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気楽に読んでください、呼吸のおはなし ~その8~

昨日までに説明したようなやり方で呼吸を内側から活性化させるだけでも、随分と心身が緩むことがあります。これは、結構あります。欠伸が出たり、大きなため息をついたりとか、もう少し顕著な例だと涙や鼻水が出たりとか、体の反応が素直に出易いことは確かです。眠気を感じることも頻繁に起きて来ます。運動らしい運動をした訳でも無いのに、そう、座ったまんまで自分の体を触っただけなのに、呼吸量は確実に増していて、もしも、これをやる前と後とで体の表面に現れる膨張と収縮の振幅を見比べることが出来たなら、後の方が大きく動いている筈です。普段の仕事や生活のあらゆる場面において、見過ごされがちな緊張、無い事にしとかないと却って日常に支障が出るようなこわばりや滞り。これらは言い換えると一種の冷えですから、それらが体を触るという、簡単でほんの軽い刺激によって動きを促され温かくなり溶けることを思い出し始めるのです。イメージとしては、肩こりなどいつもは狭窄して流れが悪い部位にまで、本来の巡りが蘇る感じです。この状態で、体の何処でも良いので軽く掌をあててみます。今度は擦ったり揉んだりではなく、ただ単に手を当てるだけ。胸とかお腹とか脇の下とか肩とか、腰の辺りでも、お尻や脚の付け根なんかでも、力まずに軽く手をあててみます。一か所にじっとあてていても良いし、色んな場所に手を移し替えて行っても良いのです。こうすることで、自分の体が呼吸という動きを伴っていることを実感出来ます。手をあてた場所によって、動く度合いや振幅の大きさも色々で、その時の状態によっても拡大していたり矮小化していたりと様々でしょう。別にそれらの状態を殊更に取り上
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