企業の中核、課長の実態は?
産業能力大学は「上場企業の課長に関する実態調査」結果を発表しました。コロナ禍を経た新しい日常において、マネジャーに必要なスキルの重要性の変化について尋ねたところ、重要性が増したスキルのトップ3は「IT活用」、「タイムマネジメント」、「メンタルタフネス」でした。テレワークの普及などワークスタイルの変化を反映している様子がうかがえます。新しい日常で重要性がましたスキルは55.6%: IT活用37.4%: タイムマネジメント36.4%: メンタルタフネス35.3%: リーダーシップ33.9%: コーチング30.3%: チームビルディングリモートワークでITを使い、自分で働く時間をかんりしつらい気持ちをがまんしみんなのモチベーションを維持するといった働き方ですね。現在の仕事におけるプレイヤーとしての役割を、「0%(なし)」から10%刻みで尋ねました。プレイヤーとしての役割が全くないのはわずか0.5%で、99.5%の課長がプレイヤーとマネジャーを兼務しています。加重平均を算出したところ50.1%となり、課長の業務の半分がプレイヤーとしての仕事になっています。課長のほぼ全員がプレイヤーの役割をもっています。平均すると半分はプレイヤーの仕事のようです。最終的になりたい立場・役職を尋ねたところ、「現在のポジション(課長)を維持する」が1位、「部長クラスのポジションに就く」が2位でした。「現在のポジション(課長)を維持する」は前回を8.9ポイント上回って過去最高となり、出世意欲が低下している様子がうかがえます。最終的になりたい立場は44.6%: 課長を維持28.0%: 部長クラス15.0%: プ
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