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#28 日本人は不安になりやすい遺伝子

日本人は不安になりやすい遺伝子 厚生労働省から発表された平成28年の労働安全衛生調査(実態調査)【註1】によると、働く人のなかで、強い悩み、不安、ストレスを持つ人は59.5%(平成27年調査:同55.7%)とのことでした。  その内容は、 「仕事の質・量」が 53.8%(同57.5%)と最も多く、次いで「仕事の失敗、責任の発生等」が 38.5%(同33.2%)、 「対人関係(セクハラ・パワハラを含む)」が 30.5%(同 36.4%)でした。  この結果はここ数年のなかでは例年通りであまり変わらないというのが、産業医としての私の見解です。 また、働いている人は、実際に起きている時間の半分以上は働いていることがほとんどですから、彼ら彼女らの不安、悩み、ストレス原因は職場にあることは容易に納得できます。 ですから、大切なのはこの職場の不安、ストレス、悩みをどのように解決・解消できるのかということだと思います。  調査ではさらに、強い悩み、不安、ストレスを持つ人たちに「相談できる人はいますか?」と聞いています。 「いる」と答えたのは91.1%(同84.6%)で、 「いない」と答えたのは8.0%でした。 「ストレスを相談できる人がいる」とした91.1%の労働者のうち、実際にそのようなときに相談した人の割合は 85.0%(同 78.1%) でした。 一方、彼ら彼女らのうちそのようなときに「相談したことはない」と答えたのは9.6%でした。 9.6%もの人が、他人に相談できない  結果の見方を少し変えてみると、悩み、不安、ストレスがあっても相談できる人がいないと答えた人は8.0%おり
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