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心の投影

先日「先生の好きなキサツタイは誰ですか?」とカウンセリング中に質問されました。「キ・サ・ツ・タ・イ?」初めて聞いた言葉に、頭の中は?はてなマーク?のオンパレードになりました。 「誰ですか?」と人のことを聞いているのだから、きっとキサツタイのタイは隊なのだろう・・・すると、キサツはどんな漢字を書くのかな?と頭の中で思考がグルグル回るのですが、さっぱり見当がつかなかったので、クライエントのお子さんに「キサツってどんな漢字を書きますか?」と質問したら、「キは鬼で、サツは殺すです」と答えてくれました。 それを聞いて、戦場のメリークリスマスの鬼軍曹のハラを思い出しました。でも、目の前のお子さんはこの映画を知らないだろうから、鬼軍曹ではないな~と思い直し、「鬼殺隊って何ですか?」と聞いたら、「鬼滅の刃です。ゼンイツが好きです」と目を輝かせながら教えてくれました。あ~今人気の鬼滅の刃か~、んっ「ゼンイツ?」わからないことだらけです。 カウンセリング中に、今流行っている話題が出てくることは多々あるので、なるべくその情報を得るようにはしているのですが、鬼滅の刃は何だかこわそうなタイトルで、被害者支援をしている者としては、殺し合ったり傷つけ合ったりするマンガは、なるべく見ないようにしています。感情移入してしまうと疲弊してしまうから・・・。 実際の外傷体験を負った人の話に耳を傾けることで生じる、被害者と同様の外傷性ストレス反応を二次受傷と言います。代理受傷、共感性疲労、外傷性逆転移とも呼ばれています。犯罪や暴力によって外傷体験を負った人に共感することで、まるでその人が体験した同じ外傷をカウンセリング
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