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施工ミスや手抜き工事

欠陥住宅の事象として雨漏り、耐震強度の不足、壁のひび割れ、建物の傾き、揺れ、強度の床鳴りなどがあげられますが、その多くは、何らかの工事のミスや手抜きが原因となっていることがほとんどではないでしょうか。 こうした施工ミスや手抜きが原因と思われるトラブルは、残念ながら中小規模の建築会社でも、大手のゼネコンやハウスメーカーでも、そうなる確率は、実は、あまり変わりません。 それは実際に現場で住宅を造っているのは下請けの大工さんなどの職人さんだからです。 そうした現場の職人さんの質の良しあしで住宅の品質が大きく左右されますので、いくら元請けとなる建築会社が大企業であってもあまり変わらないのです。 こういったトラブルを予防するためには、建築会社と設計士に別々に依頼して、設計監理と施工を別々にする分離発注方式で建てることベストなのですが、日本では欧米各国とは異なり、戦後の復興という国の政策もあり、設計施工一貫方式が一般的になっています。 また、設計事務所や建築会社選びに時間をかけ、契約前に図面や建築の実例などを見て、キチンと建ててくれる施工会社に依頼することはもちろん大切ですが、日本の住宅の多くは大勢の人間が分業して建てるものなので、人的ミスを100%防ぐことは難しいのが実情なのです。 一方、手抜きは意図的なものが多く、原因としてコストを下げるために建材や人材に充てる費用のカットが原因と思われます。 こうならないように施工会社と利害関係のない第三者が介入することにより、手抜きが発生しにくい現場体制をつくることは可能です。 そうした体制のもと
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