓口をコントロール下に置くことができます。 場合によっては私につなぐことなく交換台で取次ぎを断ることができます。また、私の業務もこのB氏への対応だけではないので、B氏からの直接の連絡が著しく他の業務の妨げになることが予想されるので、病院の代表電話でワンクッション置くことにしました。 そして、B氏に私から最初の電話をしました。 【ファーストコンタクト】しかし、B氏は電話に応対せず、いったん電話を切って時間を改めて電話をすることにしました。 しかし、ほどなくしてB氏から「病院から電話があった。責任者につないでくれ」と折り返しの電話があり、交換台から私に電話が取り次がれました。 私はB氏に対して、最初に医療安全の担当者で相談窓口の責任者であることと姓を名乗り、私が今後B氏の対応窓口になることを説明しました。 その上で私はB氏に対し、情緒的な会
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第11回(その1):【ペイシェントハラスメント】「現場を萎縮させるモンスター家族」

皆さん、こんにちは。ブログ開始当初は潤沢にあったストック原稿も、最近の忙しさで底を突きかけ……実は今、アップ前日に必死にキーボードを叩いています(笑)。皆さんは、「ペイシェントハラスメント(ペイハラ)」の被害を受けたことはありませんか?おそらく、ほとんどの医療従事者が、大なり小なりその被害を受けたことがあるのではないかと私は考えています。第8回ではペイハラの態様や基本対応について触れましたが、今回からは数回にわたり、私が実際に体験した「7カ月に及ぶ、ある家族との壮絶な闘い」のエピソードを紹介します。行き当たりばったりの執筆になりますが(笑)、現場で戦う皆さんの参考になれば幸いです。【ペイハラは「カスハラ」の一種である】病院では「ペイハラ」と呼ばれますが、厚生労働省の定義ではカスタマーハラスメントの一つの態様とされています。基本的な考え方はカスハラと同じで良いのですが、医療現場には「応召義務」という特有の壁があります。これが毅然とした対応を躊躇させ、結果として対応が長期化し、現場が疲弊し続けるケースが非常に多いのです。今回の事例も、入院患者さんのご家族によるハラスメントが、通算7カ月に及んだ重いケースです。【現場を疲弊させる「揚げ足取り型」】ある日、私のPHSに2名の医師からほぼ同時に相談が入りました。対象は入院中の患者Aさん。ほぼ寝たきりで意思疎通が困難な状態でしたが、そのご家族(B氏としましょう)からの執拗なクレームに、医師たちが悲鳴を上げていたのです。インフォームドコンセント(IC)を行おうにも、B氏は医師の説明の揚げ足を取り続け、日程調整すらままなりません。私はすぐにカル
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第14回=第4章(その4):【ペイシェントハラスメント】「転院の日」

皆さん、こんにちは。普段、このブログは火曜日と金曜日での更新をしておりますが、昨日の火曜日に更新が間に合わず、今回は水曜日のこの時間になってしまいました。楽しみに(?)されていた読者の皆さまにお詫び申し上げます。連載を落とした漫画家先生のように言い訳を…最近、仕事が立て込んでしまい、ブログの原稿を作成する時間がなかったことが理由でして、決して長い連載となったペイシェントハラスメントシリーズがようやく転院が完了したからここで安心したのではないということをお伝えさせていただきます(笑)このB氏への対応ですが、Aさんの転院ですべて完了!となったわけではなく、転院完了後も当日中に色々とストレスになるアクションを仕掛けてきました。これから先は、蛇足になるかもしれませんが、警察相談までは書き切るつもりです。あとしばらくお付き合いください。【転院後の検証】Aさん転院後、私は自分の対応記録に、B氏を激昂させた私の行動について、その理由を記述しました。B氏のこれまでの言動から、警察相談や裁判は十中八九ハッタリだと思っていましたが、万が一、ややこしい状況になったときに、その時の私がとった対応の根拠を明らかにしておき、一連の対応が「合理的であった」と疎明しておく必要があると考えたからです。B氏が激昂した私の対応は、Aさんを介護タクシーが準備したストレッチャーに移した後、B氏から「お前はここでいい。(もう役目が終わったからこの場から立ち去れという意味だったと思います)」という言葉に対して、病棟の詰め所から見送り(動向監視)をしていたことです。私がこの対応を取ったのは、・自身が医療安全を担当する立場であ
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第14回=第4章(その3):【ペイシェントハラスメント】「転院の日」

皆さん、こんにちは。第4章も(その3)に入りましたが、前2回からずっと厳しい対応が続いています。B氏も言い方は悪いですが、「どうせ病院を出禁になるなら、警察沙汰にならない程度にひっかき回してやろう」という算段があったかもしれません。ここまで突き抜けた行為をする人の対応は、現場でもなかなかいないと思います。そういう意味ではこの事例は、拙ブログの読者の皆さんには、良いケーススタディになる可能性があると私は思っています。【転院への執念】もはやB氏を懐柔する必要がないと判断した私は、B氏の質問に対して「病院を守る側の立場」として率直な意見を述べました。B氏にとっては神経を逆なでするような返答もあると思いますが、私は一発殴られでもした方が、転院の押し問答は早く片付くとさえ思っていました。間に挟まった病棟師長はヒヤヒヤだったと思います。介護タクシーが到着するまでの間、B氏と私の会話を病棟師長がとりなす形で進行していきました。介護タクシーが病棟に到着し、ストレッチャーのお迎えがきました。私はB氏に促されるよりも先に、患者さんの移動を手伝うことにしました。ここでも、B氏から「お前手伝え」と言われるよりも、先に動いて「お前は触るな」と言われる方が良いと考えたのです。お迎えのストレッチャーへの移動は、B氏の指示を受けてお手伝いをしました。病棟の看護師や他の職種のスタッフが見守る中で、私はB氏の指示に従ってAさんをストレッチャーに移しましたが、ここでも「ボケ」「ノロマ」「なんでそんなところを持つんだ」「何もわかってないじゃないか」等、様々な罵詈雑言を受けました。屈辱以外ありませんが、私には転院という
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第13回=第3章(その4):【ペイシェントハラスメント】「終わらない論点のすり替え」

皆さん、こんにちは。このペイシェントハラスメントシリーズ連載ですが、第3章に入り、B氏の動きが活発になってきました。(その1)では、スタッフの電話マナー、(その2)では、私の一連の対応に対する不満、(その3)では、医師の病名説明不足と指摘の矛先を次々に変えて、病院の対応を振り回してきます。今回は(その4)になりますが、B氏の行為はエスカレートしてきます。当院もこれまでは、Aさんの治療と転院を最優先し、硬軟の対応を織り交ぜながら着地点を模索していましたが、この頃から厳正な対応を検討するようになります。今回はその契機となったエピソードになります。【病院の方針】B氏は、転院先の医療機関での面接で、「これまで聞いていなかった病名があった」という理由で、主治医の甲先生に対して即時の説明を強要してきましたが、結果として病院は主治医が不在であるため代替案を提示し、B氏の要求に応じる姿勢を示しましたが、B氏がこれを拒否したため、B氏の要求に応じませんでした。翌日、甲先生に経過を説明するとともに、院内の関係者で再度今後の方針について意見交換を行いました。まず、B氏が「聞いていなかった」としている病名ですが、これまでの診療経過を確認しても、当院に転院する以前の系列病院での入院中にも説明しており、当院転院後は甲先生からも何度も丁寧に説明しており、カルテにも記載されていることを確認しました。また、B氏が強い不満を抱いている私の一連の対応については、B氏のハラスメント行為が理由であり、当院からB氏に対する懐柔の必要はないと判断しました。そして、今後はB氏の言動に対して所要の対応を行い、B氏が転院に応じな
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第13回=第3章(その1):【ペイシェントハラスメント】「終わらない論点のすり替え」

皆さん、こんにちは。当ブログのペイシェントハラスメント(ペイハラ)シリーズは、今回から第13回=第3章に入ります。初日の電話対応が第1章(第11回~計6回)、IC実施までが第2章(第12回~計4回)と5週にわたって経過を紹介させていただきました。第3章は穏やかに終わったはずのICから、ちょっとしたことで流れが変わって、病院が次々と揺さぶりをかけられる展開です。次々と変わる個人の言動のスピード感への、組織対応の難しさを浮き彫りなっていくと思います。そういう時には対応スキルの高い個人の判断に頼ってしまいますが、その個人判断によって発生する責任を、組織が理解して組織の責任として回収していく必要性も伝われば幸いです。それでは、お話しをすすめていきましょう。【一週間後】B氏とのICが終わって一週間経ったころ、病棟からB氏への対応について相談がありました。相談の内容は、ICの後、貸し出している紙おむつの返却がされず、B氏からも一切音沙汰がないことから、病棟から連絡を取ったそうなのです。その際、B氏が電話に出なかったため、電話した看護師は留守番電話に自身の名を名乗り、用件のメッセージを残したそうです。その後、ほどなくしてB氏から「着信履歴と留守番電話を確認した」と折り返しの電話があり、連絡を担当した看護師を指名してきたので、その看護師は「折り返しのお電話ありがとうございます。病棟が立て替えている紙おむつの件ですが…」と応答したところ、B氏は「お前、電話に出て名前も名乗らんのか」と激怒したらしいのです。看護師はB氏の怒声にショックを受け、ただ電話口で謝ることしかできず、B氏は「お前の上司に電話
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【緊急解説】ケアマネのカスハラ対策:一人で抱え込まない「組織とチーム」で命を守るアプローチ

2026年6月1日、埼玉県川口市で訪問中のケアマネジャーが刃物で刺され、尊い命が奪われるという極めて凄惨な事件が発生しました。深く哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。このニュースを耳にし、激しいショックを受けたと同時に、「明日は我が身かもしれない」「次の訪問に行くのが怖い」と、言葉にできない不安を抱えているケアマネジャーの方も多いのではないでしょうか。在宅支援の現場は、常に「他人の家」という密室で行われます。これまで私たちは、「利用者や家族のためだから」「自分がもっとうまく対応すれば丸く収まるはず」と、理不尽な暴言や過度な要求(カスタマーハラスメント)さえも、専門職としての責任感で一人で抱え込んでしまいがちでした。しかし、今回の事件が浮き彫りにしたのは、「個人の優しさやスキルだけでは、絶対に防ぎきれない悪意やリスクが存在する」という残酷な現実です。もう、一人で泥をかぶるような働き方を続けてはいけません。あなたの命と心より大切なケアプランは、この世にひとつも存在しないのです。国(厚生労働省)もこの危機事態を受け、2026年6月3日に「複数人訪問への公費補助」を求める緊急通知を全国の自治体へ発出しました。時代は今、ケアマネジャーを孤立させないための具体的なセーフティネットづくりへと、大きく動き出しています。この記事では、今すぐ実践できる訪問時の具体的な防犯テクニックから、事業所名義で行う段階的なカスハラ対応マニュアル、そして地域や多職種でリスクを分散する「チームでの守り方」までを詳しく解説します。今日からの訪問に少しでも不安を感じているあなたへ。
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『元刑事』の医療現場奮闘記~第7回(後編):【組織の防衛】「孤立する担当者を救う、チーム対応の鉄則」

このブログも回数を重ねるうちに、少しずつ閲覧回数が伸びてきました。現在は火曜日と金曜日の朝に更新していますが、画面の向こうで更新を楽しみにしてくださる方がいると思うと、このペースを崩さずに走り続けたいと、身が引き締まる思いです。今回は初めて前後編に分けての投稿となりました。私の苦い経験と、病院トラブルにおける「組織対応」の本質についてお話しします。どうぞお付き合いください。【正中神経損傷、そして「看護師の加担」】採血による正中神経損傷は、病院側の責任を問われやすい事例です。 しかし、その場で即座に過失を認め、法的な約束をすることはできません。 私の役割は、患者さんに寄り添いつつ、「院内で厳正に検証した上で改めて説明する。まずは安心して治療に専念していただくため、本件の医療費は請求しない」という病院の姿勢を伝えることでした。 当然、何が起きたかの医学的説明は、発生部門である診療科が行っているはず……そう信じて現場へ向かいました。 ところが、車椅子の患者さんの横に立つ看護師が、私を見るなり叫んだのです。 「この人に謝りなさいよ!」 彼女は私の説明を遮り、「病院が責任を取りなさい!」「今すぐここで認めて謝りなさい!」と患者さんを煽り始めました。 冷静だった患者さんもついに感情を昂らせ、私は双方から2時間にわたって罵声を浴びることになったのです。 【「アタッキング」は外側からだけではない】この行為を「アタッキング」と呼びます。 怒鳴る、机を叩くといった外的な攻撃だけではありません。組織内での「非協力」や、今回のように「梯子を外す」ことで担当者を孤立させる内的な行為も、立派なアタッキング
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『元刑事』の医療現場奮闘記~第3回:執拗な「迷惑電話」をどう止めるか~

このブログも3回目となりました。 拙い文章のこのブログでも閲覧がついたり、お気に入りに登録していただけることもあり、少し安心しました。 今回から、過去に私が対応した事例の紹介をしていこうと思います。内容によって、1話完結の事例もありますが、長巻物になるエピソードもあると思います。 お時間があるときに目を通していただけたら幸いです。【迷惑電話は現場を疲弊させる】皆さん、迷惑電話への対応にお困りではないでしょうか?病院には患者さんからの問合せの電話が一定数ありますが、中には対応に困る電話もあると思います。 「話を聞かないといけないのではないか」 「強く出るとトラブルになるのではないか」 そう考えて対応を続けているうちに、回数が増え、内容がエスカレートしてしまうケースは少なくありません。 今回は、実際に私が対応した迷惑電話の事例をもとに、「エスカレートさせないための対応の考え方」をご紹介します。【迷惑電話への基本的な対応】ある日、「診療について相談がある」との電話が入りました。しかし、話を聞いていくうちに内容は徐々に逸れ、最終的には自身の身の上話(不適切な内容を含む)へと変わり、最後は一方的に激昂するというものでした。 それまで現場では、 ・話を遮らず最後まで聞く ・とにかく謝罪する という対応が何年も繰り返されており、結果として同様の電話が何度もかかってくる状況になっていました。 このようなケースで重要なことは、「対応すべき相談かどうか」を見極めることです。 私はまず、相手の話を一度最後まで聞いたうえで、この電話が当院の診療とは関係のない内容であることを確認しました。 そのうえで、
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『元刑事』の医療現場奮闘記~第2回:クレーム対応の考え方

ドキドキしながらの初投稿から数日。これが2回目の投稿になります。お読みいただき、ありがとうございます。前回、病院勤務の最初の1年間で「年間約400件」のクレーム対応を行ったとお話ししました。多い日には1日で11件。対応後の記録作成だけで力尽きそうになる日々もありましたが、その怒涛の現場で私が真っ先に行ったのは、「クレームの仕分け」でした。一言でクレームと言っても、その正体は様々です。私は対応方針を決めるため、これらを6つの段階に分類していました。1.【合理的・意見】 理由が妥当で、改善を促すもの2.【合理的・要望】 理由が妥当で、具体的な回答を求めるもの3.【合理的・過剰】 理由は分かるが、要求が行き過ぎているもの4.【不当・対話可】 理由は不当だが、説明には耳を傾けるもの5.【不当・逸脱】 理由も要求も、常識の範囲を大きく超えるもの6.【暴力・脅迫】 有形力の行使や犯罪行為に該当するものこれらを冷静に見極め、「全面的に謝罪すべきケース」「限定的に非を認めるケース」「謝罪した上で要求は断固拒否するケース」などを使い分けてきました。時には、誠実な対話によって、それまで激昂していた方が「病院の最大の理解者」に変わってくださることもありました。一方で、悪質なケースでは、医師法第19条(応召義務)の解釈に基づき、毅然と診療をお断りする決断もしてきました。近年問題となっている「カスハラ」は、対応が長期化するケースが多いです。長期にわたる対応では、相手の感情はその時々で生き物のように変わります。「急いで勝負(決断)すべきか」「今は様子を見て証拠を積み上げるべきか」その見極めこそが、現場を守
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部屋に○○○を飾っている人

合コンでモテる女性は部屋に自分の写っている写真を3枚以上飾っている。このことに関して、注意していただきたいのが「自分が写っている写真」というところです。自分ひとりだけで写っている写真という意味ではありません。自分のブロマイドを飾っている人も中にはいるのかもしれませんが、誰かと一緒に写っている思い出の写真が大半のケースだと思います。家族や友達、職場や学校の仲間といった他の人と一緒の写真は、その人の社交性のバロメーターです。同時に、自分自身に対する評価の表れでもあるわけですね。要するに、自己評価が高いと言えます。その自己評価が実際と比べてどうなのかは横においといて、そういった姿勢や自身の高さは、やはり人を惹きつけるものがあるのではないでしょうか。ただし、その写真が小学校や中学校の修学旅行など、かなり昔のものだったりすると、また意味が違ってきますが。
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カスハラと風の時代

地の時代でカスハラは当たり前とされていました。⚪︎正直者がバカを見る⚪︎どうして、こんな人が人生うまくいくのだろうか⚪︎人生そんなものだから仕方がないそう黙って飲み込む時代でした。ところが、風の時代になると⚪︎正直者は得をする⚪︎あの人行いが良くなかったからしっぺ返しがきた⚪︎おかしいことはおかしいと皆んなが思う誰もが声を上げられる時代になったのです。カスハラは風の時代だからこそ、生まれた言葉です。カスハラをしている人達の殆どは「自分が正義」だと思っています。正義とはなんなのでしょうか。自分にも相手にもそれなりの事情や立場があります。時に正義とは行き過ぎた自己主張にもなりかねないのです。地の時代は過去の世界です。スピードや変化を象徴するのが風の時代です。いつまでも過去に縛られた生き方をしていても何も得られないのが今の世界なのです。セレンディピティー
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第14回=第4章(その5):【ペイシェントハラスメント】「転院の日」

皆さん、こんにちは。いよいよこのペイシェントハラスメントシリーズも残りの回数がわずかになりました。前回は、転院当日のB氏からの連続の電話による業務妨害についてお話しをしましたが、今回は、この電話攻勢を受け、今後B氏からの電話等の対応について、関係部門に通知をした内容をお伝えします。今回掲載する文書は、実際に院内で関係部署へ通知した内容をもとにしたものです。病院だけでなく、他の業種でもカスタマーハラスメント対応を考える際の参考資料としてご活用いただければ幸いです。対応マニュアル的な資料として、画像を参考にご活用ください。【関係部門への協力要請】この文書は、実際に私が院内へ通知した内容をもとに、個人情報等を除いて掲載しています。      対応拒否人物の情報共有とご協力のお願いについて 下記人物は、元患者の家族でありますが、当院及び系列病院での診療経過において、悪質なハラスメント行為を繰り返したため、本年○月✕日の転院時に「退院請求通知書」をもって、医師法第19条に基づく診療拒否及び当院への来院・職員へのあらゆる通信手段を用いての接触拒否を通知しております。 つきましては、下記の事項に従いご対応くださいますようお願い致します。1 人物  B氏  当院IDなし   住所 ○○市・・・・・・・・   電話 090-✕✕✕✕-✕✕✕✕  ※元患者・A氏(ID:0000000)の家族   年齢◆◆歳代、身長175センチくらい、肥満体型、軽度のだみ声2 予想される当院への接触手段と手段別の態様例 (1) 電話  ・「病院からの電話の着信(留守電)があった」と職員への取り次ぎを要     求す
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第14回=第4章(その1):【ペイシェントハラスメント】「転院の日」

皆さん、こんにちは。前回ようやく転院前日までのエピソードをまとめた第3章が完結しました。今回から第14回=第4章として、転院当日のエピソードに入っていきます。この第4章でなんとか転院が完了しますが、転院後もB氏からの様々なアクションがあり、病院はB氏からの事後の行為に備えて対応方針を固めたり、警察相談にも行きました。このペイシェントハラスメント篇は、そこまで紹介させていただいた後、この長期にわたる連載の振り返りとして、対応ポイントをまとめた番外篇も含めて完結しようと考えています。第4章では、これまではICを除いて電話対応が主でしたが、B氏と直接的に対峙することになります。現場対応の生々しい話もあり、B氏のコントのような工作もありますが、今しばらくお付き合いいただけますと幸いです。【来院即行動】Aさんの転院当日、私は普段よりも早めに出勤してB氏の来院に備えました。前日の長時間にわたる電話対応では、B氏は私に「病棟に来なくて良い」と言っていましたが、今やその言葉は微塵も信じていません。必ず、何かと理由をつけて私を病棟に呼びつけるはずです。8時45分病棟にB氏から電話が入り、病棟師長が応対しました。電話の内容は、「転院当日の血液検査が実施されていない。これで転院の判断ができるのか」というクレームでした。病棟師長は、「血液検査は転院先で実施されるし、その他のバイタルは安定しており、病院の判断として当日の血液検査の必要はない」と説明しましたが、当然のように納得は得られず、病棟師長が困り果てて私にB氏の電話を転送してきました。私はこの流れは当然と捉え、冷静にB氏の電話に応対しました。B氏は
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第13回=第3章(その7):【ペイシェントハラスメント】「終わらない論点のすり替え」

皆さん、こんにちは。第3章の組織対応編は、私の当初の予想を大きく超えて、(その7)まで到達しました。確かに、実際の期間としてはこの第3章の部分がいちばん長かったのですが、それにしても当時を振り返って原稿を作成していると、「あんなこともあった、こんなこともあった」となり、想定よりも回数を費やしてしまいました。そして、この前書きを書いているときに気づいたのが、「これを書かなければもう少し紙面を減らすことができたんじゃないか」ということです。そうは思いつつ、またこの前書きを書いているわけですが、第3章は今回でまとめようと強い気持ちで取り組み、無事まとめることができました。【転院前夜の交渉】B氏からの遅い電話に対し、私は最初から長引くことを予想して、最初にB氏がMSWに要求していたB氏との転院調整の窓口に関する約束ごとの回答から切り出しました。私はB氏に対して、①転院後の窓口は私が担当すること②連絡はメールを基本とし、週明けに当職からメールで案内すること③質問等があればメールを通じて行うことを説明し、B氏からは「メールで連絡することはない」と一度は拒否されましたが、「メールで用件を送れと先に言ったのはあなたです」と制して、一応の承諾をさせました。そして、ここからがこの日の本題で、翌日の転院に際しての説明になりました。なぜ、MSWが電話をしたのか、留守番電話に録音をするほどの用件であったのかを、今度は丁寧に説明をして理解を得なければなりません。私は、①患者さんの血液検査でCRP等がやや高値であるが、転院先病院でもフォローが可能であると回答を得ていること②主治医である甲先生の説明については
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第13回=第3章(その6):【ペイシェントハラスメント】「終わらない論点のすり替え」

皆さん、こんにちは。第3章の組織対応編(勝手につけました)も6回目になりました。ようやく、転院の前日にたどり着くわけですが、ここからまた問題が発生します。今回はなんとしても患者Aさんを転院させたい病院の思惑と、理由をつけて転院を拒否しようとするB氏の間で疲弊する私の姿をご紹介します。皆さんは、私のような人間は少々のことではへこたれない人間だと思っておられるかもしれません。しかし、このB氏の事例は私が対応をしてきた中でもトップクラスの難渋事例で、虚言を使って組織に揺さぶりをかけてくるので、都度関係者で情報共有を行い、方針を確認する必要がありました。我慢強く対応を続けていた現場の方も限界に近づいており、少し強引とも感じられる転院に向けた動きも生じてきます。B氏の要求と病院の思惑の間で苦労する私にご自身を重ねてお読みください。【転院前日に生じた新たな問題】転院を翌日に控え、困ったことが起こりました。患者であるAさんの血液検査の結果が、ここにきて下降傾向にあることがわかったのです。血液の炎症反応を示すCRP値が高値となり、通常の患者さんであれば転院を先延ばした方が良いくらいの数値でした。しかし、なんとしても転院をさせたい甲先生は、転院先に直接交渉を行い、転院後にフォローいただける確約を取り、「病院間では転院に問題がない」という既成事実を作りました。担当MSWは、これまでのB氏の行動の経過から、この事実を伏せて転院先に送ると、B氏から猛烈な抗議があるのではないかと危惧して私に事前に病状を説明しておいた方が良いではないかと相談をしてきた次第です。私も担当MSWの意見に賛同で、転院先と当院を
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第13回=第3章(その3):【ペイシェントハラスメント】「終わらない論点のすり替え」

皆さん、こんにちは。私は警察官時代、殺人、強盗、放火等の事件を捜査する強行犯刑事として勤務していたことがありました。「刑事」とひとことで言っても、担当する事件の分類が異なると、色々と性格の違いが作成する書類にも表れます。特に供述調書では、私が経験した強行犯部門は、犯罪の実行行為をビデオのコマ送りくらいのように丁寧に記述する刑事が多い部門でした。また、その実行行為に至る心の動き=動機の部分も丁寧に掘り下げることが重要と教えられてきました。私のブログはひとつのイベントのお話しを進める中で、説明が長くなることがありますが、これは職業病なのです(笑)ですが、長くなる部分は、実は私が読み手の皆さんに伝えたい部分でもありますので、時間に余裕があるときにそういう部分を読み込んでいただけると、このブログをより理解していただけるのではないかと考えています。それでは続きを進めていきましょう。【事前方針】Aさんの転院先に、療養型の医療機関が受入れの意向を示してくれました。担当MSWからその情報が関係者に共有され、関係者でB氏への連絡時の対応方針について検討しました。関係者での検討とはいえ、私を除くほとんどがB氏のようなタイプの人物に対応するためのノウハウを有しているのではなく、基本的には私が対応の方法を提案して、周りから意見を聞く方法で進めていきます。意見というのは、私が提案するB氏への会話の進め方の「言葉」について、「それは強いように感じる。もう少しニュアンスを柔らかくした方が良いのではないか」などと、担当する人が「できる、できない」を考えていくためのものです。もちろん、あまりに言葉をオブラートで
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【初心者必見】ココナラでトラブルを未然に防ぐ!スムーズな取引のための「安心3箇条」

ココナラを始めたばかりの頃は、「購入者と揉めたらどうしよう」「納品後にクレームになったらどうしよう」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。私自身、ココナラでさまざまな取引を経験してきましたが、大きなトラブルなく続けられているのは、事前に確認すべきポイントを意識しているからだと感じています。今回は、これからココナラを始める方や、安心して取引を進めたい方に向けて、トラブルを未然に防ぐための「安心3箇条」をご紹介します。第1条:「サービス内容」と「お願い事項」を具体的に記載するトラブルの多くは、認識の違いから発生します。出品者は伝えたつもりでも、購入者は別のイメージを持っていることは珍しくありません。そのため、サービスページにはできるだけ具体的な内容を記載しましょう。例えば、・対応範囲はどこまでか・追加料金が発生するケース・納期の目安・修正回数・準備していただきたいものなどです。「丁寧に対応します」という表現も大切ですが、「修正は3回まで無料です」のように数字で示すことで、お互いの認識を合わせやすくなります。最初の説明が丁寧であればあるほど、後々のトラブルは少なくなります。第2条:「ご購入前の見積もり相談」を徹底するいきなり購入していただくよりも、まずは相談していただく方が安心です。購入前のやり取りを通じて、・依頼内容に対応可能か・希望納期に間に合うか・完成イメージにズレがないかを確認できます。また、メッセージのやり取りから、お客様が何を求めているのかを把握しやすくなります。結果として、購入後の認識違いや追加対応が減り、スムーズな取引につながります。少し手間に感じるかもしれませ
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第11回(その4):【ペイシェントハラスメント】「現場を萎縮させるモンスター家族」

皆さん、こんにちは。 当ブログ第11回のペイシェントハラスメントのシリーズ連載は早くも「その4」になりました。閲覧数が急増しており、現場の皆さんの関心の高さを肌で感じています。 この回の原稿作成にあたる時点では、「その3か4」くらいで終わりかなと思っていましたが、作成を進めるうちに、B氏との会話の再現度を上げることで、読者の皆さんが対応者目線でこの拙文を読んでいただけるのではないかと考えるようになり、ボリュームは増えますが、あえてそうすることにしました。皆さんには、ブログを読むことでこのペイハラ事例を体験した気持ちになっていただけると幸いです。 それでは、乙先生へのヒアリングから始めましょう。 【乙先生の説明】私は、B氏の追加の要求を受け、乙先生にAさんの診療に関して再度ヒアリングを行いました。 乙先生は、B氏が当院に転院してくる前の系列病院での経過や、乙先生の説明に対して不満があるようで、当院での診療の開始についてB氏の同意が得られていないと、やや憔悴した表情で話してくれました。 医師にとって、患者さんとの信頼関係が構築できず、目の前の患者さんの治療ができないことはとても屈辱的で、Aさんの状態を考えるととても不安な気持ちだったと思います。 乙先生からは、Aさんの診療方針として、早めに再開した方が良いとの意見でした。 これは、Aさんの病状を理解していれば、おそらく医療の専門家でない私のような者でも当然と考えることだと思います。 私は、乙先生の意見は至極全うと理解しましたが、それでもB氏はAさんの診療を停滞させるという異常な行動をしています。 なので、ここはB氏が敵視している乙先
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第10回:【継承の志】「なぜ私は、手の内を明かすのか」

皆さん、こんにちは。 ゴールデンウィークはゆっくりとおやすみされましたか?私は窓口対応中の医事紛争の案件を抱えていて、病院の回答文書を連休をメドに完成させることになっていたのですが、色々と作業に遅れが出ていて、気を揉みながらの連休になってしまいました。本来、このブログも決まった曜日にアップしたかったのですが、そのような理由で調整に手間を取られ、連休と重なるタイミングでお休みさせていただいていました。この紛争についてもいずれブログで触れたいと思います。早いもので、このブログも数えて10回目となりました。おかげさまで閲覧数は順調に伸びておりますが、今のところ個別の相談依頼はゼロ……というのが、偽らざる現状です(笑)。 実は、私のココナラ出品を知る数少ない友人たちからは、このブログの内容について「情報を出しすぎだ!」「手の内を明かしすぎじゃないか?」という、驚きと心配の声をもらっています。 確かに、刑事時代から培い、医療現場で磨き上げてきた「紛争解決のメソッド」は、私にとっての飯の種であり、守るべき財産かもしれません。 しかし、私はあえて、このブログでそのエッセンスを開示しようと考えています。 【「参考になった」その一言が、私の報酬です】 私が経験に基づいた解決ポイントを整理し、文章にしている理由はシンプルです。 このブログを読んだ皆さんが「参考になった」「明日、この方法を試してみよう」と感じ、現場で一歩踏み出す勇気を持ってくれたなら、それだけで、この活動には十分な意味があると感じています。 【なぜ「出しすぎる」のか:孤立する担当者をゼロにしたい】医療現場は今、空前の人手不足と、深刻
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『元刑事』の医療現場奮闘記~第8回:その言動、実は「犯罪」です。カスハラと応召義務の境界線~

皆さん、こんにちは。 今回は、私が以前講演でお話しした内容をもとに、多くの医療従事者が不安に感じている「どこからがハラスメント(違法行為)なのか」、そして「応召義務との兼ね合い」について整理してお伝えします。 医療現場には「患者さんのためなら多少の無理は我慢すべき」という、いわゆる「受忍義務」の空気が根強く残っています 。 しかし、その「我慢」がスタッフの心身を壊し、結果として他の患者さんへの診療に支障をきたしては本末転倒です。 【ハラスメントの9つの態様と「罪名」】厚生労働省が監修した「カスタマーハラスメント対策マニュアル」では、ペイシェントハラスメントを ①時間拘束型 ②リピート型 ③権威型 ④暴言型 ⑤威嚇・脅迫型 ⑥暴力型 ⑦施設外拘束型 ⑧誹謗中傷型 ⑨セクハラ型 の9つのタイプに分類していますが 、実はその多くが刑法上の犯罪に該当する可能性があります 。 主なものを挙げていきますと、 1.暴言型・威嚇型: 「バカ」「無能」といった人格否定は侮辱罪、「殺すぞ」「SNSで晒してやる」といった脅しは脅迫罪にあたります 。 2.時間拘束型・リピート型: 何時間も居座る、あるいは不当な要求で電話を繰り返す行為は、不退去罪や威力業務妨害罪に該当します 。 3.暴力型: 殴る、蹴る、物を投げるなどは、当然ながら暴行罪や傷害罪、器物損壊罪です 。 4.セクハラ型: 執拗なつきまといや不適切な接触は、ストーカー規制法違反や不同意わいせつ罪などの対象となります 。 【「応召義務」は絶対ではない】「正当な理由がなければ診療を拒んではならない」という医師法第19条の応召義務。 これが、現場
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『元刑事』の医療現場奮闘記~第4回:待ち時間へのクレーム~「不満」が「不当要求」に変わる瞬間~

このブログも4回目となりました。いつもお読みいただきありがとうございます。 今日は待ち時間に関するクレームについてお話しさせていただきます。待ち時間に関するクレームは、どの医療機関でも避けて通れない課題です。待ち時間クレームは、「時間の問題」ではなく「対応次第で不当要求に変わる問題」です。 今回は、実際に対応した事例をもとに、クレームがどのように「不満」から「不当な要求」へと変化していくのか、その見極め方をご紹介します。 【事案の概要:はじまりは「90分の待ち時間」】ある日、高齢の患者さんに付き添われていたご家族から、待ち時間に関するお叱りを受けました。この日は外来が非常に混雑しており、約90分お待ちいただいている状況でした。 当初、そのご家族の不満は理解できるものでしたが、次第に ・他の診察室に断りなく入室する ・対応したスタッフの手を30分以上止めさせる ・診療全体に影響を及ぼすほどの大声で抗議する などの言動が見られるようになり、診療科から私に対応の依頼がありました。 【クレームが「変質」するサイン】私はまず、お待たせしている事実について謝罪し、現在の混雑状況やその理由、病院として改善策を検討していることを丁寧に説明しました。しかし、ご家族の要求は以下のように変化していきました。 機密事項の開示要求: 「改善策をいつまでに実施するのか、会議の内容を文書でいついつまでに回答しろ」 金銭的対価の示唆: 「無駄にした時間を返せ(実質的な補償の要求)」権威への固執: 「お前では話にならない。事務長や院長を出せ」 個人への攻撃: 「お前の名前はなんだ」と職員証をスマホのカメラで無断
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カスハラというけれど

大声で怒鳴り嫌がらせをする客にちひろは何も言わずに誤った。心配して駆け寄る同僚たち。 「あんなにひどいこと言われてよく我慢したね」 しかし、ちひろは半笑いで「なんかひどいこと言われてましたっけ?」と答えた。 「礼儀を知らない相手に礼儀など必要ない。この女は話が通じない。ただ私に傷ついて欲しいだけ。だったら傷ついてあげない。かすり傷ひとつつけさせてあげない」 ちひろは心の中でそう思っていた。 漫画 「ちひろさん」より カスハラ(カスタマーハラスメント)という言葉が世間にあふれ出した。 あふれた言葉を何度も繰り返していると、その存在を改めて認めたことになる。「嫌がらせ」「言いがかり」と言われた悪行が、カタカナ用語できれいに装飾される。それは怒鳴りつけられたスタッフだけでなく、怒鳴りつけた本人も同じだ。 怒鳴りつけた人は何と思っているだろう。 「俺は違う。ただ相手を正しているだけ」と言い訳するかもしれないが、正すなら別の方法があるはずだ。気持ちの奥に「(立場の)弱い相手を傷つけたい」という勝手で幼稚な願望がある、これが正解のようだ。 願望は持っても構わない。自分の内に留めておけばいい。でも現実に「人を傷つけてはいけない」、これだけは譲れない。 どんなに自分の「正義」があろうと、これだけはしてはいけない。 なぜなら「正義には制限がある」からだ。他人を傷つける正義は正義じゃない。 怒鳴りつけられたスタッフはどう対応するか? 「自分を傷つける礼儀知らずの相手からの言葉は受け取らない」 こんな方法をお勧めする。 カスタマーハラスメントを理性で勉強するのも必要だが、こんな原始的な行動もいい
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第13回=第3章(その5):【ペイシェントハラスメント】「終わらない論点のすり替え」

皆さん、こんにちは。いつも拙ブログを読んでくださりありがとうございます。現在、長期対応となったペイシェントハラスメントのエピソードを連載される形になっていますが、このブログでは、単にどういう対応を行ったのかだけではなく、先方の言動をどのように評価し、その対応にどのような意味があったのかを、できるだけ丁寧に説明できればと考えています。私自身もこのエピソードがこんなに長く続くとは思っていませんでしたが、ようやく終盤にさしかかってきました。引き続き頑張って原稿を書いていきますのでよろしくお願い致します。【IC中止後の関係者協議】B氏により一方的に中止となったICの後、関係者協議を行いました。何回も話し合いを繰り返していますが、このような対応はどんどん状況が変化していきますので、その変化に合わせて共通認識を持つことが必要になるのです。話し合いの内容は以下の通りでした。①6月30日の転院はキャンセルとし、MSWから転院先の病院に連絡し、7月の受入れの再調整を行う。②B氏は「転院はする」と言っているので、転院を最優先に進め、それまでB氏への接触はしないようにする。③転院が完了しても、主治医、当職からはB氏へのコンタクトは取らない。④未払いの医療費については、郵送による請求等で継続して請求を続け、支払いに応じない場合は内容証明等で対応する。⑤主治医へのアタッキング、これまでのカスハラ行為等について、しかるべきタイミングで警察への相談を行う。上記の方針を立てて、B氏に不用意に接触して新たなハレーションを起こさないようにしつつ、粛々と転院の再調整を進めていくことになりました。【警察相談に向けた準
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第12回=第2章(その4):【ペイシェントハラスメント】「インフォームドコンセントを拒否して振り回す患者家族」

皆さん、こんにちは。当ブログのペイシェントハラスメント(ペイハラ)シリーズは、第2章4回目です。前回は、B氏をICの席に着かせるためにチームとしての戦略を立て、アクションを起こし、それに対してB氏の反応はほぼ期待通りの反応でした。今回はその続きでICまでをお話しする第2章としては最終回です。第1章の初日の電話対応からこの第2章まで、当時のリアルな時間経過としては、約3週間です。この3週の間、現場はB氏からの揺さぶりにさらされ続けてきました。対応窓口はこの間は私が担当しましたが、それでもB氏は突然病棟に現れたりと、少なからずストレスを感じていたと思います。この事例が当院の中で終結するのは、さらにここから2か月後ということになります。シリーズもそれなりのボリュームにはなりますが、ポイントになるイベント以外は、本当に同じことが繰り返され、基本的には初日と同じ対応をしていったので、そこは病院にとってはしんどい期間ではありましたが、読者の皆さんには初日の対応でめいっぱい紹介しましたので適宜割愛していきます。テンポアップしながらも、イベントではしっかりと病院がどんなピンチに陥り、それをどうやって対応していったのかをできるだけ漏らさず紹介していきたいと思います。【IC日程の確定】私がB氏の「対応窓口を外された」ことが影響したのか、ICの日程再調整は順調に進み、B氏が提案したとおり、×日の19時に決定しました。保留していた最終回答も、B氏の方から回答期日としていた日に病棟に電話があったそうです。B氏の回答を受け、早速関係者間で情報共有するとともに、IC当日の対応は、私は同席しないものの、B氏入
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第12回=第2章(その3):【ペイシェントハラスメント】「インフォームドコンセントを拒否して振り回す患者家族」

皆さん、こんにちは。当ブログのペイシェントハラスメント(ペイハラ)シリーズは、第2章3回目となりました。第1章にあたる初日の対応は、ほとんどがB氏との電話対応ということで、私個人の心理分析や判断がメインでしたが、この第2章ではチーム戦となっています。個人の判断でその場で解決するというのは、人的・時間的労力がほとんどかからず、組織への影響を最小限に抑えることができるので理想的ではありますが、中には当事者のキャラクターや初期対応のやり方によって問題が長期化する場合があります。そうなると、個人スキルだけではなく、関係者情報共有を密にして意思統一をはかっての対応が必要になることがあります。この第2章はまさにそのチーム戦であり、第1章と比較して短いエピソードにはなりますが、B氏とのICにこぎ着けたところまでをお話ししていきます。【対応方針の協議】B氏の一方的とも取れるICのキャンセルに、病院は結果的に振り回される形となりました。IC予定日だった翌日、私たち関係者で集まり今後の対応について相談を行いました。そこで確認した方針は、前回にも挙げましたが、① このままB氏に振り回され続ければ、Aさんの診療方針の決定や転院調整が進まない。② 診療を前に進めるためには、まずB氏をICの席につかせる必要がある。③ そのためには、B氏が強く反発している私が前面に立たない形を一時的に作ることも選択肢となる。④ ICの日程調整は病棟を中心に進める。⑤ その過程でB氏の反応を確認しながら、IC開催への糸口を探る。の5点です。そして、医師の方からは患者であるAさんの状態について、すでに慢性期の状態に入っているた
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第12回=第2章(その2):【ペイシェントハラスメント】「インフォームドコンセントを拒否して振り回す患者家族」

皆さん、こんにちは。 当ブログのペイシェントハラスメント(ペイハラ)シリーズは、第2章的なエピソードに入り、今回が2回目となります。 私もこの事例の対応を振り返る意味でこのブログを書き進めていますが、時々ふと、「ここまで自分が強硬な拒否姿勢を見せなかったら、もしかしたらもっとうまくこの事例を軟着陸させることができたのではないか」と思うことがあります。 一方で、自身の駄文を読み返していくと、「やはり迎合していたら、B氏の思うように現場は振り回され、現場はB氏の言葉に詰められて萎縮、疲弊していったのだろう」と、完璧な対応ではなかったものの、病院を守る意味では間違っていなかったとも自負しています。 皆さんはこれまでの経過を読まれてどのような感想を持たれたでしょうか? またこのブログを読み進めていくと今の感想が変わっていくかもしれません。 引き続きお付き合いいただければ幸いです。 【キャンセルされたICと病院側の備え】前回のエピソードでは、最終的に予定していたICは、B氏の一方的な要求によりキャンセルとなりました。 しかし、これまでの経過から、このキャンセルをそのまま受け取ることはできませんでした。B氏はそれまでにも発言や要求が変化することがあり、病院としては、キャンセルと伝えられていても当日に来院する可能性を否定できなかったからです。 私はICを担当される甲先生に事情を説明し、当直中に何かあれば対応をお願いしました。 また、病棟にも状況を共有し、師長にも待機を依頼しました。 施設の担当者へはキャンセルとなったことを連絡しました。 この件で施設側を巻き込むべきではないと考えたためです。
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第11回(その6):【ペイシェントハラスメント】「現場を萎縮させるモンスター家族」

皆さん、こんにちは。 当ブログのペイシェントハラスメント(ペイハラ)シリーズ連載も、一つの節目となる「その6」を迎えました。 長きにわたってお届けしてきた、モンスター家族・B氏との「初日の電話による心理戦」は、今回で一区切りとなります。読者の皆さんの中には、「おいおい、初日の電話だけでどれだけ回数(ページ)を使っているんだ!」と驚かれる方もいらっしゃると思います。しかし、私がここまで細部を端折らずに描写したのには理由があります。現場で起きるリアルなハラスメントの実態と、こうした特異な人種に取り込まれない(主導権を渡さない)ための防衛策がいかに緻密なものであるかを知っていただきたかったのです。 「プロでもこれほどの手間と覚悟が必要である」という事実を知ることで、皆さんがB氏のようなしつこい相手に根負けしないための「心の準備」にしてほしい――。そんな願いを込めて、今回も時計の針を進めていきます。 【態度の軟化と見せかけての「条件付与」】B氏と私のファーストコンタクトとなった電話は、互いの肚(はら)を読み合う消耗戦となりました。 しかし、前回私が「話し合いのハシゴを外す(通話を打ち切る)」という強硬手段に出たことで、流れは確実にこちらへと傾き始めていました。 10回以上にわたるこちらの受電拒否(着信切断)を経て、ついにB氏の側から、「頼むから、前に進む話を聞いてほしい」という、明らかな“泣き落とし”の言葉が入ってきたのです。 B氏の提案は、「乙先生やあなたの対応に関する不満はいったん横に置いて、患者であるAさんの診療に関し、まずは甲先生のIC(インフォームド・コンセント)に応じる。そ
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「共謀共同正犯」という考え方 ― 実行していないのに“犯人”になることがあるのか ―

刑事事件のニュースを見ていると、「自分では手を下していないのに逮捕された」というケースがあります。その際によく登場する言葉が、「共謀共同正犯(きょうぼうきょうどうせいはん)」です。少し難しい言葉ですが、刑法上は非常に重要な考え方です。今回は、この「共謀共同正犯」について、できるだけ分かりやすく解説します。共同で犯罪を行うという考え方まず刑法では、複数人で犯罪を行った場合、全員が責任を負うことがあります。たとえば、Aが被害者を押さえつけるBが財布を奪うこの場合、財布を直接取ったのはBですが、Aも強盗罪の責任を負います。これが「共同正犯」です。刑法60条は、二人以上共同して犯罪を実行した者は、すべて正犯とすると定めています。つまり、「一緒に犯罪をやろう」と意思を合わせ、役割分担して犯罪を実行した場合には、全員が“実行した者”として扱われるのです。問題は「実行行為をしていない人」では、こんな場合はどうでしょうか。例Aが「金を奪おう」と計画Bが実際に暴行して金を奪うAは現場にはいないこの場合、Aは被害者に触れてすらいません。ではAは無罪なのでしょうか。ここで登場するのが、共謀共同正犯という考え方です。共謀共同正犯とは?簡単に言えば、「犯罪を一緒にやろうと合意し、その計画を支配していた者は、実際に手を下していなくても共同正犯になる」という考え方です。つまり、指示した計画した主導した実行役と意思を通じていたという場合には、自分が直接実行していなくても、犯罪全体を共同で行ったと評価されることがあります。なぜそんな考え方が必要なのかもし、「実際に殴った人だけが犯人」というルールだと、裏で指示す
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『元刑事』の医療現場奮闘記~第9回:【統計の真実】~交通事故より多い『医療の現場』で、どう生き残るか~

皆さん、お疲れ様です。 このブログを読んでくださっている方の多くは、今まさにトラブル対応の最中にいるか、あるいは組織の“火消し役”として矢面に立っている方ではないでしょうか。 トラブル対応は、想像を絶する重労働です。事象を俯瞰し、当事者の心理を探り、証拠を調査・評価し、コンプライアンスを遵守した上で組織の決定を伝える。 時には猛烈に憤慨する相手を前に、戦略と胆力、共感力をフル動員してミッションを完遂しなければなりません。 この仕事は極めて高度なスキルが求められる、組織の要です。 担当されている皆さんは、ぜひご自身の役務に大きな誇りと自信を持っていただきたい。そう心から願っています。 さて、今日は少し視点を変えて、数字から見る「現場のリスク」についてお話しします。 【交通事故との比較:道路の上より危険な場所?】私たちは「交通事故に遭う確率」には敏感です。 車に乗ればシートベルトを締め、歩行中も左右を確認します。 しかし、「医療事故に遭う確率」についてはどうでしょうか。 交番の警察官として交通事故の処理も経験してきた私の目から見ると、そこには衝撃的なデータがあります。 実は、年間で報告される医療インシデントの発生率は、交通事故の発生件数を遥かに上回っているのです。 ここで、最新の公定統計を比較してみましょう。 ・交通事故(2023年 警察庁統計): 年間約 30万件 ・医療事故・インシデント(2023年 医療機能評価機構): 年間約 111万件超 この「111万件」という数字、実は氷山の一角に過ぎません。 この報告事業に参加しているのは全国の医療機関の約1割(主に大病院中心の約1,
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『元刑事』の医療現場奮闘記~第7回(前編):【組織の防衛】「孤立する担当者を救う、チーム対応の鉄則」

皆さん、こんにちは。 このブログも7回目となりました。日々ネタ切れにならないよう、隙間時間にこれまでの対応を思い出しながらメモを作成しています。 少し話が逸れますが、私は刑事時代、あまりメモを取る方ではありませんでした。 若さゆえの記憶力もありましたが、聞き込みの際、メモ帳を取り出した瞬間に相手が身構えてしまい、「証言させられるのでは」と口が重くなるのを避けるためでもありました。 雑談のようなフランクな対話の中にこそ、真実が隠れていることが多かったからです。ですが、今は違います。思い出したことをすぐにメモしておかないと、忘却の彼方へ飛んでいってしまいそうです(笑)。 老いには抗えませんが、リタイアするまで現場の最前線で安定した実務能力を維持したいものです。 それでは今回も、私の駄文にお付き合いください。 【クレーム対応は「チーム戦」である】これまで、私が前面に出て対応してきた事例を多く紹介してきましたが、トラブル対応の鉄則はあくまで「組織対応」です。 個人の対応スキルは、チーム戦の一部に過ぎません。 私のような相談担当の役割は、最終的に病院の判断を伝え、事態を収束させることにあります。 しかし、医学的な説明は現場の医師や看護師にしかできません。事務職の私が最初から説明したところで、納得を得られるはずがないのです。 不当な要求を拒絶するためには、「病院として理解を得るために、これだけの尽力をした」というプロセスを積み上げる必要があります。 そのためには、各関係者がそれぞれの役割を果たすことが絶対条件なのです。 周囲の協力がなければ、現場の苦しい雰囲気に負けて、担当者がその場しのぎ
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来年秋から企業のカスハラ対策が義務化!企業はどう対応すべきか|社労士が解説

来年秋から、企業には「カスタマーハラスメント(カスハラ)」への対応が義務化されることが決まりました。カスハラとは、顧客や取引先からの過剰な要求や暴言、嫌がらせを指します。この問題に適切に対処することは、企業にとっての責任であり、従業員のメンタルヘルスを守るためにも必要不可欠です。今回は、企業がどのように対応すべきか、社労士の視点から解説します。1.カスハラとは?カスハラ(カスタマーハラスメント)とは、顧客や取引先から受ける過剰な要求や暴言、嫌がらせのことです。これには、以下のような具体的な事例があります。・契約金額の著しい減額要求・性的な要求やプライバシーに関する質問・殴る・蹴る・ものを投げる・唾を吐くなどの暴力行為・人格の否定(「無能だ」「バカ」など)・土下座を要求する行為・長時間の居座りや電話での拘束 などこれらの行為は、従業員の心身に重大な影響を与え、職場の雰囲気を悪化させます。そのため、企業はカスハラの防止や対応策を講じることが求められています。2.カスハラ対策義務化の背景カスハラの問題は、働く環境を守るために重要な課題です。企業は、従業員を守るための措置を講じる責任があり、カスハラによって生じる心身のダメージや労働生産性の低下を防ぐ必要があります。また、企業は社会的責任を果たすためにも、カスハラ対策に積極的に取り組むべきです。来年秋から義務化されるカスハラ対策は、従業員の安全を守るだけでなく、企業のブランドイメージを守るためにも重要です。3.企業が取り組むべきカスハラ対策企業がカスハラに適切に対応するためには、以下のような対策が必要です。(1) カスハラマニュアルの作
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【急増するカスタマーハラスメント案件について🚨】

ここ1年このご依頼が増え続けています。 弊社も風評対策以外に インターネットトラブル ・メールがつながらない ・暗号化されたパスワードが分からなくなった ・サイトが映らなくなった ・サーバー移転など ネットのインフラに関わるソリューションサービスを 提供させて頂いております。 連絡がつかなくなるとか 説明を散々させて 情報のただ乗りをされた・・・ 問題解決の答えがでているのにやはり自分でやります 散々、時間を使わせた結果 他の人に頼みます 事前告知なしに他の人に平行依頼 別の人にやってもらって解決しました だから払いません 仕事発注に必要な情報が取れたので 単価の安い人に依頼 ※自分が使った時間ってタダだったの? みたいなことや コンペといい イラストやデザインを不採用にしたのに タダで使われた ヒアリングしていないものに関して 後だしで文句を言われた 元からプログラム    デザインが壊れていたもの を自分のせいにされた 過度な値下げ要求 スキルあるエンジニア クリエイターの買いたたき行為 注意事項を読んでいないのに 「そんなのきいていませんでした」 「そんなのしりませんでした」 フリーランスやクリエイターを 搾取するような行為 情報を聞くだけ聞いて    作業だけさせて 支払いのタイミングになったら アカウントを消して逃げる ※こちらも弊社は経験済み  対処済み 等非常に増えています。 仕事としては、需要があるのでいいのですが サービスを提供する側としては こういうトラブルはなくなってほしいとおもっています。 ネガティブなレビューをつけられるから まったく仕事に対して瑕疵が
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頑張っているのに、うまくいかない。疲れちゃった。そんな人へ。

本業の合間、仕事の合間、寝る間を惜しんでやっているのになんでうまくいかないの?なんでこうなるの?そう思うことありますよね。私は昔から友達の相談や仕事でも多くの話を聞いてきました。美容師、セラピスト、占い師、医者、先生、看護師など人の氣に触れる方は「いい氣」も「悪い氣」も貰っちゃうんですよね。接客業全般に言えるのは、みんながみんな良いお客さんばかりではないこと。そうなったときは、浄化やリフレッシュが必要になりますよね。方法①友達など誰かに話を聞いてもらう②カラオケや旅行などでリフレッシュ③マッサージや整体、筋トレで気分転換④アロマやお風呂でリラックス⑤海や山などの自然に触れるよく聞くのはこのあたりでしょうか?でも、それでもすっきりしない。時間がない、お金がない。身内の話や話し相手にいうには言いにくく相談する相手がいない。そんなことありませんか?それで、もやもやしながらまた仕事をし、へとへとになって帰宅。実は、私もそうだったんです。知恵袋や掲示板などに悩みやこういう人ってどうなの?という疑問を質問していました。中にはいい人もいますが、ネット上なので「自分で考えろ」「そんなだから、そういう態度取られるんだよ」といった心無い言葉にさらにダメージ・・・すっきりしたくて、つらくて誰かに聞いてほしかっただけなのに。あの時の私と同じ思いをする人をひとりでも減らしたい。同じ思いをしたからこそ、理解できる共感できる思いや悩みがあります。お仕事がんばりたいけど、ちょっと誰か話をきいて。そんな風に思ったときは、まずはDMからでもいいのでご連絡ください。占い師向けとは書いてありますが、そのほかの職種の方
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☆身近な人の名言☆電話対応日本一から学ぶ「話を聴く」大切さ☆

電話が苦手な方、多いのではないでしょうか?私もその一人です(笑)先日テレビで、”電話対応日本一”に輝いた方の言葉に心を打たれました。「よく後輩たちに言うのは、(オペレータの仕事って)話す仕事じゃなくて、話を聴く仕事なんだよ。」この言葉、本当に深いと感じました。特にクレーム対応など、オペレーターや応対者の方々など、電話対応の仕事はストレスが溜まりやすいものです。オペレータの方が「お聞かせください」「そうなんですねぇ」「そうだったんですねぇ」と寄り添って話を聞いてくれると、不思議と落ち着きますよね。しかし、中には「カスタマーハラスメント」をする人もいるのが現実です。東京都では、”全国初のカスハラ防止条例(仮称)”の制定を目指す動きも始まっています。近年、問い合わせ窓口や相談窓口にはAIオペレータが導入され始めています。AIは「話を聴く」ことが苦手です。どんなにAIが学習しても、情報の提供はできますが、人の気持ちを理解し、共感した応対をするのは難しい。今回の名言から、電話対応だけでなく、人と接する際には「話を聴く」ことの大切さを改めて学びました。皆さんもぜひ実践してみてください。皆さんの周りにも、「電話対応日本一」に輝いたような、心に響く名言を持つ人がいるのではないでしょうか?またご紹介させていただきますね。それでは*本文は約30%生成AI(無料版Goole Gemini)で作成しています。*もし、作成方法についてご興味ある方は、ココナラのメッセージでお問い合わせください。
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話が通じない悪質クレイマーへの対処法

クレイマー対応の定石として以下の対応があります。①まずは謝罪②事務所などに案内し、聞く体勢を整える③メモを適宜取りながら、相手の話に傾聴をする④最後に謝罪、今後の改善策について話すまともなお客様であればこの対応でオールオッケーなのですが悪質なクレイマーの場合・相手の要求に従う・穏便にクレームを収めようとするこの2点をしてしまうとむしろエスカレートしたりクレイマーを調子に乗らせるだけなので問題は解決しません。そこで、「会話を成立させない」という対策が必要になってきます…
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【悪質なクレイマーはすぐ潰せ】

話が通じない悪質なクレイマーの場合「さっさと潰す」ことが有効です。そのために2つの対策をオススメします。まず「事前準備」です。事前に会社と話し合い胸ぐらを掴まれたら「警察を呼ぶ」と言っても良い少しでもこづかれたら「警察を呼ぶ」と言っても良いと了解を得ておくとその状況に置かれた時解決がスムーズです。しかし、会社が悪質なクレイマーに対してすらマニュアル通りに対応を求められる場合「会話を成立させない」と言う対策が必要になってきます…続きは動画です
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(305日目)ハラハラするハラスメント。

もう、ハラハラしちゃうほど世の中ハラスメントに溢れていますけど皆さんいかがお過ごしでしょうか?さてハラスメントと言えばどんどこ新しい言葉が生まれてきてハラスメントだけでお腹いっぱいになりそうです。今や、企業では研修を行って対策したりハラスメントを訴えやすい環境になったりと良い方向に進んでいるように一見見えますが果たして本当にそうなのでしょうか?■ハラスメントとは何か?ハラスメントとは何か?と問われて真っ先に思い浮かぶのは⇒学校内でのいじめ⇒職場でのいやがらせ⇒立場を使った圧力こんなところでしょうか。言ってしまえば「相手に不利益や心理的ダメージを与える行為」その全般を指す言葉です。法律で縛られているものもあれば、社会通念上・・・いわば道徳的にダメなものもあります。パワハラ・モラハラ・カスハラと、もうハラハラしっぱなし。ドキドキハラハラが止まりません。これもうドキハラだよ。■個人を尊重する世界今の時代、個人を尊重する傾向があります。それは社会形成よりも重視されている感じもします。社会生活 < 個人こんな図式で表せると思います。世の中に全く同じ個人は存在しないワケで。100人いれば100通りの性格・思考・受容度があり、それらが尊重される時代になってきたと思うのです。だからこそ、各個人に合わせることができるオーダーメイドな対応が求められてきた時代とも言えます。そんな中にあって、ハラスメントなんて言葉がまだ世の中になかった世代そんな人間からすれば複雑で心理的負荷の高い環境とも言えます。■ハラスメントが起こる根っこ古い世代はそれこそ、・言われたとおりにしろ・意見するとは何様だ・ワガママを
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(210日目)ハラハラ・ハラスメント。

ワイ「カスハラというワードをよく耳にします。」助手「アナタのような人が行うハラスメントの事かな?」ワイ「それはどう言う意味ですか?」助手「カスがしてくるハラスメント。」ワイ「それは私へのハラスメントです。」助手「事実を言っただけなのにハラスメントになってしまう不条理。」ワイ「確かに最近のハラスメントにはそう言う傾向がありますね。」助手「やられた&言われた側の主観で決まるしね。」ワイ「何を言えばハラスメントになるか相手次第と言うのはリスキーですよね。」助手「けれどイジメとかだったら説明するまでもなく分かるよね。」ワイ「そうとも限りませんよ。虐めている側にイジメの認識が無い場合が多いので。」助手「そうなの?」ワイ「はい。相手の嫌がる姿を見て楽しんだり、泣く姿を見て笑ってるだけですから。」助手「当事者の認識が無いのは恐ろしい。」ワイ「当人はそれをイジメとは認識できていません。ただの青春の1ページでしかない。」助手「酷い話だね。」ワイ「仕方ありません。他人の痛みを自分のことに置き換える思考が欠落しているだけですよ。」助手「でもいずれ気付くんじゃないの?」ワイ「あまり期待しない方がいいですね。こう言う輩は大人になっても変わりませんよ。気付ける人は全体の1〜2割がいいとこじゃないですか?」助手「だから会社でもイジメがあるんだね。」ワイ「自分で意識してなくてハラスメントに加担していることもありますから。」助手「例えば?」ワイ「同僚が少し変わった人だとしましょう。その人について同僚数人で『あの人って変だよね〜』と言い合っていた場合。」助手「それくらい良くある話じゃない。」ワイ「それを本人が知っ
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第12回=第2章(その1):【ペイシェントハラスメント】「インフォームドコンセントを拒否して振り回す患者家族」

皆さん、こんにちは。 当ブログのペイシェントハラスメント(ペイハラ)シリーズは、前回で「初日の4時間30分にわたる心理戦」に一区切りがつき、今回から【第12回:第2章(初回IC攻防編)】へと進みます。 この章では、初回のICの実施を巡って、病院とB氏の攻防が展開されていきます。 しかし、皆さんに特にお伝えしたいことは、B氏のような人物を対応者の感情にまかせて完膚なきまでに叩きのめす方法ではありません。 「相手の出す不当な要求を、いかに法的に解釈し、窓口に立つ私が専門的スキルを駆使しながら法的解釈を含めて院内に情報共有を行いながら組織の防衛線を張っていく過程」、そして「関係機関(施設など)とどのように情報共有を行い、対応方針を統一していくか」という、訴訟にも耐えうる対処法の紹介です。 初日(あくまでも私が対応を開始した日ということです)のB氏からの電話攻勢を拒否と傾聴の使い分けで凌ぎましたが、B氏の病院への揺さぶりと攻撃は数か月後の決着まで執拗に繰り返されていきます。 初日の翌日の経過から進めていきましょう。 【翌日の電話対応】第11回(第1章)の最後に、B氏への電話を担当する職員(丙職員としましょう)、乙先生、私の3人とで打合せを行い、B氏が丙職員に要求した事項にだけ事務的に回答し、それ以上の確認や要求があれば、電話の対応を拒否する方針を立てました。 そして翌朝、丙職員が基本通りに病院の交換台を通じてB氏に架電。 乙先生から聴き取りを行ったこれまでの経緯と診療方針を説明しましたが、B氏は当然納得せず、丙職員に対し「ちゃんと話を聴いたのか?全然違う」と繰り返し、再度丙職員が説明を
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「注意喚起」

専業FXトレーダーKです。 本日は注意喚起の記事です。これまで私の商品を多くの方にお手に取って頂きました。ほとんどの方がFXに熱心で向上心も高く、また真剣に学習をされている方がほとんどです。そういったこともあり、毎回気持ち良くお取引をさせて頂いています。一方で、やはり少し残念な方もいらっしゃいます。世間一般的に言うと、カスハラ、悪質クレーマーに該当するケースです。例えばニュースにもなっているのでご存知の方も多いと思いますが、百貨店や飲食店などで、いいがかりを付けて、土下座して謝ることを強要したり、無料にしろと迫る行為です。もちろんお店側に非があれば、素直に謝罪をする必要はあるかと思いますが、社会通念上相当な範囲を超える要求は、断るべきですし、現在は社会全体がそのような流れになっています。一方で、ネット上となると、相手の顔が見えないこともあってか、まだまだそういった事例は散見されるようです。そして残念ながら、ココナラ内にもわずかではありますが、存在します。今回は、私が実際に遭った例を紹介します。商品をご購入後、検証されたのですが、明らかにルールと違う、また勝っている部分はスルーし、負けているところだけをピックアップして、クレームを言ってきました。最初はルールを理解していないだけかと思いましたので、ルールを再度お伝えし、また他の箇所も含めて再度検証して頂くようお伝えしました。しかし検証した期間はたったの数時間分だけで、それ以外の日や時間帯は一切検証して頂けませんでした。この数時間分の中でも、勝っている箇所はスルーされ、負けている部分だけを指摘してきました。少し嫌な予感がしましたが、
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『元刑事』の医療現場奮闘記~第6回:親の想い、医師の想い。対立を「協力」に変えた瞬間~

皆さん、お疲れ様です。 私のブログも6回目の投稿となりました。商売っ気を出しているわけではないのですが、更新のたびに皆さまから温かい反応をいただけることを、心から嬉しく感じております。 今回は、これまでとは少し趣向を変えて、「クレームをきっかけに、病院のよき理解者・協力者になっていただいた事例」を紹介します。 【事案の概要:待合室に響く怒号】ある日、診療科から「患者さんのご家族が激昂していて手がつけられない」と応援依頼が入りました。現場へ向かうと、待合室で一人の女性(お母様)が、受付スタッフに対しものすごい剣幕で怒声を浴びせていました。 私は「病院の相談担当」として自己紹介し、まずは女性を静かな面談室へと促しました。 相手の感情が昂っているとき、「場所を変える」のは非常に有効な手法です。 移動の時間を使って、高ぶった気持ちを物理的に落ち着かせる。 こちらが管理する空間(面談室)で話を聴くことで、主導権を握り、冷静な対応を維持する。 【怒りの裏にある「絶望」を見抜く】面談室に入ると、女性は先ほどとは打って変わり、落ち着いて理由を話してくれました。 息子さんは原因不明の体の痛みや肌トラブルに悩み、外出もままならない状態。藁にも縋る思いで受診したところ、医師から「心療内科を受診したほうがいい」と言われたそうです。 「うちの子は精神がおかしくなったわけじゃない!」 お母様は、医師の言葉を「突き放された」「見捨てられた」と受け取り、絶望に近い怒りを感じていたのです。 私はお話しを聴きながら、3つのポイントを整理しました。 医師の説明不足: 患者さんとお母様の心情に配慮した言葉選びがなされ
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『元刑事』の医療現場奮闘記~第5回:安易な「文書回答」が招く底なしのスパイラル~

このブログも今回で5回目となりました。いつもお読みいただきありがとうございます。 あまり頻繁に更新しすぎても皆さまの負担になるかと思いますので、節度をもって、現場の役に立つ情報を発信していければと思います。 今回は、クレーム対応の大きな分かれ目となる「文書回答」についてのお話です。 厳しい抗議を受ける中で、相手から「今の説明を文書で出せ」「いつまでに改善するか書面で回答しろ」と強く迫られる場面があります。現場のスタッフも「確かに不手際があったかも」と痛いところを突かれていると、つい「文書を出せば納得してもらえるのではないか」「この窮地を早く脱したい」という心理から、安易に約束をしてしまいがちです。 しかし、文書回答は病院にとって大きなリスクを孕んでいます。 【なぜ文書回答は「スパイラル」を招くのか】文書は口頭と違い、一字一句が「病院の言質」として残ります。 悪質なケースでは、回答内容そのものよりも、以下のような「言葉の揚げ足取り」が目的化することが少なくありません。 「この表現は、非を認めたということだな?」 「前回の説明と、この一文のニュアンスが違う」 「回答が不十分だ。再回答を求める」 こうなると、回答作成に膨大な時間を奪われ、出せば出すほど相手の攻撃材料が増えていく、出口のない「質問と回答のスパイラル」に陥ってしまいます。 【出すべきか、出さざるべきか:3つの判断基準】 私は文書回答を求められた際、以下の基準で判断しています。「正当な理由」に基づいた事実確認か: 組織を支配する道具にされていないか。機密事項に立ち入っていないか: 院内会議や個人情報など、開示できない領域へ
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『元刑事』の医療現場奮闘記~現場を守る盾でありたい~

日々、患者さんと向き合う医療現場。しかし今、現場のスタッフを最も疲弊させているのは、『言葉の暴力』や『理不尽な要求』かもしれません… はじめまして。私は現在、病院の管理職として医療安全の仕事に携わっていますが、かつては刑事として事件を追う身でした。 『なぜ刑事が医療の道へ?』 と驚かれることもありますが、医療の世界に足を踏み込んでみると、これまで『安全な場所』と信じて疑わなかった病院には、実はたくさんのトラブルが起こっていて、そこには生粋の医療者だけでは対応に困る事例が多いことがわかりました。 私は刑事時代に医療過誤の捜査にも携わったことがありますが、そのころは医療現場では『漫然と診療を行っている医療従事者がいるのではないか…』と感じることがありましたが、実際にはスタッフの皆さんが日々全力で診療に向き合っていることを痛感し、その認識を改めました。 私が病院で勤務した最初の一年、当時は患者クレームが非常に問題になっていた時期でもあり、大小合わせて400件のクレームの対応をしました。 また、その病院では医療事故への対応もしており、その一年で自身のトラブルへの対応スタイルのベースができたと考えています。 今はカスタマー(ペイシェント)ハラスメントが問題になっていて、私も昨年長期間にわたって入院患者の家族からの執拗なハラスメントの対応にあたりました。 ある日では、通算しての対応時間が4時間半にわたり、日付が変わってから帰宅したこともありましたが、最終的には退院をさせることができ、その後の報復も考えて警察への協力依頼をすることまでやりました。 私の職務は病院にくる善良で協力的な患者さん、
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三重県桑名市、カスハラに切り込んだ‼

こんにちは。 脱公務員キャリアコンサルタントのしーもです。 令和7年4月1日に施行された三重県桑名市の「カスタマーハラスメント防止条例」に基づき、この度、顧客が運送業者に行った過大請求や暴言に対し、カスタマーハラスメントに該当すると認定しました。 自治体によるカスハラ認定は全国初のケースとなりました。 都道府県でも、政令市でもなく、人口14万人弱の「桑名市」がこの大きな一歩に踏み込んだのはとても意味があることと思います。 ■この条例の意味するところ 昨今カスハラが社会問題化していますし、あるデータでは公務員は民間の3倍の頻度のでカスハラを受けているというものもあります。 公務員に対するカスハラが深刻化している中で、単純に「来庁者等による職員へのカスタマーハラスメントの防止に関する条例」とか、市を守るための条例や規則を作るのではなく、 もっと広く、官民問わず市内でカスハラを防止しましょう!という条例にして、機運を醸成するという方法はとても良いですね。 いくつかの自治体で既にこうした「カスタマーハラスメント防止条例」の制定の動きが広がっています。 北海道、東京都、群馬県などでも同様の条例が制定されています。こういうものを作った以上、役所自身がカスハラに対して寛容ではいられなくなります。市内の事業者さんから、カスハラに遭ったと相談を持ち込まれるようになるわけですから、当然、役所の窓口自身もカスハラに屈するわけにはいかなくなります。 そりゃそうですよね、カスハラの相談を受ける窓口の隣の窓口で、市民のカスハラに屈している姿なんて見せられませんから。 全然頼りにならないって、信用ガタ落ちに
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公務員を襲うカスハラの現実 〜世間のイメージほど楽ではない公務員の辛さ〜

脱公務員キャリアコンサルタントのしーもです。 今回は、先日総務省が発表した最新の調査結果をもとに、**公務員に対するカスタマーハラスメント(カスハラ)**の現状について考えてみたいと思います。 ■民間の3倍超。公務員を取り巻く異常なカスハラ率 総務省が2025年4月に発表した地方自治体における各種ハラスメント調査(報道資料はこちら)によると、カスハラを「受けたことがある」と回答した公務員は、全体の**約35%に上るとのこと。 これだけでも驚くべき数字ですが、さらに衝撃だったのは、2023年に厚労省が行った民間企業に対する類似調査でのカスハラ経験者が10.8%**だったという点です。 単純比較はできないものの、公務員は民間の3倍以上の頻度でカスハラを経験しているということは間違いではなさそうです。これは決して軽視できる話ではありません。 ■不満のはけ口、嫌がらせが最多⁈ しかも、カスハラのきっかけとなった理由で多かったのが、 行政サービスの利用者・取引先の不満のはけ口・嫌がらせ:72.5% 行政サービスの利用者・取引先の誤認等が一因:57.1% 職員の対応が一因(業務上のミス):17.5% (※複数回答可のため100%にはなりません。) という結果で、職員が何かミスをしたことによって、過度なクレーム・カスハラに発展しているというものが多数ある訳ではなく、むしろ、単なる不満のはけ口として行われていたり、利用者側(多くは市民や事業者)が制度をよく理解しないままに無理難題を言っているようなケースが発展したもの、という実態が明らかになりました。 本来なら責められたり、文句を言われる筋合い
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カスハラ・セクハラ義務化時代に求められる「研修設計の3原則」~義務だからやる研修ではなく、”守られている”を実感できる研修設計~

■ 法律が変わった日 ― 企業の「姿勢」が問われる時代へ 2025年6月4日。 企業の在り方に大きな影響を与える法改正が、静かに成立しました。 カスタマーハラスメント(カスハラ)対策の義務化 求職者へのセクハラ防止の義務化 女性管理職比率の公表義務化 これまで「できればやる」だった取り組みが、ついに「やらなければならない」ものへと変わったのです。 ■ 義務化された今、研修に求められるものとは? 私が企業研修を設計・実施してきた中で、常に意識していることがあります。 それは―― 研修は“伝える場”ではなく、“守る力を育てる場”でなければならないということ。 今回の法改正を受け、形式的な知識提供に終始する研修では、現場の「守られている感」は育ちません。 必要なのは、“義務”としてではなく、“希望”として参加したくなる研修設計です。 ■ 研修設計の3原則(義務化時代の視点で見直す) ✅ 原則①:「感情の境界線」を言語化する カスハラ対策でまず必要なのは、「どこからが行き過ぎた言動なのか」という境界線の共有です。 参加者にとってそれが曖昧なままでは、「これは我慢すべきか」「どこまで言っていいか」と迷いが残ります。 💡【設計の工夫】 クレームとカスハラの違いを事例で視覚化 “許容される不満”と“人格否定”の線引きを言語で明示 「透明なバリア」「巻き込まれない感情の距離感」など、比喩を用いた設計が有効です ✅ 原則②:「守るのはあなた一人じゃない」と伝える 企業のカスハラ対応で見落とされがちなのが、“組織で対応する”という安心感の欠如です。 研修では、個人スキルだけでなく、 相談していいこ
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