そうは言ってもさあ。
期待なんかしないよ。誰に対しても。自分にさえも。あらゆる怒りや悲しみや失望は、何かや誰かに対して期待してしまうことから始まるからね。「これくらいやってもらって当たり前」「なんでこんなことも気付いてくれないの」「普通こうあるべきだ」「(自分に対して)こうであらねばならない」こんな考えに囚われてたら、しんどいよ。ホントに。だって世の中、思い通りにならないことだらけだもん。自分だけは真っ当に生きようとしたとてさ、悪者にされちゃうことだってあるんだよ。だから、「やってくれてありがとう」「気にかけてくれてありあとう」「この程度で済んでラッキー」「今日、今、こうしてちゃんと呼吸できいている自分に◎」なんだよね。本当は。……でもねえ。その考えもすご大事だとは思うんだけど、「そんな悠長なこと言ってらんない!」ていう時もあるよね。むしろそういう瞬間の方が多いかもしれないよね。世の中キレイゴトだけで収まり切れないことだらけだよね。毎日朝早く起きてさ、重たい体引きずって家のことやって身支度して、学校行って仕事に行って勉強して仕事してご近所付き合いしてえらいよ。ホント偉い。もう、そういうことにしちゃおうよ。今日、仕事で新幹線に乗ることがあって、無事仕事が終わって帰りの新幹線の中で、ちょっとウトウトしちゃったんだよね。はっと気がついたら、新幹線が停車してて、咄嗟にやばい!降りなきゃ!って思ったの。もう、すんごい急いで荷物を抱えて出口まで行ったんだけど、まだひとつ手前の駅だったんだよね。ホッとして、また席に戻ろうとしたんだけど、すでに他の人が座っていたの。仕方ないからまた空いている席を探したんだけど、なん
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