国語講師のひとり言「AIは気配が読めない」
『個別の授業で面と向かっては言いにくい話をコラムにしています。言いにくいワケは、生徒さんは1人1人状況が異なり、一般論のアドバイスがつねに当てはまるとは限らないからです。
ですのでタイトルも「ひとり言」。本コラムの内容に有効性があるかと問われれば、私自身の中学受験や長年の指導で実践を心がけ、結果を出してきた事実を挙げるのみです。』ここ数日、わたしAIにめっちゃ腹が立ってるんです。最先端のツールのくせして、ちっとも気配を読まないんです!なんてKYなやつら!…いったい何の話かとお思いでしょうね(笑)。じつは最近、楽曲生成AIの「Suno AI」を使っているんですが、日本語で書いた歌詞を最後まで間違えずに読んでくれたためしがない!最初は普通に漢字仮名交じりの歌詞を書いていたんですが、「親しさ」を「おいたしさ」と読むなど、サビまで来たイイところで誤読が…。「お、なかなかいい曲ができたぞ!」と思ったときほど、歌詞の読み方を間違われると、たとえささいなミスでも興ざめです。対策として極力ひらがな書きで作詞を行い、それでかえって間違いそうなら、無理やり読点を挟んだりカタカナ書きにして目立たせたり…。しかしそこまでやってもすり抜けられるのが…日本語の「は」でした! 彼は 受験生です。(カレ ワ ジュケンセイデス。)助詞の場合に「は」と書いて「ワ」と読む特殊な読み方が、AIには強烈な印象とともにインプットされているんでしょう。「れる・られる」の4つの意味のうちのひとつ「自発」を紹介する歌詞で、何度「ジワツ」と読まれたことか…。 ・「自発」と書いてもジワツと読まれる(ことがたまにある) ・「ジハツ」
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