マネジャーこそコーチングを受けてほしい3つの理由(3/3)

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ビジネス・マーケティング
こんにちは。
"現役人事のコーチング"をやっていますアサマルです。

私自身がマネジメント職のお話を聞いていると
「この方自身にコーチングを受けてみてほしいな~
 きっと役に立てるな」
と思うことがよくあります。

なぜマネジメントの方にこそコーチングを受けていただきたいのか
私が考える3つの理由をお話しします。
(前々回、前回記事の続きになります)


マネジャーこそコーチングを受けてほしい3つの理由

理由3:マネジャーは「孤独」だから

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マネジャーの悩みは、組織のこと、部下のことなど多岐にわたる上に、
次から次へと問題が湧いてきて、キリがありませんよね。

壁にぶつかってモヤモヤしたとき、あなたはどうされていますか?

部下に関する悩みを部下と相談するわけにはいかない。
では上司に相談する・・・?

ただし、ここでも前述の上司と部下の力学が働いていることは
片隅に置いておく必要があります。
マネジャー自身も、上司に対する遠慮はあるでしょう。

例えば、こんなことはないでしょうか?

「それを考えるのが、あなたの仕事では?」
などと言われたら、取り付く島がないし、
「それであなたはどうしたいの?」
なんて聞かれる可能性もあるので、考えがまとまっていないうちは、
気軽には相談できない。

あるいは、こんなご経験はないでしょうか?

親身になって相談に乗ってくれるかと思えば、
「そういう時は、こうしたらどうだ?俺の時なんてさ・・・」
なんて上司自身の武勇伝が始まってしまった。

結局、自分が悩んでいる部下のタイプとも違うし、
上司と自分の性格もマネジメントスタイルも違う。
でもアドバイスをもらってしまった以上、そのやり方を試してみないと
失礼かな、という思いから、
「・・・ちょっとそのやり方でやってみます。ありがとうございました」
なんて答えてしまい、余計にモヤモヤが募ってしまった・・・

安心して思いを吐き出し、本当はどうしたいのかを整理して
ご自身にとっての最適解を導き出して、行動を選択できる。
実はマネジャーに必要なのは、それをサポートできる
優れた壁打ち相手ではないかと思います。

もちろんそれが周囲の身近な方でもあると思いますが、
コーチもその役割の大きな一端を担うことができると信じています。


結論:マネジャーにはやっぱりコーチングが必要!
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今日は、私が考える「マネジャーこそコーチングを受けてほしい
3つの理由」をお伝えしました。

多くのマネジャーの方にフィットして、
ご自身をより良く導くための大きな助けになる可能性を秘めている、
それがコーチングだと私は信じています。

マネジャー自身のコーチングスキル向上にも効果あり

VUCA時代のマネジメントにおいて、コーチングスキルが
役立つスキルであることは、以前の記事で少し触れたとおりです。

企業によっては、コーチングスキル研修を受けたことがある方も
いらっしゃると思います。
そんな方も、コーチングをご自身でも受けていただくことで、
その学びをより自分のものにできる効果があると思います。

私は、所属企業で主担当として1on1ミーティングを推進しています。
新任のマネジャーを対象に、1on1の目的への理解を深め、
ワークを通じたコミュニケーションスキル習得のための研修を
事務局として実施しています。

研修終了の直後には、晴れやかな表情をされていたマネジャーからも、
実際に部下と対話してみると、なかなかうまくいかない、
といった声が多く寄せられます。

気が付けば、自分ばかり話す場になっている、
具体的なアドバイスばかりしてしまうなど
学んだスキルを上手く実践できないことも多いようです。

どんなスキルでも同じですが、何かを習得し上達するには、
やはり自分自身もそれを継続的に体感しながら、
実践を繰り返していく必要があると思います。

そのためにも「コーチング」を受けるという体験には
意味があるのではないでしょうか?

最後に

アサマル“現役人事のコーチング“では、マネジャー・チームリーダーの方向けに組織開発・部下育成をテーマとするコーチングを提供しています。

コーチングセッションとはどんなものか、
コーチとの相性は大丈夫か、といったご心配がある方には、
お試しセッション体験版プランもご用意しています。
少しでもご興味いただいた方は、ぜひお気軽にお試しください。
お待ちしています。

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