生活を整えて心に余裕を持つ

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仏教では、心を育てることをとても大切にしています。

心は意識の力でコントロールできないものだからです。

お釈迦様は心を、陸に打ち上げられてバタバタ暴れる魚に例えています。

水を求めて暴れまわる魚を手で捕まえようとしても、ヌルヌル滑るのでしっかりつかめませんよね! 大体は、そのまま逃げられてしまいます。

これと同じように、形が無くてとらえられない心は、意思でコントロールしようといたら、いつの間にかスルッと私たちの手をすり抜けて逃げてしまいます。

では、心を育てるためにはどうしたら良いのか? 

仏教では3つのことを学ぶように勧めています。

一つは、生活習慣を整えること。
二つ目は、心を育てること。
三つ目は、智慧を高めること。

訓練されないままの心は、あちこちにも好き勝手に行ってしまいます。

だから、まずは具体的に変えることのできる生活習慣とか、行動から変えることを目標とするんです。

規則正しい生活スケジュールを守ること。
汚い言葉を使わないこと。
暴飲暴食をしないこと。
盗みや殺生をしないこと。

このように生活を整えていくことで、心にも余裕が生まれてきます。

良い習慣を持つことはそれなりに大変ですが、努力しているうちに心も育ってきます。

自分の精神年齢が実年齢に伴っていないと思ってしまうのは、自分ではこうしたい、こうありたいというイメージがあるのに、気持ちはどうしてもその通りにならないからだと思います!

自分の心を抑えてしっかりコントロールする。

これを精神的な成長だと思っていませんか?

心に余裕が生まれて初めて、心を成長させていく準備ができるんです。

精神的な成長を目指すなら、まずは自分自分の行動を振り返り、良くないなと思うところを直して、良い習慣を持つところから始めてみたら良いと思います!

自分の心を無理に抑えることが成長ではないことに、気づきましょう。


感謝

                  スピリチュアルメッセンジャー 狐月



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