お家の寿命と弱点
みなさんこんにちは。少しずつではありますが、目を通していただいている方が増えてきているようです。本当に牛歩の歩みではありますが(笑)うれしく思います。ありがとうございます。本日は、【お家の寿命と弱点】です。お家の寿命には【構造的な寿命】と【社会的な寿命】があると言われます。構造的な寿命は、そのものズバリ、劣化してしまい、補修もしくは建替えが必要な状態です。もう一つの社会的な寿命とは社会の考え方が変わり、生活様式が変わることにより時代にそぐわなくなったという大きなお話もありますが、子どもたちが大きくなり家自体の使い方が変わってくる、高齢化に伴う使われ方の変化なども挙げられます。しかし大きな要因の一つにこの家を残したい!と強く思える家かどうか?という視点もあります。伝統的な古民家を思い出してみてください。いまの生活様式からしましたら、不便な部分も多々あると思います。キッチン、トイレ、お風呂などの水回りから暑さ・寒さという温熱環境まで。しかしその雰囲気、佇まいなどから、そこに住みたい!住み続けたい!と思われる方も多いのではないでしょうか?古くなったから建て直そう、ではなく、愛着の持てる、この家にいつまでも住み続けたいと思える家づくりが私は大切と思っております。少々長くなってしまいましたが、社会的な寿命を私は大切にしておりますが、今日は構造的な寿命の話をさせていただきます。構造的な寿命を左右する点は、ズバリ弱点をきちんと把握しておくことがとても大切です。弱点?と思われるかもしれません。家づくりの弱点はたくさんあります。一番大切な要因としましては『雨漏り』をさせない考え方ですね。屋根のつ
0