フリーランスから法人化するメリット・デメリット
フリーランスとして活動を始める際に、もしくは活動をしていく中で法人化した方がいいのでは?と考えることがあるかと思います。今回はフリーランス(個人事業主)から法人形態とした場合の主なメリット・デメリットをご紹介します。(1)税金計算上のメリット ①経費の範囲 法人の方が個人事業主よりも経費とされる範囲が広いので、結果税金を抑 えることができます。 ②税率 個人事業主の所得税の税率は収入が増えるにつれ段階的に5%~45%であ るのに対し法人に対する法人税の税率は15%~23.4%となっています。 ③赤字の繰越 赤字となった場合、翌年以降の黒字と相殺できますが、赤字の繰越期間は 個人事業主3年、法人10年となっています。(2)社会的信用度としてのメリット 人材採用、融資、新規取引など、様々な機会で個人よりも法人の方が会的 信用を得やすくなると言えます。(3)初期費用・開業までの手間がかかるデメリット 法人として活動するためには法人を設立する必要があります。 法人を設立するためには法務局への登記(登記費用20万~)が必要になり、 定款の作成や、税務署への届出、社会保険加入手続きも必要となります。 個人で事業を行うか、会社を設立して事業を行うか、記載した内容の他にも様々なメリット・デメリットがありますので、一般的にメリットと言われている恩恵を受けられない、逆に一般的なデメリットとして挙げられているものが自分には関係ないなんてこともあり得ます。ですので、一般論ではなく、ご自身の状況への照らし合わせて検討することがとても大事になってきます。そのためには1つの情報だけで
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