3,000人の「変わりたい」に寄り添って見えた、デザインと行動変容の本当のカタチ。
WebデザイナーのVC Design|ゆっこです。前回の記事では、現場での「仕組み化」へのこだわりについてお話ししました。今回は、私のもう一つの柱である「保健指導」の経験が、今のデザイン制作にどう息づいているかをお話しさせてください。
私はこれまで、管理栄養士として累計3,000名以上の保健指導に携わってきました。
その膨大な対話の中でたどり着いた結論は、「人は、他人から変えられるものではない」ということでした。
■ 「変える」のではなく「きっかけに寄り添う」保健指導の現場で、かつての私は「どうすれば相手の行動を変えられるか」ばかりを考えていました。でも、正論やアドバイスを一方的にぶつけても、人の心は動きません。
大切なのは、相手をコントロールすることではなく、相手が自ら「変わろう」とする瞬間の、そのきっかけにそっと寄り添うこと。
「本当はどうなりたいのか?」
「今、一歩踏み出すのを止めているものは何か?」
相手の心の声に耳を傾け、本人が主役となって行動変容を起こせるよう、そっと背中を支える。その伴走の姿勢が、結果として一番大きな変化を生むことを学びました。
■ サイト制作は、ユーザーの「次の一歩」への伴走
実はこの考え方、現在のWebサイト制作(UX設計)にもそのまま繋がっているんです。デザインの役割は、ユーザーを無理やり動かすことではありません。
訪れたユーザーが、
・「これなら自分にもできそう」と安心できる
・「知りたかったのはこれだ」と納得できる
・「まずはここに相談してみよう」と自然に思える
そんな、行動を変える「きっかけ」をデザインの力で整え、ユーザーの心理的なハー
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