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【18時配信】元外交官から學ぶアフガニスタン現代史5~國王は國の紐帯

タリバンが再興したアフガニスタンの現代史シリーズ最終回です。カルザイ政権設立の当事者から受けた授業ゆえに他では聞けない情報てんこ盛りです。ただし、あくまでもご自身で調べるための叩き台としてご覧ください。この授業を受けてわたしが得た教訓は國王の存在の大切さでした。わたしたち日本人は皇室を大切にしないといけない、ということの良い教訓を得ました。1本目:共産主義クーデターに始まったアフガニスタンの混乱2本目:ソ連軍撤退後、CIAとISIの援助と麻薬取引で力をつけたムジャヒディーン政権の下で百鬼夜行のようなカブール市内の惨状 3本目:「ウマルの七人の侍鬼退治伝説」とアルカイーダとの関係 4本目:ナマンガニーの不気味な予言と9.11
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元外交官が教えるアフガニスタン現代史最終章(国王こそ国の紐帯)

 2001年9月11日米国同時多発テロとその後のアフガニスタン空爆によってタリバーンを山岳地帯に追いやった後、アフガニスタンをどうするか国連や西欧諸国が介入した。その際に国王を復権させなかったことに対する憤りを当事者の一人であった高橋博史氏は授業で語ってくれた。  このレポートの第1弾で混乱のきっかけは王政の廃止だと筆者は書いたが、今もってアフガニスタンが混乱している根本的な原因は国王の不在だとこの授業で痛感し、明日は我が身だと身が引き締まった。 女系(母系)天皇を誕生させてしまって2600年以上続いた皇統が途絶えたら、やがて日本もアフガニスタンのように混乱する。それがアフガニスタン現代史の教訓だと筆者は考えている。     米軍などの空爆の後に、暗殺されたマスード司令官が率いていた「北部同盟」が米軍の支援を受けてカブールを奪還した。国連安全保障理事会としては「タリバン政権を代えようとするアフガニスタン国民の努力を支持した」ものの、「また、広く国民を代表する、包摂的な政府の樹立を目指して、アフガニスタン当事者間の対話を進めた。」これが2001年12月の「ボン合意」である。  この授業の講師高橋博史氏はラハダール・ブラヒミ国連事務総長特別代表と共に国連側の一員としてカルザイ政権樹立までの過程に携わった。授業では決して他では聞けない、当事者ならではの生々しい証言が多数出てきた。とても貴重な内容ゆえに読者に共有する。 
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