677.意外と汚れている「炊飯器」どうすればきれいにできる?
意外と汚れている「炊飯器」どうすればきれいにできる? 掃除のプロが教える、チェックすべき“4カ所”
家の中にいくつか存在する、「汚れやすいけど掃除が面倒」な場所や物。しかし、面倒だからといって汚れたまま放置していると、ますます汚れが落としにくくなる恐れもあります。
そんな「掃除が面倒な場所・物」について、ハウスクリーニングアドバイザーの有賀照枝さんに、理想的な掃除の頻度や汚れを落とすコツを教えていただきました。今回は、日々の食事作りに欠かせない「炊飯器」です。
取り外せる部品は全部外して洗う
Q.炊飯器には、どんな汚れが付着しやすいのですか。
有賀さん「ご家庭によっては毎日のように出番のある炊飯器は、使用頻度の高いキッチン家電の一つです。そんな炊飯器には、お米を炊いているときに出るデンプンによって、本来はお米のうまみ成分であるねばねばした汁(いわゆる「おねば」)や、それらが薄く固まったオブラート状の汚れが、内釜や内ぶたなどに付着します。
また、最近は炊飯器の用途もお米を炊くだけにはとどまらず、炊き込みご飯やピラフなどをはじめ、カレーや肉じゃが、ミネストローネなどの煮込み料理、蒸しパンやケーキなどのお菓子作りと、調理レパートリーの幅が広くなっています。そうなると、食材から出る油やカス、使った調味料などの汚れも、内釜や内ぶたなど炊飯器の内側部分に付着することになります。
さらに、普段から炊飯器をどこに置いているのかによっても、本体の外側に付着する汚れが変わってきます。キッチンに置いてあるといっても、小まめに拭き掃除をしていないと本体にほこりがたまります。コンロのそ
0